【漫画を読んで勉強になったことランキング】男女500人アンケート調査

漫画を読んで勉強になったことに関する意識調査

株式会社アタム

オンラインイラスト教室を運営する株式会社アタム(本社:東京都港区、代表取締役:宮澤惇、以下 アタムアカデミー)は、全国の男女500人を対象に「漫画を読んで勉強になったことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

漫画は娯楽として老若男女問わず広く親しまれています。ただ楽しむだけではなく、「読んでいて勉強になった」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。

歴史や科学の知識はもちろん、「人との関わり方」「物事の考え方」「人生の指針となるような名言」など、漫画から得られる学びはさまざまです。

今回、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミー( https://atam-academy.com/ )は、全国の男女500人に「漫画を読んで勉強になったこと」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、一般社団法人マンガナイト代表理事の山内康裕氏よりご考察いただいております。

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「アタムアカデミー」のURL( https://atam-academy.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:全国の男女

調査期間:2026年5月29日

調査機関:自社調査

調査法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性353人/男性147人)

回答者の年代:10代 1.4%/20代 17.8%/30代 35.2%/40代 27.0%/50代以上 18.6%

※当アンケートでは、娯楽漫画と学習漫画の両方がアンケートの対象になっています。

【調査結果サマリー】

・漫画を読んで「勉強になる」と感じたことがある人は97.8%

・漫画を読んで勉強になったこと1位は「歴史の知識」

・漫画が勉強になると感じる理由は「理解しやすい」

・500人が選んだ勉強になるおすすめ漫画1位は「はたらく細胞」

漫画を読んで「勉強になる」と感じたことがある人は97.8%

全国の男女500人に、漫画を読んで勉強になると感じた経験があるかを聞いたところ、「よくある(32.4%)」「たまにある(65.4%)」が合わせて、97.8%にのぼりました。

漫画が単なる娯楽ではなく、知識や考え方に触れるきっかけとなっているとわかります。

漫画を読んで勉強になったこと1位は「歴史の知識」

漫画を読んで勉強になったことの1位は、「歴史の知識(35.6%)」です。2位「科学の知識(20.2%)」、3位「人との関わり方(15.2%)」が続きます。

漫画から得られる学びは非常に幅広いとわかりました。学校の勉強につながるような「歴史」「科学」「語彙力や漢字」にとどまらず、「対人スキル」「物事の考え方」が挙がったのも特徴です。

<1位 歴史の知識>

・教科書の文字だけでは覚えにくかった歴史上の人物の人間関係や、大きな合戦の流れがスムーズに頭に入りました(20代 男性)

・歴史の学習漫画を読んで、歴史の流れや偉人の人生などをわかりやすく学べました。教科書だけでは知れなかった偉人の一面や逸話などを学べたので、歴史に興味を持つきっかけにもなり、歴史の勉強に積極的に取り組むようになりました(20代 女性)

歴史をテーマとする漫画は多くあり、「学習漫画」など、学習をメインの目的に据えているものもあります。またフィクションやファンタジー要素も取り入れた、娯楽メインの歴史系漫画も多いですね。

漫画で歴史の知識を学べる理由としては、出来事や人物が物語として描かれることで、歴史の流れを理解しやすくなる点があります。漫画では文字や年号の羅列ではなく、「登場人物の感情」「人間関係」「時代背景」まで含めて描かれるため、なぜその出来事が起きたのかをストーリーの中で理解しやすいのですね。

漫画が歴史を学ぶきっかけやモチベーションにつながっている例もあるとわかりました。

<2位 科学の知識>

・漫画を読んで、身近な出来事にも科学的な仕組みがあることを知りました。実験や研究を重ねて新しい発見につなげる過程が興味深く、科学のおもしろさや考えることの大切さを学びました(20代 女性)

・体内での細胞の働きやサイエンス系は、漫画で学ぶとすんなり入ってきました!(30代 女性)

科学的な要素を扱う漫画も多くあります。科学そのものがテーマになっていることもあれば、謎解きなどの過程で科学の知識が登場することもありますね。

漫画では、難解な科学の知識や仕組みについても、絵やストーリーによってわかりやすく表現できます。通常なら見えないような「体の中」「宇宙」などについても、文章だけではなく絵で見せてくれるからですね。また、概念についても図解などで解説できます。

<3位 人との関わり方>

・普段の振る舞いや、人に対する接し方や考え方の指標になった。どういう立ち回りをしてうまく生きていくか、見本になったと感じたことがある(30代 男性)

・人とのコミュニケーションの取り方など。友情の作り方や家族愛についても、漫画だと感情移入しやすいです(40代 女性)

漫画では、主人公が周囲との協力や衝突を経験するなかで、ストーリーが進んでいきます。

「主人公と周囲」や「周囲の人間同士」の人間関係が具体的なエピソードとして描かれるため、「家族や仲間との絆」「対立と和解」などを追体験できます。「周囲との対立と和解」「言いにくいことを伝える」などは、現実の世界でも多々起こりますね。

そのため漫画で人との接し方について考えることで、現実に生かせる可能性もあります。

<4位 物事の考え方>

・勉学という意味の勉強ではなく、人生においての勉強になることがありました。今の自分の「相手に対する考え方」や「生き方」は、漫画によって作られたと言っても過言ではありません(20代 男性)

・気持ちの持ち方です。元々気持ちを溜め込むほうでしたが、「こんなふうに考えるのもアリなんだ!」「こんなふうに考えたい!」と思えます(30代 女性)

漫画はジャンルのテーマも多様で、登場人物もさまざまです。そのため多様な価値観や人生観に触れる機会にもなります。

登場人物が悩みや困難に向き合う姿を見ることで、自分にはなかった発想や考え方に出会える可能性があるのですね。「困難を乗り越える場面」「挫折から立ち直る場面」から、前向きになれるきっかけをもらえることもあります。

<5位 スポーツのルール>

・家族が野球好きで、テレビでよく流れてきたのですが、野球のルールをまったく知りませんでした。野球漫画を読んだことによって、野球のルールを知ることができました(20代 女性)

・カバディというスポーツは知っていたが、勝敗の決め方や人数などの基本的ルールは知らなかった。漫画で知ることができた(30代 男性)

・スポーツのルールがわかるようになり、また興味もわきました(40代 女性)

スポーツを題材にした漫画は数多くあり、アニメ化されるものなども多く、人気です。

漫画では、試合中にルールが適用される様子を視覚的に理解でき、難しい部分は時間を割いて読めます。そのため「ルールブックを読むだけでは難しく感じる内容」や「実際の試合を見ているときには、動きなどが速すぎてよくわからないルール」も、理解しやすいと考えられます。

<6位 語彙力>

・漫画を読むことで、普段使わない言葉やことわざ、慣用句に触れられるため、語彙力や表現力が身につくと感じます(30代 女性)

・難しい漢字や言葉を覚えられて語彙が増え、表現力が高まった(40代 女性)

漫画では日常生活ではあまり使わない言葉や表現が登場することもあります。作品のジャンルによっては、「特定の業界や職業の専門用語」「歴史的な表現」などが多用されることもありますね。

漫画の中で言葉の意味が説明されることもありますし、読み進める中で難しい言葉が出てきたら自分で調べることもあると考えられます。漫画は楽しみながら多様な言葉や表現に触れられる媒体となっています。

<7位 漢字の知識>

・読める漢字が増えたのも漫画のおかげです(40代 男性)

・子どもの頃、漫画のふりがなでたくさん字を覚えました。おもしろいだけでなく使いようによっては勉強になると思います(50代以上 女性)

子ども向けの作品では、漢字にふりがながついていることが多くなっています。そのためまだ学校で習っていない漢字や難しい漢字でも、自然に読み方を覚えられます。

漢字が使われる単語も目にするため、単独で暗記するよりも使い方を理解しやすくなるのも特徴です。

漢字の勉強として気負って取り組むのではなく、物語を楽しむ過程で自然に漢字の知識が増えるのは、大きなメリットと言えます。

漫画が勉強になると感じる理由は「理解しやすい」

「漫画が勉強になると感じる理由」として最も多かった回答は、「理解しやすいから(50.8%)」で、全体の半数以上にのぼりました。

2位「記憶に残りやすいから(22.2%)」、3位「読むハードルが低いから(21.2%)」、4位「感情移入しやすいから(10.2%)」、5位「何度でも読めるから(3.0%)」の結果でした。

漫画が勉強になると感じられるポイントとしては、大きく「情報の理解しやすさ」と「親しみやすさ」があると言えます。

そしてこのような特徴を実現しているのは、絵やストーリー、キャラクターの魅力です。絵やストーリーがあるため理解しやすく、記憶にも残りやすくなります。

また、ストーリーやキャラクターに魅力があって「おもしろい」と感じられるからこそ、読むハードルは低くなり、感情移入でき、何度も読み返して記憶の定着につながります。

「楽しい」と「学べる」を両立できる媒体であることが、漫画の特徴です。

<1位 理解しやすい>

・漫画のイラストと文章の組み合わせがわかりやすく、説明に対してイメージしやすい(20代 女性)

・文字だけだと自分の想像で補わなければならないが、絵があることによって想像がしやすく理解しやすい(30代 女性)

漫画は「登場人物の表情や動き」「背景」などが絵で示されるため、情報を直感的に把握できて、状況を理解しやすくなるメリットがあります。複雑な内容や抽象的な概念も、絵や読み進めやすい会話文で説明されるので、すっと頭に入ってきます。

そのためアンケートでは「教科書を読むより理解しやすい」といった声も寄せられました。

<2位 記憶に残りやすい>

・登場人物それぞれに強烈な個性があり、感情移入しながら読めるため、出来事が記憶に残りやすいと感じます(30代 男性)

・登場人物の感情や成長が描かれているので、知識だけでなく考え方まで印象に残りやすいからです(40代 男性)

漫画が記憶に残りやすい理由としては、「絵で見るから」「感情移入できるから」「ストーリーとして覚えるから」などが挙げられました。

印象的なエピソードや好きなキャラクターと結び付いて、感情が動いた状態で記憶されるため、印象に残りやすいのですね。

<3位 読むハードルが低い>

・物語性があったり、好きなキャラクターが話しているからこそ、長文の説明も読みやすくなる(10代 女性)

・勉強の抵抗感を薄くしてくれるため、楽しく知識がつけられるし、モチベーションにもつながるから(30代 男性)

漫画を読むことについては、心理的な負担が少ないのも特徴です。

例えば分厚い歴史小説や歴史の専門書を読むのは気が引けても、漫画であれば気軽に手に取りやすい人も多いと考えられます。「さあ、勉強するぞ!」という意識がなくても、気軽に読み始められるからですね。

また漫画だと「続きが気になる」という気持ちになることも多く、学習をさらに進めていくことへの抵抗がなくなり、自然と読み進められる点も特徴です。

<4位 感情移入しやすい>

・主人公による感情が細かく表現されているから、感情が伝わりやすい(20代 女性)

・感情移入ができます。なのでキャラクターの想いが、そのまま自分の学びにもなります(30代 女性)

漫画では登場人物の感情や考えが読み取りやすく、読み進めるうちに登場人物に感情移入してしまうことも少なくありません。

キャラクターの葛藤や苦悩などを身近に感じられるため、没入感が増し、自分自身の体験であるかのように受け止めることにもなります。そして主人公が困難を乗り越える姿や仲間や敵と関わる姿を見ながら、「自分ならどうするだろう」「こういうときは、こうすればいいのか」などと考えられます。

疑似体験を通して、知識のほか価値観や行動のヒントを学べる点が、漫画の特徴です。

<5位 何度でも読める>

・わからなかったり、忘れてしまったりしたことを、前に戻って繰り返し読める(20代 女性)

・キャラクターが魅力的で読み直すから(40代 女性)

漫画はストーリーやキャラクターそのものに魅力があり、手軽に何度も読み返せる媒体です。そのため「もう一度読みたい」という気持ちになることも多く、自然に読み返せます。

何度でも読むことで、何度でも勉強できるのですね。

500人が選んだ勉強になるおすすめ漫画ランキング

男女500人に聞いた「勉強になるおすすめ漫画」の1位は「はたらく細胞(9.4%)」でした。2位「Dr.STONE(6.2%)」、3位「キングダム(4.2%)」、4位「ハイキュー!!(3.6%)」が続きます。

・はたらく細胞。専門用語が多くて挫折しがちな生物や医学の基礎知識が、漫画を楽しく読むだけで自然と頭に染み込んでくるため、大人から子どもまで純粋に学びになる一冊として非常におすすめですね(40代 男性)

・Dr.STONE。科学の知識が詰まってる。終盤になると自力では作れないけど、序盤のほうは身近な石鹸などが出てくる。現在では便利になっているものやしくみの進歩を追える(30代 女性)

・キングダム。中華統一までの状況や歴史的背景がよくわかって、「こうやって歴史は作られていくんだな」と実感できたから(50代以上 女性)

・ハイキュー!!。バレーボールの基本的なルールや戦略を学べるだけでなく、部活動を通して、スポーツとの向き合い方が人それぞれであることもわかります(20代 女性)

・SLAM DUNK。今までどんな人生を歩んできたとしても、「変わりたい」と自分に正直に思って努力すれば、周りの人たちも応援してくれて、必ず変わっていけることを見せてくれているから(30代 女性)

・名探偵コナン。「化学反応」「お酒の名前・主成分」「警察の隠語」「日常の豆知識」まで、さまざまなことが学べるから(20代 女性)

・ONE PIECE。リーダーシップの定義がふんだんに劇中に出てきます(50代以上 男性)

医療、科学、歴史といった学習要素の強い作品が上位にランクイン。

一方で「ハイキュー!!」「SLAM DUNK」などスポーツ系の漫画も複数入りました。スポーツ系の漫画では、スポーツのルールや戦術を学べるだけではなく、「恩師やチームメイトとの関わり」や「挫折の乗り越え方」「ピンチになったときの心の持ち方」も描かれています。

「知識をわかりやすく学べるもの」と「人生や人間関係について考えるきっかけを与えてくれるもの」が評価されているとわかります。

まとめ

今回の調査では、「漫画を読んで勉強になったことがある」と回答した人がほとんどを占めました。そして漫画から得られる学びの内容としては、歴史や科学といった知識分野だけでなく、人との関わり方や物事の考え方など、日常生活や人生に役立つものまで幅広く挙がっています。

漫画は絵とストーリーによるわかりやすさで、上記のような学びを娯楽の形で提供してくれます。知識を効率よく伝えるだけでなく、感情移入を通じて理解を深められる点も、漫画ならではの魅力です。

楽しみながら自然に学べる漫画は、子どもから大人まで幅広い世代にとって身近な学習ツールのひとつだとわかりました。

こうした漫画の魅力を支えているのが「ストーリーテリング」の力です。ストーリーテリングとは、物語を通じてメッセージを伝える手法のこと。コマ割りで場面の切り替わりや時間の流れを表現したり、セリフで登場人物の性格や関係性を伝えたり、構成を工夫して読者を最後まで惹きつけたりと、さまざまな要素の組み合わせで成り立っています。

読者が物語に感情移入し、学びを深められるのも、このストーリーテリングがあってこそです。

アタムアカデミーでは、こうした効果的なストーリーテリングの技術を基礎から応用まで学ぶことができます。「読む」だけでなく「描く・伝える」側に立つことで、物語を通じた表現力や構成力が身につきます。

漫画イラスト教室

https://atam-academy.com/feature/comics/

▽山内康裕氏の考察

かつて「漫画を読むと頭が悪くなる」と言われた昭和の風潮と比べると、現在は大きく変化しています。背景には、エンターテインメント化が進み、より面白くなった学習漫画の存在と、監修者のもとでリアリティを追求した娯楽漫画の充実という2つの要因があります。

漫画が勉強になりやすい理由として特筆すべきは、登場人物に感情移入しながら自分事として読み進められる点や、好きなシーンを読んだり、速読したりと反復して読めるコントロールのしやすさです。これらはアニメと比べても優位性があります。

また「はたらく細胞」「Dr.STONE」などの人気作品には副読本も存在し、本編と合わせて読むことでより深い学習効果が得られます。専門家監修のもと丁寧に作られた副読本は、学習ツールとして非常に優れた選択肢です。

■監修者紹介

山内 康裕

一般社団法人マンガナイト( https://association.manganight.net/ )代表理事

1979年生。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。学びに生きる娯楽マンガ選定・普及する「これも学習マンガだ!」事業の普及推進を担う一般社団法人マンガナイトを2020年に設立し代表理事を務める。”マンガ”を事業領域とした拠点営業、街づくり、展示事業等の社会事業も展開している。一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、一般社団法人MANGA総合研究所副所長理事、日本マンガ学会監事、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師他を務める。共著に『『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方』(集英社)、『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊』(文藝春秋)など。 

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■アタムアカデミーについて

アタムアカデミーは、子供の創造性を育てるオンラインイラスト教室です。2020年5月よりオンラインのイラスト教室としてサービス提供開始し、2023年7月現在、小中学生を中心に日本全国から生徒が通う日本最大級のイラスト教室にまで成長しています。

サービスサイト:https://atam-academy.com/online/

■株式会社アタムについて

株式会社アタムは、「イラスト教育により子供の可能性を最大化する」をビジョンにオンラインイラスト教室を運営するスタートアップです。

所在地:東京都港区

代表者:代表取締役 宮澤惇

コーポレートサイト:https://atam-academy.com/

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会社概要

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区南青山2-2-15ウィン青山1214号
電話番号
03-4570-6962
代表者名
宮澤惇
上場
未上場
資本金
990万円
設立
2018年09月