2年ぶりの公開対局！ 久保利明 九段　対　木村一基 九段 明日6月19日（土）夢メッセみやぎ

今年の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」（以下JT杯）開幕戦は無観客対局となったため、この一回戦第二局（東北大会）が2年ぶりの公開対局となる。注目のカードは、久保利明九段 対 木村一基九段戦。対局の模様はABEMAで生中継される。
一回戦第二局生中継「ABEMA」URL  https://abema.tv/channels/shogi/slots/DjJBDgVyqaKsvP

久保利明 九段　







 

 

木村一基 九段









両者の対戦は、過去24戦して久保九段の13勝11敗。最近5戦では久保九段の4勝1敗。拮抗していた対戦成績を久保九段が最近ややリードしている。JT杯では2008年の東北大会で1度だけ対戦し、久保九段が勝っている。戦型はこれまでの全対局で久保九段が飛車を振っている。中飛車、四間飛車、三間飛車のいずれになるか予想は困難だが、今回も久保九段の振り飛車はほぼ確定であろう。対する居飛車の対策だが、最近5戦を見ると、木村九段が居飛車穴熊に組んだのは1局のみ。振り飛車が序盤から動きを見せ、居飛車が堅陣に収まる前に急戦や乱戦になる展開が目立つ。今回も久保九段が何らかの工夫を見せ、それに対し木村九段がどう対応するかという戦いになると思われる。序盤から戦いが起きてもすぐに形勢が傾くことはなく、ベテラン同士による手に汗を握る中盤戦が繰り広げられるだろう。

注目の対局を盛り上げるのはこの3人
 

（写真）左から解説／島朗 九段　聞き手／安食総子 女流初段　読み上げ／高浜愛子 女流2級
大盤解説の島朗九段は明快な解説が身上。振り飛車の将棋を詳細に解説した「島ノート振り飛車編」も著しており、今回の対局についても抜かりはない。現在のプロ棋界においての振り飛車の動向、立ち位置など、専門的な見地からのわかりやすい見解をぜひ聞きたいところだ。

【JTプロ公式戦トーナメント表】
 

​※タイトル・段位は2021年6月18日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。

【ABEMAでの生中継スケジュール】
 

※ABEMAについて：ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットから
ご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。    https://abema.tv/
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【開催趣旨】
2021年度「将棋日本シリーズ　JTプロ公式戦／テーブルマークこども大会」
本シリーズは、今年で42回目の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、 20回目の“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化」および「青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから開催してまいります。
■タイトル ／ 将棋日本シリーズ　JTプロ公式戦／テーブルマークテーブルマークこども大会
■主　　催／ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社（東京・大阪は日本将棋連盟のみ）
■後　　援／ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
■協　　賛／ JT、テーブルマーク
＜大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください＞
  https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

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