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【イベントレポート】大企業の新規事業7つの落とし穴 - アクリオが明かす成功への道筋

市場ニーズの見誤りからイノベーションのジレンマまで - 豊富な実例と解決策で迫る

株式会社アクリオ

8月8日、株式会社アクリオ(代表取締役CEO 植田 大貴、東京都品川区)が開催した大手企業の新規事業担当者向けセミナーで、衝撃の事実が明らかになりました。多くの大企業が、新規事業の立ち上げに際して共通の落とし穴に陥っているのです。本記事では、アクリオが特定した7つの主要な落とし穴と、それらを克服するための革新的な戦略的アプローチを詳しく解説します。

市場ニーズの見誤りから始まり、リソース配分の失敗、既存事業とのカニバリゼーション、イノベーションのジレンマ、そしてスピード感の欠如まで - これらの課題は、大企業の新規事業にとって致命的な障害となり得ます。しかし、適切な戦略と洞察力があれば、これらの落とし穴を回避し、新規事業を成功に導くことが可能です。

アクリオのセミナーで議論された具体的な事例と、それぞれの課題に対する実践的な解決策をご紹介します。大手電機メーカーの失敗から学ぶ市場調査の重要性、自動車業界の教訓を活かしたリーンスタートアップ手法、そして出版業界の経験から導き出されたカニバリゼーション対策まで、各業界の最前線で起きている課題と、その克服方法を詳細に解説します。

新規事業に携わる方々必見の内容です。大企業の強みを最大限に活かしつつ、スタートアップのような俊敏性を兼ね備えた新規事業の立ち上げ方をお伝えします。アクリオが提案する革新的なアプローチで、あなたの新規事業を成功に導く鍵を見つけてください。

市場ニーズの見誤り

多くの大手企業が陥る最初の落とし穴は、市場ニーズの見誤りです。既存事業での成功体験から、自社の強みや技術を過信し、実際の顧客ニーズとのミスマッチを起こしてしまうケースが少なくありません。

実例:某大手電機メーカーの家庭用ロボット事業

この企業は、高度な技術力を活かし、家庭用ロボットの開発に巨額の投資を行いました。しかし、製品化後の売り上げは期待を大きく下回りました。理由は、技術的には優れていたものの、一般家庭のニーズや使用シーンを十分に考慮していなかったためです。

解決策: アクリオでは、徹底的な市場調査と顧客インサイトの分析を重視しています。新規事業の構想段階から、潜在顧客へのインタビューやプロトタイプテストを行い、実際のニーズに基づいた製品開発を支援します。

リソース配分の失敗

大手企業の強みである豊富なリソースが、かえって新規事業の足かせになることがあります。過剰な投資や人員配置が、事業の機動性を奪い、市場の変化に対応できなくなるリスクがあるのです。

実例:大手自動車メーカーの電気自動車事業

この企業は、電気自動車市場に参入するため、大規模な専門部署を設立し、大量の人材を投入しました。しかし、組織の肥大化により意思決定が遅れ、市場の急速な変化についていけず、結果として後発企業に大きく出遅れることになりました。

解決策: アクリオは、「リーンスタートアップ」の手法を取り入れた新規事業の立ち上げを提案しています。最小限のリソースで市場検証を行い、段階的に事業を拡大していくアプローチにより、リスクを最小限に抑えつつ、市場の変化に柔軟に対応できる体制づくりをサポートします。

既存事業とのカニバリゼーション

新規事業が既存事業と競合し、全体としての収益を圧迫してしまうケースも珍しくありません。この問題に対する適切な対応を誤ると、社内の反発を招き、新規事業の推進力を失ってしまう可能性があります。

実例:大手出版社のデジタル書籍事業

この企業は、デジタル書籍市場の拡大に対応するため、電子書籍プラットフォームを立ち上げました。しかし、紙の書籍販売との共存策が不十分だったため、既存の書店との関係悪化や、社内での軋轢が生じ、結果的に両事業の成長が鈍化しました。

解決策: アクリオでは、新規事業と既存事業の相乗効果を最大化するための戦略立案を重視しています。両事業の強みを活かしたクロスセル施策や、段階的な移行計画の策定など、カニバリゼーションを最小限に抑えつつ、企業全体の成長を実現する方法を提案します。

イノベーションのジレンマ

成功している大企業ほど、破壊的イノベーションへの対応が遅れがちです。既存の顧客や事業モデルを重視するあまり、新たな市場機会を逃してしまうリスクがあります。

実例:大手フィルムメーカーのデジタルカメラ対応

この企業は、デジタルカメラ技術の台頭に対し、長らく既存のフィルムカメラ事業を優先し、デジタル化への対応が遅れました。結果として、市場シェアを大きく失い、事業の再構築を余儀なくされました。

解決策: アクリオは、「両利きの経営」を提唱しています。既存事業の最適化と並行して、新規事業の探索を行う組織体制の構築をサポートします。また、外部のスタートアップとの連携や、社内ベンチャー制度の導入など、イノベーションを促進する仕組みづくりをコンサルティングします。

スピード感の欠如

大企業特有の意思決定プロセスや組織の慣性が、新規事業のスピードを妨げることがあります。市場機会を逃さないためには、迅速な行動が不可欠です。

実例:大手小売業の EC 事業展開

この企業は、EC 市場の成長を認識しながらも、既存の店舗ビジネスとの調整に時間をかけすぎ、オンライン展開の本格化が遅れました。結果として、新興の EC 専業企業に市場シェアを奪われることになりました。

解決策: アクリオでは、新規事業専門の意思決定プロセスの構築を提案しています。通常の稟議制度とは別に、迅速な判断と実行を可能にする権限委譲の仕組みや、アジャイル開発手法の導入など、スピード感を持った事業展開をサポートします。

人材育成・確保の課題

新規事業には、既存事業とは異なるスキルセットや思考様式が求められます。適切な人材の確保や育成が行えず、事業の推進力を失ってしまうケースが少なくありません。

実例:大手製造業の IoT 事業

この企業は、IoT 分野への参入を決定したものの、必要なソフトウェア開発人材の確保に苦戦しました。既存の人事制度では、IT 人材の採用・定着が難しく、事業の立ち上げに大幅な遅れが生じました。

解決策: アクリオは、新規事業に特化した人材戦略の策定をサポートします。外部からの人材招聘、社内人材の育成プログラム、さらには協業やM&Aを通じた人材獲得など、多角的なアプローチで最適な人材確保・育成の方法を提案します。

成果評価の難しさ

新規事業の成果を、既存事業と同じ指標で評価してしまうと、短期的な収益性にとらわれ、長期的な成長機会を逃してしまう可能性があります。

実例:大手通信キャリアの新サービス開発

この企業は、新たな通信サービスの開発に着手しましたが、既存の収益性指標で評価を行ったため、初期段階での赤字を理由に早々に撤退を決定しました。後に、同様のサービスが他社によって成功を収め、市場機会を逃した結果となりました。

解決策: アクリオでは、新規事業の特性に合わせた KPI の設定と評価システムの構築を提案しています。短期的な収益だけでなく、顧客獲得数、リピート率、市場シェアなど、事業の成長段階に応じた多面的な評価指標を設定し、適切な判断を支援します。

結論

大手企業の新規事業には、豊富なリソースや既存の顧客基盤など、大きなアドバンテージがあります。しかし同時に、これらの落とし穴に陥るリスクも高いのが現状です。アクリオは、これらの課題を深く理解し、各企業の状況に応じたオーダーメイドの解決策を提供しています。

新規事業の成功には、既存の枠組みにとらわれない柔軟な思考と、迅速かつ適切な意思決定が不可欠です。アクリオのコンサルティングサービスを活用することで、これらの落とし穴を回避し、新規事業を成功に導く道筋を明確にすることができます。

新規事業に携わる皆様、ぜひアクリオにご相談ください。私たちの経験と知見を活かし、貴社の新規事業の成功をサポートいたします。

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会社概要

株式会社アクリオ

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URL
https://acrio-inc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区小山5丁目18-17
電話番号
-
代表者名
植田大貴
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年07月