ベルテックス静岡 2024-25シーズンロスター決定および編成について
このたび、ベルテックス静岡では2024₋25シーズン ロスターが決定いたしましたのでお知らせします。また、麻生卓志GMより、2024‐25シーズンのチーム編成についてご説明をさせていただきます。
2024-25 SEASONベルテックス静岡 ロスター
#3 PG 岡田雄三( YUZO OKADA )
#8 SG 新川敬大( KEITA SHINKAWA )
#10 PG/SG 陳岡燈生( TOI JINGAOKA )
#11 SF 増田啓介( KEISUKE MASUDA )
#16 PG/SG 橋本尚明( NAOAKI HASHIMOTO )
#21 PF/C ジョン・ハーラー( JOHN HARRAR )
#22 PF バローン マーテル( MARTEL BARONE )
#25 PG 鍋田隆征( RYUSEI NABETA )
#26 C アンガス・ブラント( ANGUS BRANDT )
#30 SG サイモン拓海( TAKUMI SIMON )
#35 SG 佐藤武( TAKESHI SATO )
#41 PF 加納誠也( SEIYA KANOU )
#70 PF フィン・ディレイニー( FINN DELANY )
チームスタッフ
GM 麻生卓志( TAKASHI ASO )
HC 森高大( TAKAHIRO MORI )
AC 大石慎之介( SHINNOSUKE OHISHI )
AC 菊池敦友( ATSUTO KIKUCHI )
AC スコット・ヤング( SCOTT YOUNG )
TDR 川合拓郎( TAKURO KAWAI )
S&C 窪田邦彦( KUNIHIKO KUBOTA )
HTR 阿部拓馬( TAKUMA ABE )
TR 内田幸織( SAORI UCHIDA )
MGR&TS 池野雄人( YUTO IKENO)
AMGR 糸魚川陽( MINAMI ITOIGAWA )
【麻生卓志 GMコメント】
新シーズンのチームロスターが整いましたのでご報告いたします。
継続してくださったスタッフ、選手、そして新たに仲間に加わって頂いたスタッフ、選手に感謝申し上げると共に、皆さまに新たなチームをご紹介出来る事を心より嬉しく思います。
【2023-24 SEASON】
B2初挑戦であった昨シーズンですが、目標であったプレイオフ進出という結果を導き出すことが出来ました。最終戦で勝利をおさめてのプレイオフ進出。忘れられない瞬間となりました。
シーズンは山あり谷あり、幾多もの壁にぶち当たりましたが、その都度、前向きに話し合いを重ね、全員で「誠実」な改善を続けられた事で、壁をぶち破っていけたと考えています。崩れそうになっても“TEAM”としてまとまり、最後の一瞬まで諦めずに闘ってくれた全スタッフ、全選手、関わってくださった皆様にまず敬意を表させて頂きます。
昨シーズンを含め、これまで「ベルテックス」として一緒に戦ってこられた方々がいなければ、今のベルテックスは存在しません。この感謝の気持ちを胸に、新シーズンも戦って参ります。
【2024-25 SEASON ROSTER】
2024-25シーズンの目標は“B1昇格”です。
簡単ではないこの目標を達成すべく、ベルテックスが掲げるチームコンセプトにフィットする事を念頭にチーム編成を行いました。一見とてもシンプルに感じるコンセプトですが、これを機能させるにはチームとしての共通認識、意思疎通、そして性格も含めた選手の特性が重要になります。
これを達成すべく全スタッフ、全選手と会話を重ね、ベルテックスの目指すバスケットボール、そして組織創りを説明させて頂きました。誰一人セルフィッシュな方はおらず、チームの為に戦ってくれる“仲間”が集まってくれました。
【TEAM CONCEPT】
”超攻撃的”チームディフェンス
攻撃的なディフェンスを仕掛け、トランジションゲームに持ち込み、ファーストブレイクでイージーなバスケットを量産します。
私たちの目指す”超攻撃的”チームディフェンス/ ベルテックス静岡のバスケットボールスタイルを実現するための3つのポイントとは。
1、チームプレー:個ではなく集団で戦う
2、ハードワーク:高いインテンシティを維持する
3、リバウンド:ディフェンスはリバウンドを獲得して終了する
【TEAM STAFF】
まず新指揮官として森高大HCに加入頂きました。バスケットボールに関する知識だけでなく、バスケットボールに対する情熱、そして温和でありながらも、奥に秘めた熱さを併せ持つ人柄に惚れ、会話を重ねベルテックスに加入頂きました。
森コーチの持つアルバルク東京での9年間の経験は誰にでも得られる物ではなく、伊藤元HC(現長崎GM)、ルカ元HC(現渋谷)、そしてアドマイティス現HCに従事され、その磨き上げられたバスケットボール、特に常にB1トップクラスのディフェンス力を創り上げてきた瞬間・過程に、その主たる一員として携わっておられた経験は、ベルテックスの新時代を創るうえで大きな力になると確信しています。ヘッドコーチ就任一年目の森コーチですが、最大限の結果を導きだせるようベルテックス静岡全クラブを上げてサポートしていく所存です。
そして今シーズンは大石ACに加え、ヤングAC、そして菊地ACに加入頂くことになりました。
大石ACには引き続き選手に寄り添ったコーチング、そしてその素晴らしい人格を活かしてチームビルディングの部分でも重要な役割を果たしてくれるでしょう。
新規に加入頂くヤングACにはその類まれなスカウティング能力、VTR作成によって、菊地ACにはスキル面で選手と共に研鑽を重ねる事によってチームに貢献してくれる事を期待しています。ヤングACの加入により、より緻密な戦術面でのレベルアップが期待され、そして若く伸び盛りの選手が多い今シーズン、大石AC、菊地ACが主に担うスキルトレーニングを通してのレベルアップは、中堅・ベテラン選手への刺激にもつながり、チーム全体の成長につながると考えております。
チームドクターとしては継続して川合Drにご協力を頂きます。バスケットボールに対する知識はもとより、常に最善の選択肢を提供してくださる川合Drと新しいシーズンを戦える事を頼もしく、また嬉しく思います。
また、川合Dr派遣に対し、快く対応くださっているR&Oリハビリ病院グループの皆さまへも心より感謝申し上げます。ベルテックスのメディカルチームはR&O様なしでは語れず、昨シーズンの成績の大きな要因となった「長期離脱者なし」に関しても皆さまのご協力なくして達成できませんでした。今シーズンも何卒よろしくお願い申し上げます。
女子日本代表チームや多くのトップリーグクラブで力を発揮されてきたご経験を持つ窪田コーチにストレングス&コンディショニングコーチとして加入頂きました。バスケットボールの動きに精通したその知識を基に、シーズンを通しての、そして怪我への耐性のある身体造りに貢献頂きます。静岡県出身である窪田コーチですが、故郷でのチャレンジに“わくわく”されており、モチベーション高く凱旋されます。
また阿部HTR、内田TRはATとして在籍2シーズン目を迎えて頂きます。新シーズンは、昨シーズンよりも更に質の高いコミュニケーションを構築頂き、その持ち前の真摯な対応力を持って選手の体調管理、そして体調の認知意識の向上を目指し、B1昇格を目指す上で重要なチームの屋台骨としての活躍を期待します。
池野マネージャー兼通訳は、2シーズン目となる新シーズン、今まで担って頂いた精緻なマネージャー業務に加え、通訳としての比重が大きくなると予想しています。マネジメントも見ながらの通訳になりますが、その語学力を活かし、スムーズな意思疎通を実現して、勝利に貢献してくれるでしょう。また、その池野マネージャー兼通訳をサポートし、また貪欲に物事を吸収したいという強い好学意識を持って糸魚川アシスタントマネージャーが加入してくれました。そのFor the teamの姿勢でチームがしっかりと闘いに臨める様、活躍してくれることを期待しています。
【PLAYER】
新シーズンを迎えるにあたり、個性豊かな色を持った選手が集まり、新たなベルテックスの歴史を創るべく闘って参ります。
まずはしっかりチームコンセプトを理解し体現できる事、そして各ポジションでのサイズアップ、戦術的なオプションの増加を念頭に編成を行いました。集まってくれた選手たちは、誰一人としてセルフィッシュな選手はおらず、チームプレーを徹底し、そして激しいディフェンスが実行できる選手たちです。
「ハイインテンシティ・ディフェンス」がベルテックスの代名詞になるような、熱く勇敢に闘うTEAMを創っていきます。
まず今シーズンで在籍4シーズン目を迎え、昨シーズンB2でもトップガードの位置をもうかがえる成長を見せた#3岡田選手。サイズ(185㎝)があり、多彩なオフェンスを見せる#10陳岡選手、そして昨シーズン出場機会が無かったものの、強気なプレーと正確なアウトサイドシュートを武器に持つ#25鍋田選手がガードのポジションを担います。
3選手共に言えるのが、ボールコントロールだけでなく、インテンシティの高いディフェンスを実行する事が出来る事。またシュート力、機動力のある選手がいる事で、2ガードでの起用も想定されます。若い鍋田選手、陳岡選手の成長は即チームのレベルアップにつながる為、チームの飛躍に欠かせません。
また継続してくれた3選手、まず#16橋本選手が魂のこもった熱いプレーで攻守ともにチームに火をつけてくれます。ベテランの域に差し掛かり、プレーでの牽引だけでなく、チームビルディングの部分でも、その人間力を活かしての活躍も期待大です。#8新川選手は引き続きディフェンスと3Pでチームに安定感と献身性をもたらせてくれるはずです。まだまだ成長が見込め、プレーの幅を広げての活躍も期待しています。
そして#35佐藤選手はオフの期間に課題を持ってトレーニングを重ねてくれています。得意のディフェンスやランニングプレーに加え、アウトサイドシュートの正確度が増すことによって、チームの新たなオプションにつながる成長を見せてくれるでしょう。
サイズのある(190㎝)ピュアシューター#30サイモン選手の加入で、ベルテックスのオフボールでのオフェンスオプションが増える事を期待しています。オフもディフェンスでのレベルアップを模索しトレーニングを積んでおり、森HCの指導の下、攻守両面での活躍を見せてくれることを期待しています。
また強い決意を持って加入してくれた静岡出身#11増田選手の加入は、ベルテックスに今までなかったオフェンスの新しい武器を持ち込んでくれます。ディフェンスでもB1で外国籍3~4番にマッチアップし、見事に仕事を遂行していました。ベルテックスだけでなく、B2に新しい風を吹き込んでくれる事を期待しています。ウイングでのポジション争いは激しくなると予想されますが、刺激しあって、各自のレベルアップにつながって欲しいと考えています。
ビッグマンに関しまして、#70ディレイニー選手はオールラウンダーとしてベルテックスに多くの選択肢を与えてくれると期待しています。決してセルフィッシュになることなくプレーしますが、しかし気付けばスタッツでも、そして見えない部分でもチームの勝利に貢献してくれている選手です。ご期待ください。
そのディレイニー選手を活かすべく、膝の痛みに悩まされていたキング#41加納選手も、集中的に治療する事により、万全のコンディションで新シーズンを迎えてくれそうです。今シーズンは精神的支柱としての役割をこなしつつ、バスケットボールにおいても健康的に戦え、更なる貢献をしてくれると期待しています。
また#22バローン選手の加入は、加納選手の負担を軽減させるだけでなく、森HCが創り上げるバスケットボールには必要不可欠な特性を持った選手であり、早期にフィットする事によって、その身体を張った献身性、ファイティングスピリットはチームに好影響をもたらせてくれるでしょう。
そしてビッグマンの2人、帰ってきた#21ハーラー選手は、その「Mr. Dedication(献身)」ぶりを今シーズンも見せ、「For the team」を全力で体現してくれるでしょう。まだまだ成長を続けるジョンのプレー幅にもご注目ください。そして#26ブラント選手は、その長年にわたる素晴らしい経験と、インサイドで身体を張り続けてきたその精神で、ベルテックスのゴール下に安定性をもたらせてくれる事を期待しています。
最後に
個性豊かなメンバーを揃え、「B1昇格」に向けて、最後まで決して諦めない熱いチームとなって闘って参ります。シーズン中は新体制という事もあり、不安定な時期も必ずやってくると思います。
しかしながら、チーム全員で逃げずに立ち向かい、人のせいにせず「自分事」にすることにより、苦しい時期を「成長する時間」への成長痛ととらえ、絶えず改善~成長をして参ります。
そして、そんな苦しい時こそ、ぜひ日本一熱い声援が沸き起こるベルテックスのホームアリーナで、大きな大きな声援をベルテックスにお送りください!
一緒に、素晴らしい景色を見せてくれる熱い“TEAM”を創っていきましょう。
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