amptalk、AIがSalesforceの更新内容を提案 ─ 1日の入力時間が60分→5分

独自特許技術により生成AIが商談内容から更新情報を抽出し、ワンクリックでSalesforceへ反映

amptalk株式会社

◼️ポイント

  • 商談の文字起こしからAIが自動でSalesforceの入力項目を抽出

  • 営業パーソンは、AIが提案したSalesforceの更新内容を確認してワンクリックで反映可能

  • これまで手入力に頼ってきた営業のデータ蓄積をAIが代わりに行うことで、営業担当者の負担を最小限にしながら正しいデータを営業組織に蓄積し、データドリブンな営業組織の実現が可能に

 amptalk株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:猪瀬 竜馬、以下 amptalk)が提供する電話・商談解析ツール「amptalk analysis(アンプトーク アナリシス)」は、AIが顧客との会話内容からSalesforceの入力項目を自動抽出し、更新を提案する新機能「タスクリスト」を2025年8月20日(水)にリリースします。
 本機能は、生成AIが商談の文字起こしデータから必要な情報(例:ネクストアクション、決裁者、課題など)を自動抽出し、営業担当者は「AIが提案した更新内容を確認するだけ」でSalesforceの更新を完了できます。これにより、従来1日あたり約60分を要していた入力作業(※1)を、わずか5分に短縮します。

 ※また、本機能はamptalkが取得済みの特許技術を活用しています。

新機能追加の背景:SFA/CRM定着の二つの壁        

1. 営業担当者が入力してくれない

営業担当者にとってSalesforce入力は「自分のためにならない事務作業」と受け止められがちで、後回しになったり、抜け漏れが発生したりします。結果として十分なデータが蓄積されず、適切な案件管理や売上の予測、ナレッジ共有などCRMの本来の価値が発揮されません。

実際、日本のBtoB企業では、McKinsey & Companyの調査によれば、顧客対応に割ける時間が全体の1割〜2割程度にとどまり、残りは資料作成や社内手続きなどの“非顧客対応業務”に費やされているケースもあります。(※2)こうした状況のなかで、Salesforceなどへのデータ入力は営業担当者にとってさらに大きな重荷となり、定着しにくい要因になっています。

2. 入力作業に時間が取られ、営業生産性が低下する

仮に入力が徹底されたとしても、その負担は軽くありません。Salesforceの調査によれば、営業が実際に販売に充てられる時間は週のわずか28%(※3)にとどまり、残りはデータ入力や社内調整といった間接業務に割かれています。

さらにHubSpotの最新調査では、営業が顧客に向き合っている時間は1日あたり約2時間しかなく、約1時間は事務・管理作業に費やされているという実態が示されています。(※1)

このような状況を打開し、営業がより多くの時間を顧客との接点に使える環境を実現するために、「タスクリスト」機能を追加しました。

(※1)HubSpot「Sales Trends Report 2024」

(※2)McKinsey & Company「日本の営業生産性はなぜ低いのか」

(※3)Salesforce「State of Sales report」

「タスクリスト」の効果と特徴                                

1.電話・商談の文字起こしからSalesforceの入力項目を自動抽出。

約60分かかっていた記録業務がわずか5分に短縮。
商談の文字起こしから、Salesforceに必要な情報(例:ネクストアクション、決裁者、課題など)をAIが自動で抽出。人の手を介さずに、入力すべき内容を整理できます。

2.Salesforceを開かずにワンクリックで入力が完了

1日に発生した複数商談の記録が、タスクリスト形式で自動整理され、画面上からSalesforceの一括更新が可能に。日々の業務の流れを止めることなく、記録業務を完了できます。

3.データが自然に蓄積

「営業本人の負担なく入力される」ことで、初めてSalesforceに網羅的なデータが揃い、予測精度向上・ナレッジ活用・育成支援といった組織的効果につながります。

「タスクリスト」で活用している特許技術に関して                       

 本機能の開発にあたって、当社は2024年11月に「商談で得られた情報を営業支援システムに自動連携するための技術」に関する特許を取得しました(登録日: 2024年11月19日、特許第7587901号)。

本特許では、ユーザの商談に関する音声データやカレンダーの情報から顧客や案件に関する要点を自動抽出します。さらに、抽出した情報をCRMなどの商談管理システムに登録すべきかユーザに問い合わせ、了承を得られた場合に該当案件に対応付けて保存することで、営業担当者による商談記録を自動化・省力化する仕組みを実現します。

◼️ 電話・商談解析ツール「amptalk analysis」概要

 「amptalk analysis」は、携帯電話やテレビ会議システムなどあらゆるコミュニケーションツールと連携し、オンライン・オフライン関係なく商談や通話を自動で書き起こし・要約・解析し、Salesforce / HubSpot / Slack / MicrosoftTeamsチャットに自動出力することで、商談に関わる業務を自動化・可視化します。

「amptalk analysis」を用いることで、あらゆる企業のセールスイネーブルメントを実現し、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで営業組織全体の生産性向上を支援します。

HP:https://amptalk.co.jp/product/analysis

◼️ 会社概要

 amptalkは、「人と人が向き合う時間を最大化する」をミッションとし、「 昨日まで世界になかったチャンスを」作り出すことを目指しています。“人”だけではできなかったことを成しとげることで、“人”がより効率的に働ける世の中を作る会社です。

amptalkは、日々の商談データを資産に変え、営業組織のレベルアップを実現します。電話・商談解析ツール「amptalk analysis」、営業人材を即戦力化するAIロープレツール「amptalk coach」を通じて、日々の顧客接点から得られるデータをもとにセールスイネーブルメントを実現します。

商号  :amptalk株式会社(アンプトーク株式会社)

代表者 :猪瀬 竜馬

所在地 :東京都渋谷区渋谷2−20−11 渋谷協和ビル8階

設立日 :2020年5月

HP      :https://amptalk.co.jp/

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会社概要

amptalk株式会社

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URL
https://amptalk.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2−20−11 渋谷協和ビル8階
電話番号
-
代表者名
猪瀬竜馬
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年05月