【トラベルカルチャー誌『TRANSIT』元編集長・加藤直徳氏らが手がける雑誌『NEUTRAL COLORS』】紙雑誌メディアのバトンを次の世代につなぐため、雑誌ができるまでを公開!
クリエイターのためのベーシックインカムを目指す”BASIC”にて、「仕事」特集の誌面づくりを実況中継
株式会社MotionGallery(本社:東京都港区/代表取締役:大高健志)は、継続支援型のクラウドファンディング・プラットフォーム『BASIC by MOTION GALLERY』(以下、BASIC)にて、紙雑誌メディアのバトンを次の世代につなぐため、『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』ができるまでの制作工程を公開するプロジェクトを開始します。
https://basic.motion-gallery.net/community/neutralcolors/
https://basic.motion-gallery.net/community/neutralcolors/
『NEUTRAL COLORS』は、MOTION GALLERYのクラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/neutral-colors)を経て誕生した簡易印刷機リソグラフと、オフセット印刷を融合させた唯一無二の雑誌です。カルチャー誌の隆盛を知るトラベルカルチャー誌『TRANSIT』元編集長・加藤直徳氏と、20代の雑誌全盛期を知らないグラフィックデザイナー・加納大輔氏が中心となり、年に一度程度制作しています。特集テーマは、超個人的な内容。そして、手を使って行う印刷工程が特徴で、1冊を通して思考が連続する誌面デザインにより、紙の雑誌が持つ可能性を追究しています。創刊号は斬新な装丁と内容が評価され、第54回「造本装幀コンクール」で特別賞に選ばれました。
ごくごく個人的なことからNEUTRAL COLORSの種は蒔かれ、
思考に時間をかけ、現場に行き、考えを熟成させ、手を使って印刷し、
文字を紡ぎ出し、一度全部捨てて、もう一度手で練り直し、
世界中のブックフェアに出かけて、紙を運んだり、和紙を漉いたり、
折ったり、切ったり、綴じたりして、“雑誌”になる
第4号では「仕事」を特集。「クリエイターのためのベーシックインカム」を理念とするBASICをこのタイミングでスタートさせ、持続可能な「仕事」とすることができるのか、第5号以降もNEUTRAL COLORSを継続していくための社会実験でもあります。コースは、1,100円(月額)と22,000円(月額)のプロフェッショナルコースの2種類があります。雑誌ができるまでの編集、デザイン作業、取材風景といった誌面づくりをオンラインでほぼリアルタイムで追いながら、デザインと紙の話などの限定コンテンツをご覧いただき、本誌と制作過程を追ったアーカイブブックを成果物とします。プロフェッショナルコースでは、リソグラフ機材の使用権や印刷、編集のアドバイスを受けることもできます。
BASIC に「本気でつくりたい人たち」が集まり、様々な課題を各人が取り組み、一人でも多くの人が自分の媒体を持つことを期待しています。それにより、新しいものが生まれることが次世代へとつながり、オープンソースを提供する大きな意味になると信じています。
雑誌をつくるという「仕事」をどのように進め、成り立たせているのか。BASICではほぼリアルタイムで仕事特集の誌面づくりを実況中継します。一方で、BASICの試みはベーシックインカムの実現という「仕事」について考えるものです。誌面ではBASICについて記事にします。ひとつの商品であるNEUTRAL COLORS(紙)と持続的なインカムのBASIC(WEB)、2つを融合させます。
●雑誌には載らないサブストーリーを読める
誌面になるのは素材のごく一部です。リサーチを含めて取材した写真、インタビューで削った原稿、載せきれなかったマニアックな部分まで、雑誌の余剰を記事として配信します。思考の履歴であるサブストーリーを読めることは、本誌を見たときにより立体的に楽しめる仕掛けになります。
●雑誌づくりの「ほんとう」を見せる
雑誌ができるまでをオンラインで併走してください。それは間接的に雑誌づくりに参加してもらうことでもあります。時にはリアルな印刷現場や雑誌の搬入搬出、編集現場のバックヤードへお連れします。実際に雑誌づくりにかかる印刷経費や制作費、流通の経費、営業の仕方など、包み隠さず公開します。なぜここまで公開するのか?それは、「私でもつくれるかも」と思ってほしいからです。NEUTRAL COLORSのつくり方の特徴は「誰でも思いつくけれど、実際にやった人はいない」という点です。意思があれば誰でもできます。NEUTRAL COLORSの裏表(ほんとう)を見て感じてください。
●オープンソースが次世代のバトンに
師匠と弟子のようにマンツーマンとはいかなくても、やってみたいと思う人がアクセスできる。自分たちでやってみることができる。NEUTRAL COLORSのやり方を見て化学反応が起きるかもしれない。予算のハードルや営業の仕方など、目標に応じて困難さはそれぞれ違います。BASIC に「本気でつくりたい人たち」が集まり、様々な課題を各人が取り組み、ときにアドバイスもしながら、一人でも多くの人が自分の媒体を持つ。そんなふうに、まだ見ぬ紙媒体が同時多発的に存在する。その世界をNEUTRAL COLORSは心待ちにしています。新しいものが生まれることが次世代へとつながること、オープンソースを提供する大きな意味になると信じています。
●クリエイターのベーシックインカムの実現
安定して雑誌を持続させるためにBASICに取り組みます。年一度の発行ですが、月単位で考えると印刷費はかなりの出費となります。資金は、主にリソグラフの印刷費に充てます(具体的な印刷費は会員ページで金額まで細かく掲載します)。本誌に載せきれない特別な記事を有料で配信することで、価値ある記事を発信するNEUTRAL COLORSと受け取り手のお互いにおいて、いい意味で緊張感のあるいい関係が生まれるのではないかと考えています。他で読めない記事配信を行い、完成した雑誌&BASICの記事をアーカイブした冊子をつくるなど、価値あるものを提供します。
●デザインや紙の可能性を広めていく
WEBが発達し紙とデジタルの棲み分けができ、紙媒体は深く掘り進める者にとって実験がしやすい環境になったと感じています。従来の大量生産、大量消費の考え方ではなく、少ないロットでクオリティと価格を上げ、産業として新しい価値を実際の雑誌に反映させながら追及していきます。保持ではなくもっとポジティブに、新しい価値を生み出すための“PAPER LABORATORY”となるべく記事を配信します。
雑誌ができるまでの編集、デザイン作業、取材風景をお届けします。ほぼリアルタイムなので、雑誌づくりに併走している感覚になると思います。誌面に載せきれないコンテンツもまたBASICの記事となります。
●「デザイン」のためのリサーチを公開する
NEUTRAL COLORSを手掛けるグラフィックデザイナー·加納大輔氏が中心となり、紙やデザインについてのリサーチ、探究を記事として配信します。紙で雑誌をつくることにどんな意義があるのでしょうか。世界中の印刷·デザインのアプローチや、歴史的な経緯を調査することで、現代に印刷物をつくる価値や新たな展開を見つけ出すことができるはずです。
この、雑誌ができるまでのリサーチやデザインや紙について学習したサブコンテンツは、本誌をさらに楽しむための副読本「アーカイブ雑誌」となります。
●特別連載
雑誌ができるまでの記事やデザインの話の間に挟み込む特別な記事です。イベントとも随時リンクした内容を考えています。
・インディペンデント雑誌 編集長インタビュー
・個性的な書店店主に聞く「どんな本を売りたいか」インタビュー
・特集をつくる際に読んだ本リスト/執筆陣による選書
・【入会時】会員証としてオリジナルステッカー
・【毎月】BASIC限定記事購読
・【不定期】リソグラフ印刷見学
・【不定期】会員限定(zoomなど)オンラインイベントご招待
・【発売時】NEUTRAL COLORS 第4号(トートバック付き)を贈呈
・【発売時】BASICの限定記事を再編集した「アーカイブ雑誌」を贈呈
●22,000円(月額)プロフェッショナルコース(3名まで)
・【1,100円(月額)コースと同じ】
・【毎月】リソグラフ機材の使用権(月に3日程度)
・【毎月】印刷、編集のアドバイスを受けられる(上記と同じ日に行います)
1975年生まれ。編集者。白夜書房で2004年、トラベルカルチャー誌『NEUTRAL』を創刊。2008年『TRANSIT』に改名し、講談社より刊行。33号まで編集長を務める。その後、BOOTLEGに参加して『ATLANTIS』を創刊。2018年10月に自身の出版社「NEUTRAL COLORS ニュー・カラー」を設立。現在まで、『ぬりえほん ねこ』『Middle Life Notes』『写真の中の君は何を見ている』『The Shapes of the Heart』『Amoeba』『導光』を発行。鎌倉在住、一児の父。
http://neutral-colors.com/
https://www.instagram.com/neutral_colors_magazine/
加納大輔(かのう・だいすけ)/グラフィックデザイナー
1992年愛知県生まれ。2019年独立。オフセット印刷とリソグラフ印刷をかけ合わせた雑誌『NEUTRAL COLORS』 、カルチャーの領野を横断する批評誌 『 エクリヲ 』 のアートディレクションのほか、作品集や写真集などのブックデザインを中心に活動。
http://www.daisukekano.com
https://www.instagram.com/disk.kn
一般のお問合せ:contact@motion-gallery.net
URL:https://basic.motion-gallery.net/
ごくごく個人的なことからNEUTRAL COLORSの種は蒔かれ、
思考に時間をかけ、現場に行き、考えを熟成させ、手を使って印刷し、
文字を紡ぎ出し、一度全部捨てて、もう一度手で練り直し、
世界中のブックフェアに出かけて、紙を運んだり、和紙を漉いたり、
折ったり、切ったり、綴じたりして、“雑誌”になる
第4号では「仕事」を特集。「クリエイターのためのベーシックインカム」を理念とするBASICをこのタイミングでスタートさせ、持続可能な「仕事」とすることができるのか、第5号以降もNEUTRAL COLORSを継続していくための社会実験でもあります。コースは、1,100円(月額)と22,000円(月額)のプロフェッショナルコースの2種類があります。雑誌ができるまでの編集、デザイン作業、取材風景といった誌面づくりをオンラインでほぼリアルタイムで追いながら、デザインと紙の話などの限定コンテンツをご覧いただき、本誌と制作過程を追ったアーカイブブックを成果物とします。プロフェッショナルコースでは、リソグラフ機材の使用権や印刷、編集のアドバイスを受けることもできます。
BASIC に「本気でつくりたい人たち」が集まり、様々な課題を各人が取り組み、一人でも多くの人が自分の媒体を持つことを期待しています。それにより、新しいものが生まれることが次世代へとつながり、オープンソースを提供する大きな意味になると信じています。
- NEUTRAL COLORS × BASIC
雑誌をつくるという「仕事」をどのように進め、成り立たせているのか。BASICではほぼリアルタイムで仕事特集の誌面づくりを実況中継します。一方で、BASICの試みはベーシックインカムの実現という「仕事」について考えるものです。誌面ではBASICについて記事にします。ひとつの商品であるNEUTRAL COLORS(紙)と持続的なインカムのBASIC(WEB)、2つを融合させます。
●雑誌には載らないサブストーリーを読める
誌面になるのは素材のごく一部です。リサーチを含めて取材した写真、インタビューで削った原稿、載せきれなかったマニアックな部分まで、雑誌の余剰を記事として配信します。思考の履歴であるサブストーリーを読めることは、本誌を見たときにより立体的に楽しめる仕掛けになります。
●雑誌づくりの「ほんとう」を見せる
雑誌ができるまでをオンラインで併走してください。それは間接的に雑誌づくりに参加してもらうことでもあります。時にはリアルな印刷現場や雑誌の搬入搬出、編集現場のバックヤードへお連れします。実際に雑誌づくりにかかる印刷経費や制作費、流通の経費、営業の仕方など、包み隠さず公開します。なぜここまで公開するのか?それは、「私でもつくれるかも」と思ってほしいからです。NEUTRAL COLORSのつくり方の特徴は「誰でも思いつくけれど、実際にやった人はいない」という点です。意思があれば誰でもできます。NEUTRAL COLORSの裏表(ほんとう)を見て感じてください。
●オープンソースが次世代のバトンに
師匠と弟子のようにマンツーマンとはいかなくても、やってみたいと思う人がアクセスできる。自分たちでやってみることができる。NEUTRAL COLORSのやり方を見て化学反応が起きるかもしれない。予算のハードルや営業の仕方など、目標に応じて困難さはそれぞれ違います。BASIC に「本気でつくりたい人たち」が集まり、様々な課題を各人が取り組み、ときにアドバイスもしながら、一人でも多くの人が自分の媒体を持つ。そんなふうに、まだ見ぬ紙媒体が同時多発的に存在する。その世界をNEUTRAL COLORSは心待ちにしています。新しいものが生まれることが次世代へとつながること、オープンソースを提供する大きな意味になると信じています。
●クリエイターのベーシックインカムの実現
安定して雑誌を持続させるためにBASICに取り組みます。年一度の発行ですが、月単位で考えると印刷費はかなりの出費となります。資金は、主にリソグラフの印刷費に充てます(具体的な印刷費は会員ページで金額まで細かく掲載します)。本誌に載せきれない特別な記事を有料で配信することで、価値ある記事を発信するNEUTRAL COLORSと受け取り手のお互いにおいて、いい意味で緊張感のあるいい関係が生まれるのではないかと考えています。他で読めない記事配信を行い、完成した雑誌&BASICの記事をアーカイブした冊子をつくるなど、価値あるものを提供します。
●デザインや紙の可能性を広めていく
WEBが発達し紙とデジタルの棲み分けができ、紙媒体は深く掘り進める者にとって実験がしやすい環境になったと感じています。従来の大量生産、大量消費の考え方ではなく、少ないロットでクオリティと価格を上げ、産業として新しい価値を実際の雑誌に反映させながら追及していきます。保持ではなくもっとポジティブに、新しい価値を生み出すための“PAPER LABORATORY”となるべく記事を配信します。
- コンテンツ
雑誌ができるまでの編集、デザイン作業、取材風景をお届けします。ほぼリアルタイムなので、雑誌づくりに併走している感覚になると思います。誌面に載せきれないコンテンツもまたBASICの記事となります。
●「デザイン」のためのリサーチを公開する
NEUTRAL COLORSを手掛けるグラフィックデザイナー·加納大輔氏が中心となり、紙やデザインについてのリサーチ、探究を記事として配信します。紙で雑誌をつくることにどんな意義があるのでしょうか。世界中の印刷·デザインのアプローチや、歴史的な経緯を調査することで、現代に印刷物をつくる価値や新たな展開を見つけ出すことができるはずです。
この、雑誌ができるまでのリサーチやデザインや紙について学習したサブコンテンツは、本誌をさらに楽しむための副読本「アーカイブ雑誌」となります。
●特別連載
雑誌ができるまでの記事やデザインの話の間に挟み込む特別な記事です。イベントとも随時リンクした内容を考えています。
・インディペンデント雑誌 編集長インタビュー
・個性的な書店店主に聞く「どんな本を売りたいか」インタビュー
・特集をつくる際に読んだ本リスト/執筆陣による選書
- コース概要
・【入会時】会員証としてオリジナルステッカー
・【毎月】BASIC限定記事購読
・【不定期】リソグラフ印刷見学
・【不定期】会員限定(zoomなど)オンラインイベントご招待
・【発売時】NEUTRAL COLORS 第4号(トートバック付き)を贈呈
・【発売時】BASICの限定記事を再編集した「アーカイブ雑誌」を贈呈
●22,000円(月額)プロフェッショナルコース(3名まで)
・【1,100円(月額)コースと同じ】
・【毎月】リソグラフ機材の使用権(月に3日程度)
・【毎月】印刷、編集のアドバイスを受けられる(上記と同じ日に行います)
- 中心メンバーのご紹介
1975年生まれ。編集者。白夜書房で2004年、トラベルカルチャー誌『NEUTRAL』を創刊。2008年『TRANSIT』に改名し、講談社より刊行。33号まで編集長を務める。その後、BOOTLEGに参加して『ATLANTIS』を創刊。2018年10月に自身の出版社「NEUTRAL COLORS ニュー・カラー」を設立。現在まで、『ぬりえほん ねこ』『Middle Life Notes』『写真の中の君は何を見ている』『The Shapes of the Heart』『Amoeba』『導光』を発行。鎌倉在住、一児の父。
http://neutral-colors.com/
https://www.instagram.com/neutral_colors_magazine/
加納大輔(かのう・だいすけ)/グラフィックデザイナー
1992年愛知県生まれ。2019年独立。オフセット印刷とリソグラフ印刷をかけ合わせた雑誌『NEUTRAL COLORS』 、カルチャーの領野を横断する批評誌 『 エクリヲ 』 のアートディレクションのほか、作品集や写真集などのブックデザインを中心に活動。
http://www.daisukekano.com
https://www.instagram.com/disk.kn
- メッセージ
- NEUTRAL COLORSとは?
一般のお問合せ:contact@motion-gallery.net
共感の輪をつなぎ、クリエィティブな活動の基盤をつくる 継続支援型のクラウドファンディング・プラットフォームです。文化施設・クリエイターは、資金を毎月継続的に受け取ることで 日々の活動の基盤を充実させることができ、メンバーはクリエイティブな活動のプロセスやコミュニティに参加することができます。
URL:https://basic.motion-gallery.net/
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