新型ウェアラブル計測デバイス「NavVis VLX3」の国内販売を開始します

さらに高精度な点群・パノラマ写真を取得、土木・プラント分野の測量業務を効率化

構造計画研究所

構造計画研究所は、ドイツのスタートアップ企業NavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen氏、以下NavVis社)が開発した新型ウェアラブル計測デバイスNavVis VLX3(ナビビズ ブイエルエックススリー)の国内販売・サポートを開始します。

日本国内では新型コロナウイルスによる規制が緩和されつつありますが、現場作業のコスト削減・生産性向上を実現するため、測量業務の効率化と3Dデータを活用した遠隔での検討・確認業務へのニーズは今後も高まると考えられます。


NavVis VLX3は、2020年より販売しているウェアラブル計測デバイスNavVis VLX2(旧称NavVis VLX)の上位機種にあたる製品です。従来の固定式デバイスに比べ1/10以下の短い時間で広範囲に計測できるというVLX2の利点を継承しつつ、Hesai社製のLiDAR(センサー)と高性能カメラを搭載することでより高精度・高密度な点群データとパノラマ画像の取得が可能になります。道路・橋梁・河川など広域な屋外の土木測量や、配管など複雑な形状の多いプラント施設の測量において、高いパフォーマンスを発揮する画期的な製品です。計測した3Dデータは、NavVis社提供のデータ後処理ソフト(NavVis IVION Processing)やビューアソフト(NavVis IVION)などのクラウドサービスと組み合わせることで、用途に応じて柔軟かつ安全にデータ管理・共有ができます。


NavVis VLX3は6月に注文受付開始、7月に発送開始を予定しています。製品の詳細機能などの最新情報は下記Webサイトをご参照ください。
https://navvis.kke.co.jp/products/navvis-vlx-3


■  NavVis VLX3のメリット

  • 橋梁・道路・鉄道駅など土木測量分野における屋外測量業務の効率化

  • 取得したデータを設計・施工・メンテナンスなど各種業務の計画・検討に活用

  • プラントの配管など複雑形状が多い施設におけるBIM/CADデータのモデリングの高精度化

NavVis VLX3とNavVis VLX2の性能比較表


NavVis VLX3

NavVis VLX2

LiDARのスペック

 - レーザー数:

 - 速度:

  - 視野角:

Hesai XTM

 - 32

 - 1.280.000 pts/s

  - 40°

Velodyne

 - 16

 - 600.000 pts/s

  - 30°

計測精度

5 mm

6 mm


なお、現行機種のNavVis VLX2に関しては、ミドルレンジでコストパフォーマンスのよい計測デバイスとして今後も販売・サポートを継続します。


構造計画研究所は、今後も日本市場におけるNavVis製品の販売・サポートと当社の工学知を組み合わせ、現場作業における生産性向上・コスト削減などお客様の課題解決策を支援することで、より賢慮に満ちた未来社会を創出します。


NavVis VLX3を国内で初展示します

7月7日(金)開催の「KKE NavVis Summit Japan 2023」にて、NavVis VLX3のデモ機を国内で初めて展示します。本イベントはNavVisに関する最新情報をお届けする場として、最先端の大学研究者の基調講演、先進的なユーザー様の活用事例や開発元による欧州自動車業界の事例、新製品アップデートについての紹介など多くのセッションを揃えております。


NavVis VLX3を体験されたい方、NavVisの最新情報に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
KKE NavVis Summit Japan 2023 イベントサイト:
https://navvis.kke.co.jp/news/kke-navvis-summit-japan-2023/


構造計画研究所とNavVis社の関係について

構造計画研究所は 2015年よりNavVis社と業務提携し、日本市場においてNavVis社製品の販売およびソリューションを展開しています。2018年と2021年に出資契約を締結し、NavVis社の製品・ソリューションと当社の保有する「工学知」を融合させ、有益な技術として社会に普及させるべく連携を図っています。

NavVis Webサイト:https://navvis.kke.co.jp/


■  会社情報

【株式会社構造計画研究所】

構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。

会社Webサイト:https://www.kke.co.jp


【NavVis GmbH】

NavVis社は元々ミュンヘン工科大学の研究プロジェクトから生まれ、ドイツ・ミュンヘンを拠点にデジタルツインを牽引する急成長中のスタートアップ企業です。世界各国の優良企業をパートナーとし、BMWやMercedes-Benzなど大手自動車会社に導入され高く評価されている他、各国の建築・土木・測量企業において多く採用されています。

CEO:Felix Reinshagen

設立:2013年5月

会社Webサイト:www.navvis.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
建設・土木
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社構造計画研究所

5フォロワー

RSS
URL
http://www.kke.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中野区本町4-38-13 日本ホルスタイン会館内
電話番号
03-5342-1100
代表者名
渡邊 太門
上場
東証スタンダード
資本金
10億1000万円
設立
1959年05月