富山県高岡市、北陸銀行と連携し、地域課題を解決

〜働きたい女性の活躍推進及び企業の人材不足解消に向けた取組み〜

メリービズ株式会社

2024年3月25日 19時00分

メリービズ株式会社(以下「メリービズ」)は、高岡市と株式会社北陸銀行（以下、北陸銀行）が締結している「包括的地域連携に関する協定書」に基づき、三者の連携により、在宅ワークによる女性の活躍推進・就労機会創出、ならびに経理人材不足や業務効率化を図りたい市内企業の経営課題の解決を目的として、高岡市が運営する女性人材バンク事業にメリービズが採択されたことをお知らせいたします。3月25日12時15分より高岡市役所で記者会見を行いました。

背景

令和5年6月に閣議決定された骨太方針2023では、スキルアップ、働き方の多様性などの「人への投資」の強化が掲げられており、人的資本経営の土台として高い関心を集めています。高岡市でも、人口減少・少子高齢化が進む中、男女平等・共同参画や女性活躍を推進するため、短時間勤務や在宅ワークなどの柔軟な働き方を利用した就労機会の創出や、仕事も私生活も大切にするワーク・ライフ・バランスの実現を目指しています。一方、高岡市内の中小企業では、人材不足が喫緊の課題となっています。

そこでこの度、高岡市とメリービズのパートナーである北陸銀行と連携し、高岡市内で在宅ワークにて資格やスキルを活かして働きたいが、育児や介護などで働き方に制約のある女性のニーズへの対応と、経理人材の不足または経理業務の効率化を図りたいと考える市内企業の経営課題を解決するため、メリービズが提供するオンラインアウトソーシングサービス「バーチャル経理アシスタント」を活用いただきます。

メリービズは、高岡市が運営する「高岡市女性人材バンク」事業に参入し、同事業初となるバックオフィス業務の在宅ワークの機会を提供します。市内の企業に対しては、北陸銀行がコンサルタント業務を実施する中で、経理人材不足や業務効率化に課題があると考えられる企業にメリービズのサービスを紹介し、導入いただくことで、中小企業のDXを推進します。

今回の連携により、高岡市が掲げる「男女平等・共同参画社会の実現」「中小・小規模企業の経営基盤強化」の実現に貢献して参ります。

連携目的

①在宅ワークで資格やスキルを活かして働きたい女性への仕事紹介（女性活躍推進）

②市内企業の経理人材不足の解消や経理DXによる経営の高度化（BPO、DX推進）

高岡市女性人材バンクとは

高岡市では、子育てや介護など限られた時間の中で働きたい女性や資格・スキル等を活かしたい女性が、希望する場面で生き生きと活躍する１歩を踏み出す挑戦を支援するため、「高岡市女性人材バンク」を令和5年5月8日から開始。働きたい女性と人材を求めている企業等を登録・マッチングします。

高岡市市長角田悠紀氏コメント

高岡市は、育児や介護等限られた時間の中で、働くことを希望する女性や、資格・スキルを活かしたい女性が、希望する場面で生き生きと活躍することを支援するため、全国でも他に例を見ない「女性人材バンク」を立ち上げました。一方で、市内の中小・零細企業からは、経理人材の確保に苦慮しているとの声を聞いております。今回の三者連携により、女性活躍の支援と企業の人材確保という地域課題の解決に取り組んでまいります。

株式会社北陸銀行代表取締役頭取中澤宏氏コメント

この度の共同記者会見に際し、心より感謝申し上げます。高岡市様との間で結ばれた包括的連携協定に基づき、私たちは多岐にわたる分野での協力を進めて参りました。その過程で、特に高岡市女性人材バンクの活性化に寄与する新たな方策として、メリービズ社と協力し、在宅ワークの活用を通じて、女性の活躍推進及び地域振興への貢献を模索しておりました。この取り組みは、新しい働き方の普及を促し、同時に企業の経営資源の有効活用にも繋がるものと確信しております。

メリービズ株式会社代表取締役社長山室佑太郎コメント

このような連携機会を提供してくださった高岡市様、北陸銀行様に心より感謝申し上げます。私たちは、「ビジネスを楽しく」をスローガンに掲げ、社会課題解決に取り組むスタートアップ企業です。「バーチャル経理アシスタント」を通じて、多様な働き方の提供、企業の人手不足解決、DX推進を目指しています。この取り組みに留まらず、今後もこのような取り組みをあまねく日本全国に広げ、社会に貢献してまいります。