パーソルクロステクノロジー、ものづくり人材育成へ。石川工業高等専門学校に3Dプリンターを寄贈

～震災を乗り越え、未来に向かって学びを諦めない学生を応援～

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループで、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：正木 慎二、以下：パーソルクロステクノロジー）は、2024年1月に発生した能登半島地震で甚大な被害を受けた石川工業高等専門学校（所在地：石川県河北郡、校長：富田 大志、以下：石川高専）に、3Dプリンターを寄贈しました。

2025年5月26日（月）石川高専にて寄贈式を行いました。
石川高専 校長 富田 大志さま（左）とパーソルクロステクノロジー 採用本部 日比野 政輝（右）

■ものづくりの喜びを体感できる教育環境づくりへ

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、石川県河北郡にある石川高専は、体育施設の損壊や屋外階段の滑動など、教育環境に大きな影響を及ぼす深刻な被害を受けました。現在も体育施設が再建中であるなど、学生たちは修学環境に制約がある中で学んでいます。こうした状況の中、石川高専の学生たちにものづくり教育を通じて喜びを体感してもらいたいという思いと、未来に向けたものづくり人材の育成や輩出を願い、パーソルクロステクノロジーとして3Dプリンターの寄贈を決定しました。

このたび寄贈した3Dプリンターは、モデリングソフトを用いた設計から造形までの一連のプロセスを通じて、ものづくりの実践力を養うための教育ツールとして活用できます。製造業や医療分野など、今後多様な業界で活かされる技術を身につけるための土台となり、学生たちが夢に向かって自信を持って歩んでいけることを期待しています。

（左）寄贈した最新の3Dプリンター　（右）3Dプリンターで製作されたパーツを確認する富田校長と当社日比野

【石川高専 校長 富田 大志さま コメント】
このたびのご寄贈、大変ありがとうございます。石川高専はものづくりを大事にしている学校です。授業では、テーマを与え、その課題を解決するためのアイデアを形にする授業なども行っています。部品を設計して3Dプリンターで製作するという過程は、実際の業務に結び付く経験となります。この新しいプリンターで、学生たちが楽しくものづくりを学んでいってくれることを期待しています。

【パーソルクロステクノロジー 採用本部 日比野 政輝 コメント】
令和6年能登半島地震により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げますとともに、皆さまの安全と一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。今回は、学びの環境が少しでも良くなればという背景で寄贈に至りました。ぜひこのプリンターを活用して、どんな環境であっても「ものづくりって面白いな」と学生の皆さまに思っていただけたら幸いです。

パーソルクロステクノロジーは、学生たちが楽しくエンジニアリングについて学べる環境づくりに向け、深刻なエンジニア不足解決の一助となるよう微力ながら支援を続けてまいります。そして今後もエンジニアリング企業として、技術を磨き、挑戦し続ける学生や学校を応援します。

【パーソルクロステクノロジーの学生に向けた就学環境支援一例】
・新卒採用者を対象とした奨学金の代理返還制度
・学生フォーミュラ日本大会 大会スポンサー、参加チームへの資金援助
・中学生の企業見学、Fabスペースでの体験実施
・小学生に向けたプログラミング教育サービス「スマイリット」　など

■パーソルクロステクノロジー株式会社について＜ https://persol-xtech.co.jp/ ＞ 

パーソルクロステクノロジー株式会社は、自動車・航空宇宙・産業機械・家電・ロボットといったものづくり領域、コンサルティングから設計・開発まで横断的なソリューションを提供するIT領域、そして診断、運用、IoTを含むセキュリティ領域までにおいて、専門的な技術を持ったエンジニアが、あらゆる業界でお客さまの技術支援をしています。私たちは、「尖った技術」の力で人と組織のはたらき方に変革を起こすことで社会課題を解決してまいります。

 ■「PERSOL（パーソル）」について＜https://www.persol-group.co.jp/＞ 

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。