2025年の1型糖尿病根治に向け「日本IDDMネットワーク25周年イベント」10月17日(日)開催
患者のご遺志を形にした「第3回山田和彦賞」贈呈式も同時開催
1型糖尿病をはじめインスリン治療を必要とする患者・家族が希望をもって生きられる社会の実現を目指して活動を続ける認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク(理事長 井上龍夫、本部 佐賀市)は、2020年に創立25周年を迎えました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1年遅れとなりましたが、この度創立25周年を記念したオンラインイベントと第3回山田和彦賞の贈呈式を合わせて10月17日(日)に開催いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1年遅れとなりましたが、この度創立25周年を記念したオンラインイベントと第3回山田和彦賞の贈呈式を合わせて10月17日(日)に開催いたします。
■2025年の1型糖尿病の根治を目指す
これまでご支援・ご参加いただいた皆さまに感謝の気持ちを込め、「日本IDDMネットワーク25周年記念イベント -2025年1型糖尿病根治に向けて-」と題したオンラインイベントを開催いたします。
本イベントを通して「2025年までに1型糖尿病を『治らない』病気から『治る』病気へ」という私たちの想いにご賛同いただいた皆様はじめ、全国の患者・家族に希望をもっていただければと思っております。当日は25年の歩みを振り返りながら、1型糖尿病の根治を一緒に目指します。
■1型糖尿病患者のご遺志を形に「第3回山田和彦賞」
イベント当日には、第3回となる「山田和彦賞」の贈呈式も同時開催いたします。本賞は1型糖尿病患者であった故山田和彦様のご遺族により託された寄付を財源とし、2017年に創設いたしました。1型糖尿病の根治実現に貢献できる研究に提供したいとの山田和彦様のご遺志、そしてご遺族の意向を踏まえ、これからの1型糖尿病根絶に向け日本の当研究分野を牽引していただける研究者に、その期待を込めて本賞(副賞1,000万円)を贈ることとしています。
第1回山田和彦賞は2018年に京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏、第2回は2019年に大阪大学栄誉教授の坂口志文氏に授与いたしました。
第3回山田和彦賞は、2004年に日本で初めて膵島移植を行い、膵島移植の実用化に向けて尽力してこられた、国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザーの松本慎一氏に授与いたします。当日は松本氏による記念講演、日本IDDMネットワーク理事とのパネルディスカッションも予定しています。
■開催概要
【イベント名】
日本IDDMネットワーク25周年イベント -2025年1型糖尿病根治に向けて-& 第3回山田和彦賞贈呈式
【主催】
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
【参加対象】
全国の糖尿病患者(1型/2型/MODYなど)・家族、研究者、医療関係者、行政、企業、広く一般の方々など、どなたでもご参加ください。
【日時】
2021年10月17日(日) 13:30~15:30
※本企画は動画配信ツールを使用してご参加いただくオンライン(WEB)イベントです。
※ライブ配信後から2週間に限り動画での視聴が可能です。
【参加費】
無料
【プログラム】
<第3回山田和彦賞贈呈式>
・理事長挨拶 井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
・第3回山田和彦賞贈呈
・受賞記念講演「膵島移植 感謝の気持ちをこめて」
松本慎一氏
(株式会社ポル・メド・テック 取締役<異種膵島移植事業担当>
国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー)
<日本IDDMネットワーク25周年記念イベント -2025年1型糖尿病根治に向けて->
◆開会挨拶 井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
◆来賓ビデオメッセージ
◆パネルディスカッション
「みんなで成功を祝いたい”治らない”から”治る”をみんなで目指す
~今、そして、未来に向けて私たちにできること~」
パネリスト:松本慎一氏
(株式会社 ポル・メド・テック 取締役 <異種膵島移植事業担当>
国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー)
井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
岩永幸三(日本IDDMネットワーク副理事長)
ファシリテーター:大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)
◆25周年感謝のセレモニー(寄付者の皆様への感謝状贈呈ほか)
◆2025年1型糖尿病根治 その先へ(対談)
細目圭佑氏(株式会社Langerhans 代表取締役CEO)
井上龍夫(日本IDDMネットワーク理事長)
◆岩田稔投手×大村詠一 対談
「これからの未来に向けて 〜患者・家族へのメッセージ」
岩田稔氏(阪神タイガース 投手)
大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)
◆閉会挨拶 大村詠一(日本IDDMネットワーク専務理事)
【お申込み方法】
下記URLの申込フォームに記載された注意事項を事前に必ずご確認の上、お申込みください。
https://iddm-25th.peatix.com/
※お申込み期限:2021年10月17日(日)13:00
※本イベントは外部サイト「Peatix」にてお申込みを受け付けております。「Peatix」にて新規アカウント作成(名前とメールアドレスの登録のみ)の上、本イベントへのお申込みをお願いいたします。既にアカウントをお持ちの方は登録不要です。
※Peatixからのお申込みをご希望されない方は、別途お申込み方法をご案内いたします。下記詳細ページをご確認の上、日本IDDMネットワーク事務局までご連絡ください。
▼詳細はこちらから
https://japan-iddm.net/25th_anniv_event/
■山田和彦賞について
【第3回山田和彦賞 受賞者】
松本慎一氏
株式会社ポル・メド・テック 取締役(異種膵島移植事業担当)
国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト研究アドバイザー
1988年神戸大医学部卒。1997年米国ミネソタ大、1999年ワシントン大に留学し、膵島移植の研究・臨床に従事。
2002年から京都大学病院で研究・臨床に従事し、2004年日本初の膵島移植に成功。
2007年からベイラー大学病院で研究・臨床に従事し、2012年より1型糖尿病根治を目指し「膵島移植プロジェクト」に取り組まれている。
【受賞理由】
松本慎一氏は、2004年に日本で初めて膵島移植を行われました。その後、膵島移植の実用化に向けて尽力され、その結果2020年4月には膵島移植が保険適用となりました。
さらにブタ膵島を用いた異種移植においても、日本のリーダーとして、当技術の研究開発を推進・牽引し、2025年にバイオ人工膵島移植による「1型糖尿病の根治術の確立」を目指しておられます。
日本IDDMネットワークとは
1995年に起きた阪神・淡路大震災では、被災地の患者・家族は生命維持に欠かせないインスリンの入手等に大変な苦労を強いられました。この震災を契機に、1型糖尿病の患者・家族が助け合うために同年9月に発足。2020年で創立25周年を迎えました。
1型糖尿病をはじめ、インスリン療法が必要とされる患者とその家族一人ひとりが希望を持って生きられる社会の実現を目指して活動しています。
https://japan-iddm.net/
1型糖尿病とは
1型糖尿病は、原因不明で小児期に発症することが多い不治の病です。日本人の子どもの年間発症率は10万人あたり2人程度と言われています。
現代医学では、膵臓移植や膵島移植を受けるか、生涯にわたって毎日4、5回の注射又はポンプによるインスリン補充を続ける以外に治療法はありません。
私たちは、2025年までに「1型糖尿病」を “治る” 病気にするという目標を掲げ、その根治に向けた研究費の助成を進めています。
【日本IDDMネットワーク事務局】
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
〒840-0823 佐賀県佐賀市柳町4-13
電話:0952-20-2062
Fax :020-4664-1804
E-mail:event@japan-iddm.net
WEB:https://japan-iddm.net/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像