城東テクノ、フィラメントメーカーFilKempと販売店契約締結、PLAとABSの長所を併せ持つ「PLN3Dプリンタフィラメント」のサンプルワークを開始
反らずに造形可能な3Dプリンタ用ポリプロピレン「JIZAI」(発売中)に加えて、PLAの造形性とABSの衝撃強度を併せ持ったPLNを用いたフィラメントをラインアップに追加予定
住宅建材メーカーである城東テクノ株式会社(本社:大阪府大阪市中央区 代表取締役:末久 泰朗)はポルトガルのフィラメントメーカーのFikemp社(本社:ポルトガル シントラ COO:Jose Ingles)の輸入販売店契約を2024年9月1日に締結し、城東テクノのオリジナル商品である「JIZAI」と併せて新しい3Dプリンタフィラメントの市場を開拓します。
3Dプリンタ市場は年々市場拡大を見せており、当社では反らないポリプロピレンフィラメント「JIZAI」を開発・発売いたしました。並行して、海外の3Dプリンタフィラメントメーカーから特徴のある商材を日本で販売する事により、ラインアップを充実させていきます。
■Filkemp社について
ドイツの大手化学メーカーであるヘキスト社が事業売却し、1998年に創業開始いたしました。主要事業は、製紙設備で使用される特殊シート、ブラスト用ブラシ繊維、釣り糸、3Dプリンタフィラメントの製造販売で、主にヨーロッパ全域・アジアに販売しています。2017年の「TCT magazine」で、Volkswagen Autoeuropaでの治工具にFilkemp製のPLNが使用された事が記載されています。
[Filkemp社会社リンク]
■今回サンプルワークを開始するPLNとは?
PLNは治具、試作品、一般的な工業用途向けの理想的なバイオポリマーです。高い機械的強度及び衝撃強度を有している他、アニール処理によって170℃までの耐熱性を得る事ができます。
①耐熱性
PLNの耐熱性は一般的なPLAより優れています。
※PLNは写真ではPLA Nと表示しています
PLA PLUSは、110℃の温度で変形が開始し、180℃では完全に溶融しています。それに対してPLNは温度に対して高い耐性があります。
②機械的強度について
PLNの造形精度はPLAと同等で衝撃強度はABS並みに改善しています。
➂造形条件
プリンタのPLN造形時の一般的な条件を下記に示します。
④選べるカラー
カラーは全部で8種類ラインアップする予定です。
■サンプルワークについて
使用感のフィードバックにご協力いただける方(抽選で200名様)に、サンプル(1Kg・フィラメント・1.75mm径)を無償提供いたします。
締め切りは12月25日で、発送は2025年1月初旬から開始いたします。
なお、今回の無償サンプルはホワイト色となりますのでご了承ください。
サンプル応募はこちらから
■製品やサンプル提供に関するお問い合わせ
城東テクノ株式会社
事業創出部 澤瀬
メール:sawase@joto.com
【会社概要】
社名:城東テクノ株式会社
代表:代表取締役社長 末久 泰朗
創業:1961年10月
資本金:1億円
本社所在地:大阪府大阪市中央区今橋3丁目3番13号 ニッセイ淀屋橋イースト14階
WEB: https://www.joto.com
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