「お客様の要望は何としても断らない」みんなをワクワクさせるコーナンの魔法とは
コーナン商事株式会社(所在地:大阪府大阪市)の代表取締役社長・疋田直太郎による「コーナンの心、コーナンの仲間たち」が、6月26日より全国書店で発売された。

DIYの初心者からプロの職人さんまで、
すべてのリクエストに
「できません」とは答えない
最強ホームセンターの「心と人」の物語
2024年、全国ホームセンター店舗数シェアの12%にあたるグループ600店舗を達成したコーナン商事。DIYや日用品の豊富な品ぞろえは当然のこと、建築や土木、設備業などプロユースのニーズにも応え、あらゆる層の顧客を魅了する企業の秘密はどこにあるのか?アルバイトから店舗経営に関わり、45年以上を掛けて卓越したビジネスモデルを築いた現社長・疋田直太郎の「心」と、旺盛なチャレンジ精神でグループを盛り立てる約20000人の「仲間たち」の思いを解き明かす、必読の一冊だ。
「何でも揃えるようにする」創業以来守り続けた信念こそがコーナンの強みだ
「お客様から商品の問い合わせを受けた際、一人からの要望であっても真摯に対応します。さらに、複数の要望が重なった時は、ほぼ確実にその商品を取り扱うようにしています」。コーナンが商業以来意識している基本姿勢について、疋田直太郎社長はこう語る。このようなことを理念に掲げる企業は他にもあるかもしれないが、それを徹底して実践するところは多くはない。ここにコーナンの凄さがある。DIYブームが起こった1970年代後半以来、彼らは組織として顧客のニーズを綿密に吸い上げる体制を作り、イレギュラーな要望にも柔軟に対応してきた。そのようにしてノウハウを蓄積してきた結果、幅広いラインナップを誇るPB商品の開発や、「コーナンPRO」など専門性に特化した店舗事業などを打ち出すことができるようになったのだ。
試行錯誤を繰り返し、時に失敗も経験しながら、一見非効率に見える柔軟な顧客対応をやり通し、ついに自社ならではの強みにしたコーナンのビジネスモデル。本書はその発展の歴史と、そして未来への展望を多角的に描き出す実像記録である。企業哲学と事業展開の全貌を第1部で詳細に紹介し、第2部ではグループ会社の社長たちや現場で活躍する社員たちへのインタビューを通して、コーナンの企業理念がどうやって具現化されているのかに迫る。
「どうやったらお客様をワクワクさせることができるのか」。店舗経営者や従業員なら、一度はそんな悩みを抱くはず。その解決法が、あらゆる要望を断らず「暮らしの総合企業」へと進化した最強ホームセンターの歩みの中に見えてくる。
【書籍情報】
『コーナンの心、コーナンの仲間たち』
ISBN:978-4-911540-02-2
定 価:1,600円(税別)
判 型:A5判変形- 並製
発行・発売:ダイヤモンド・ビジネス企画
発刊日:2025年6月26日
【Contents】
第1部 コーナンの心
第1章 社長・疋田直太郎のお客様への思い
第2章 拡大と進化はコーナングループの魂
第3章 海外のお客さまのための海外のコーナン
第4章 社員への思い、コーナンで働く「ダイゴミ」とは?
第5章 未来への約束
第2部 コーナンの仲間たち
【著者プロフィール】
疋田 直太郎(ひきだ・なおたろう)
1956年大阪府生まれ。78年、大学4年の時にコーナン1号店・泉北店のオープニングスタッフとして参加。翌79年、コーナン商事株式会社入社。取締役店舗運営部長などを経て、91年に副社長就任。店舗開発や営業統括、すべての業務に携わる。2013年、代表取締役社長に就任。21年からは、業界団体の日本DIY・ホームセンター協会の副会長。
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