ひとり親家庭応援のためのクラウドファンディングに挑戦

経済的に厳しい状況にある子どもたちに、ボーイスカウト活動を通して活きる体験を届けます

ボーイスカウト日本連盟（東京都杉並区、理事長・水野正人　以降、当連盟）は、2024年12月20日～2025年2月20日の期間、経済的に厳しい状況にある子どもたちにボーイスカウト活動への参加を通して体験機会を提供するためにクラウドファンディングに挑戦しています。

当連盟では、これまでもひとり親家庭への支援を継続しておこなっており、10年間で1,300人以上に助成を届け、子どもたちはボーイスカウト活動のなかでさまざまな体験を得ております。

子どもたちに「未来に活きる体験」を届けるために皆さまからの応援をよろしくお願いいたします。

＜クラウドファンデイング実施概要＞

実施期間　　2024年12月20日（金）〜2025年2月20日（木）

目標金額　　330万円

寄付金額　　3,000円、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円、270,000円

返礼品　　　オリジナル巾着、子どもたちの活動レポート等（金額により異なります）

実施サイト　https://readyfor.jp/projects/scout_tomosusu02

「子どもがやりたいと思う体験をさせてあげられなかった」

これまで支援をお届けしたご家庭へのアンケートの結果、89%の方が子どもがやりたいと思う体験をさせてあげることができなかったと回答しています。

また、これらの家庭の子どもたちは、学校外での体験活動の参加率が低く、3人に1人が「体験活動なし」という結果が見えてきました。
アンケート結果等をまとめた「インパクトレポート」を当連盟のWEBサイトに公開しています。

インパクトレポートはこちら

「家でも学校でもない第三の居場所」

こうした状況の中で、ボーイスカウト活動は多くの子どもたちにとって他では得られない体験活動となっています。自然の中でのびのびと遊び、友だちやリーダーとの交流を通じて、子どもたちは計画力、行動力、自立心といった能力を育むことができます。これらのスキルは、学校教育だけでは得られないものであり、将来への自信と希望を持つ基盤となります。

また、家庭では得られない「仲間とのつながり」も、ボーイスカウト活動の魅力の一つです。異年齢の仲間と活動を共にする中で、協力や助け合いの精神が育まれ、社会性やコミュニケーション能力が向上します。特に経済的な困難を抱える家庭の子どもたちにとって、こうした経験は貴重であり、彼らの未来に大きな可能性を開く一歩となります。

この「体験格差」を少しでも減らし、子どもたちに希望と成長の機会、そして未来に活きる体験を提供するため、当連盟ではひとり親家庭を支援し続けています。皆さまのご支援が、この取り組みを支える大きな力となります。

【ボーイスカウトとは】

1907年にイギリスで始まったボーイスカウト運動は、今では世界176の国と地域、5,700万人以上が参加しています。野外活動を中心に、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においてもさまざまです。

日本には団と言われる活動母体が全国に約1,700あり、子どもと大人をあわせて約8万人が活動しています。

年齢に応じて5つの部門に分かれて活動