東工大発のAIプロテオミクス技術ベンチャー、aiwell株式会社が、合同会社コントレイルを引受先とする第三者割当増資を実施

次世代タンパク質解析サービス「ai-PoP」の社会実装を進めている東京工業大学発ベンチャー認定企業 aiwell株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：馬渕 浩幸）は株式会社山忠HD（代表取締役社長：山本 英明、本社：北海道東郡音更町）、株式会社そら（代表取締役社長：米田 健史、本社：北海道帯広市）が共同設立した合同会社コントレイル（代表社員：株式会社そら、本社：北海道帯広市）よりの第三者割当増資を引き受けました。

合同会社コントレイルは十勝地域の更なる活性化に向けて、十勝で起業をしようとする起業家や十勝のベンチャー企業に支援を行うために設立されました。aiwell社はあらゆる生体の状態を可視化する次世代タンパク質解析サービス「ai-PoP」の提供により、自然豊かな環境に恵まれる北海道内で、農業、酪農、畜産、水産業、食品などの品質管理、生産向上や、競走馬の健康管理を支援してきました。それらの実績から、十勝の地域産業の強みをさらに伸ばすためタンパク質の解析技術で貢献。十勝の良質な環境から生まれる生産物を日本、そして世界へ。安全で品質が保証された十勝の生産物を、世界に先駆けたタンパク質の解析技術でサポートする目的で、この度の増資が決定致しました。

今回の調達資金は、十勝の幅広い分野で利用できるよう、aiwell独自研究所の設備や人員採用に投資する予定です。タンパク質の解析技術は多くの産業でニーズが高まっており、この度の調達をきっかけに、十勝の地域を中心に第一次産業の分野で、迅速にai-PoPの普及を実現して参ります。

 また、今回の資本参画を契機として、財務基盤の強化と共に、北海道地域企業との連携をより一層推進。道内のネットワークを活用した共同研究により事業展開の加速に努めて参ります。

＜合同会社コントレイル概要＞

・会社名　合同会社コントレイル
・設立者　株式会社山忠HD、株式会社そら

・住　所　北海道帯広市西2条南8丁目14番地3
・設　立　 2021年3月31日
・紹　介　
十勝地域の更なる活性化に向けて、十勝で起業をしようとする起業家や十勝のベンチャー企業に支援を行うために設立した会社です。

東京を始めとした大都市圏への人口流入が続く昨今、地方の力は徐々に失われつつあります。人口減少→人手不足→企業の衰退→地域の衰退という悪循環を好転させるには、地域に根差した企業が生まれ、雇用を創造し、地域を活性化させていくことが求められます。

そこで、コントレイル社は十勝に根付く企業の創出を通じた地域創生を実現するため、支援を行うこととしました。

 
＜会社概要＞

・会社名　aiwell株式会社（アイウェルカブシキガイシャ、英文表記：aiwell Inc.）

・代表者　代表取締役 馬渕 浩幸

・設　立　2018年1月23日

・所在地　東京都千代田区二番町9−3 THE BASE 麹町
・会社HP　https://www.aiwelljapan.com

・AIプロテオミクス（サービス名称“ai-PoP”）紹介動画

　https://www.youtube.com/watch?v=uGXMXDuDV38&t=3s
・紹　介
東工大発ベンチャー認定企業。2018年、AIプロテオミクスの実用化を進めるための共同研究を東工大と開始。2019年4月には協働研究拠点を東工大の学内に設立。

病気や怪我の自覚症状が出る前、そして重篤化をする前にAIの画像判断による診断支援や遠隔診療支援、創薬支援が可能になる技術として2022年12月に特許を取得。

現在、本技術の利用拡大、社会実装を進めるため、大手製薬会社、大学、各研究機関などと共同開発し、“AIプロテオミクス”の社会実装を進めています。