行政窓口をスムーズに案内できるアプリ東灘区役所版『アコール』10/15~10/31の期間、実証実験を実施

~全国初 Urban Innovation KOBEによる市役所とスタートアップの協働開発~

神戸市

東灘区役所は、来訪者をスマートにお迎えする来客対応自動化サービス「ACALL(アコール)」を提供する「ACALL株式会社」と協働し、行政窓口の案内をスムーズにする専用アプリ、東灘区役所版『ACALL(アコール)』を開発しました。実際に東灘区役所の窓口に、このアプリをインストールしたタブレットを持った係員を配置し、効果検証を行う実証実験を平成30年10月15日(月)から同年10月31日(水)の期間で行います。
なお、当該プロジェクトは今年度のUrban Innovation KOBE(※)の事業として取り組んでいます。
東灘区役所版『ACALL(アコール)』の主な特徴
1.来庁された方のご用件から、すぐに受付窓口を検索・案内できる。
2.自由に検索項目の追加・変更ができるので、市民の声に即時対応。
3.区役所以外の窓口案内を行う場合は、地図を印刷してお渡しできる。

東灘区役所版ACALLの検索画面(左)と案内画面(右)東灘区役所版ACALLの検索画面(左)と案内画面(右)


1.実証実験の目的

区役所では来庁者を適切な窓口に案内するために、庁舎入口付近に案内係を配置していますが、市民からの問い合わせは多岐にわたるため、案内係には区役所の窓口に関すること以外にも、地域のイベント情報など幅広い知識が求められます。各種マニュアルの作成や、案内に必要な情報の収集など取組んではいますが、案内係個人のノウハウに頼っている状況にあります。

どの職員が担当をした場合でもスムーズなご案内が出来るように、「案内係が集めたマニュアルノウハウを日々蓄積し、それを誰でも簡単に検索できるようなツール」を作りました。

ノウハウの少ない係員でもスムーズに案内が出来るかを検証し、効果の確認・機能のブラッシュアップを行います。実証実験の結果に応じて、東灘区役所版『アコール』の継続運用の検討も進めます

2.実証実験の内容

(1) 実証実験期間
  平成30年10月15日(月)から同年10月31日(水)まで

(2) 実施内容
  東灘区役所の1階 総合案内に立つ係員に、東灘区役所版ACALLが入ったタブレットを持たせ、案内時間を計測。タブレットを持たない場合との案内時間の変化を検証する。

東灘区役所のACALLを利用した案内の様子東灘区役所のACALLを利用した案内の様子

 

東灘区役所の従来の総合案内の様子東灘区役所の従来の総合案内の様子

 


3.ACALL株式会社概要

会社名  :ACALL株式会社(兵庫県神戸市中央区江戸町104 2F)
代表者  :長沼 斉寿
設 立  :2010年10月
URL  :https://www.acall.jp/
事業概要 :来客対応自動化(RPA)サービス「ACALL(アコール)」の開発および販売

※Urban Innovation KOBEとは

柔軟な発想や優れた技術力を持つスタートアップと社会・地域課題を詳しく知る市職員が協働して最適な解決手法を見出し、サービスとして構築・実証までを支援する、国内自治体で初めての取組み。
神戸市が抱える課題テーマを提示し、その課題解決を目指すスタートアップやエンジニア、NPOなどを広く公募。選考により選ばれたチームと市の担当職員が、約4ヶ月間協働開発を行い、市民によるテスト利用や市役所業務の中での試行導入、実証実験を通じて、本当に活用される新たなサービス開発を目指す。
平成30年度第1期は、6課題(7スタートアップ)で実施中。
http://urban-innovation-kobe.com/

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会社概要

神戸市

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URL
http://www.city.kobe.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市役所
電話番号
-
代表者名
久元喜造
上場
未上場
資本金
-
設立
-