I Z Aが東京旗艦店を移転リニューアル
「解体をデザインする」をコンセプトに既存マテリアルを生かした空間 店内にはバー“IZAKAYA”を併設。フェムテック商品を常設展開
株式会社 I Z Aが運営するセレクトショップ I Z A(代表取締役:田中タキ)は2023年6月2日(金)、東京旗艦店である「I Z A aoyama」を「I Z A Tokyo」として刷新し、オープンいたしました。2013年5月に「I Z A aoyama」が南青山骨董通りに開業して10年、このたび港区都市計画による骨董通り拡張に伴い移転する運びとなりました。
「I Z A Tokyo」は、I Z Aの集大成となる店舗です。ラグジュアリーセレクトショップとして、パリやミラノ、NYなどから旬のコレクションブランドをお客さまに紹介してきた提案力、海外ラグジュアリーブランドの総代理店とPRショールームとして、国内に新たなファッションを紹介してきた発信力。これまで培ってきたホスピタリティとコミュニケーションのノウハウを生かしながら運営してまいります。
またI Z Aはファッションチャリティイベント「IZA PINK CHRISTMAS®」を通して、乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを伝える啓蒙活動のピンクリボン運動をはじめ、動物愛護活動を行う「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」や世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動する「公益財団法人ジョイセフ」などの支援に力を入れてきました。2021年からはポップアップ企画「I Z A with FRIENDS」を開始し、女性の健康課題をテクノロジーで解決する “フェムテック”の商品を扱い、若い起業家によるスタートアップ事業をサポートしています。「I Z A Tokyo」ではポップアップスペースを設け、このスペースから新たな発信を始めていきます。初回の6月2日(金) 〜6月4日(日)の期間には、日本におけるデリケートゾーンケアの第一人者である森田敦子による「WOMB LABO(ウームラボ)」と、20年前からフェムテック商品を取り扱う北原みのりによる「LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)」によるフェムテックのポップアップをオープン。ポップアップ終了後も常設でフェムテック商品の販売を行ってまいります。
店内にはバー“IZAKAYA”を併設。日本の居酒屋文化をI Z Aらしく解釈した新たなコミュニケーションの場を提供してまいります(不定期営業となります)。
「I Z A Tokyo」の内装は、建築家の小野寺匠吾が担当。新店舗は従来、既存店舗の仕上げを解体し、ゼロから作り直すところからスタートしますが、「I Z A Tokyo」では、「解体をデザインする」をコンセプトに、既存の建物の要素を生かしつつ、解体からデザインを重ねていきました。アーティスト集団のArtifactとタッグを組み、試作を重ねて新しいマテリアルを開発。協業によって生まれた白いマテリアルに覆われた空間は、華やかなセレクトアイテムを引き立てるギャラリーのように機能しています。環境に配慮しながら、積極的に資材のリサイクルを行い、新たな内装が生まれました。
IZAKAYAについて
日本の居酒屋文化をI Z Aらしく解釈した新しいバースペースです。今後はバーとしての機能だけでなく、スナック、レストランとのコラボレーション営業、ケータリング、ランチ販売、ブランドや企業とのタイアップポップアップを行っていきます。(イベント営業時以外はお買い物の合間にお飲み物を提供するスペースとなります。)
内装について
内装コンセプトは「解体をデザインする」。これからの商業店舗開発を考えながら、じっくり解体にこだわり新しいアプローチに挑戦しました。セレクトされたアイテムを美しく展⽰し、サステナブルな次世代の商業空間を体現するための空間。ハイコンテクストな表現で未来への姿勢を⽰すことを⽬指しています。
アーティスト集団のArtifactとタッグを組み、試作を重ねて新しいマテリアルを開発。協業によって生まれた白いマテリアルに覆われた空間は、華やかなセレクトアイテムを引き立てるギャラリーのように機能しています。壁面や天井、什器に使われていた既存のマテリアルは加工後、プレキャストパネルとしてアップサイクル。既存の素材を下地としてそのまま利用し、新しい仕上げを施す試みも。これらのように、“覆う”ために開発したこのマテリアルは、グラスファイバーやガーゼと石膏や樹脂系塗料によって「ギプス」のように仕上げられています。
金属などの素材はメッキを剥がし、変質させ、表情豊かな素材として再生し、新たな照明や什器として再構築。小野寺匠吾は「解体・回収・加工の一連のプロセスが、商業世界の課題の改善に向かうようなデザインを心がけた。これまでファッションの世界を切り開いてきたアヴァンギャルドなデザイナーたちのように、この新しいI Z A Tokyoが次なる商業世界への姿勢(ニューラグジュアリー)を示す一端を担うような存在となることを願っている」と話します。
工事期間中には、排出される廃材のリサイクル率も高く保つように配慮されました。現場内で排出されたごみを廃プラスチック、石膏ボード、木くず、金属くず、段ボール、混合廃棄物6品目に分別。中間処理工場で混合廃棄物の選別作業を実施。各品目ごとに破砕・圧縮といった中間処理を実施し、廃棄物の減容をして運搬効率を上げ、リサイクル先へ出荷しました。
小野寺 匠吾(Shogo Onodera)
建築家
小野寺匠吾建築設計事務所主宰。2010年より妹島和世氏と西沢立衛氏率いるSANAAの一員として8年間建築設計に従事。パリの老舗百貨店のLa Samatritaineの新築・改修プロジェクト(LVMH)や、上海金融センターといった大規模プロジェクトなどに多数参加。2018年に独立し、公共案件をはじめ、住宅設計・リノベーション・店舗デザイン・家具デザインなど幅広く手掛ける。Dezeen Award 2018、FRAME AWARD 2019などを受賞。
Artifact
普段はそれぞれ全く違った作品を作っているアーティストたちが各々のクリエイティビティを持ち寄って、結成された施⼯チーム。
フェムテックポップアップについて
6月2日(金) 〜6月4日(日)の期間には、「WOMB LABO(ウームラボ)」と「LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)」によるフェムテックのポップアップを開きます。
WOMB LABO
人生100年時代といわれる今を生きる私たち。女性のライフステージには、初潮、妊娠、出産、更年期、閉経といったからだの変化が訪れます。しかし、女性のからだの仕組みについては、自分のことであっても知らないことが多く、問題に直面してから初めて向き合う人も少なくありません。WOMB LABO(ウーム ラボ)では、膣まわりをはじめとするからだの仕組みやフェムケアケアアイテムの紹介、使用方法を通して、自分自身のからだを知り、向き合うための情報を発信し「潤うからだ」作りのサポートをしていきます。https://womblabo.com
LOVE PIECE CLUB
1996年に日本初のフェムテックショップとして、生理用品やプレジャートイを提案してきたフェムテックのパイオニア。「わたしのからだはわたしのもの」という思いで、女性のセクシュアルヘルスをサポートする商品を紹介します。https://www.lovepiececlub.com/
I Z A Tokyo概要
リニューアルオープン日:2023年6月2日(金)
営業時間:11:00-20:00
住所:東京都港区南青山5-8-3
店舗面積:291.53平方メートル(1階138.95平方メートル/2階 152,58平方メートル)
電話番号:03-3486-0013
【取扱いブランド】
Alexander McQUEEN / Chloe / COlTE / DESTREE / N21 / NINA RICCI / Maison Margiela /
MM⑥ Maison Margiela / Patou / Stella McCARTNEY / VALENTINO/ VALENTINO GARAVANI
フェムテック ポップアップストア 概要
会期:2023年6月2日(金) 〜6月4日(日)
会場:I Z A Tokyo 2階 ポップアップスペース
#IZA
#IZATokyo
@iza_official
@tanakataki
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