Seagate、次世代Mozaic™ 4+を搭載した業界最高容量のハードディスクドライブを大手クラウド事業者向けに量産出荷を開始
業界唯一のHAMRベースのプラットフォームでAI活用に伴うデータ急増に対応し採算性を確保

シンガポール - 2026年3月4日 - 技術革新によってデータの作成と価値創造が加速する中、拡張性と効率性に優れた高性能ストレージソリューションへのニーズは、かつてないほど高まっています。Seagate Technology Holdings plc(NASDAQ:STX)は本日、業界唯一の大規模展開を実現した熱アシスト磁気記録(HAMR)ベースの次世代ストレージプラットフォームMozaic™ 4+が、2社の主要ハイパースケールクラウドプロバイダーの認証を取得し、本番運用を開始したことを発表しました。今回の認証取得は、最大44TBの容量をサポートするMozaic 4+が、ハイパースケール環境における実運用規模での展開に対応できることを示すものです。
Seagateは現在、ほかのハイパースケーラーからの認証取得も進めています。現在はディスク1枚あたり4TB超の記録密度を実現しており、将来的に10TBを目指すロードマップに基づき、最大100TBに対応する可能性があります。Mozaic™ 4+プラットフォームは次世代サスペンションアーキテクチャと強化されたシステムオンチップを内蔵しており、より高密度で正確な記録とエンタープライズクラスの信頼性を維持します。プラットフォームの世代交代時も大がかりなアーキテクチャ変更は不要で、継続的に容量を拡大できます。
Seagateの会長兼最高経営責任者(CEO)であるデイブ・モズリー(Dave Mosley)は次のように述べています。「データは企業にとって最も価値ある資産の1つであり、ビジネスにおける洞察力の強化、生産性の向上、競争優位性の実現に貢献しています。最新のデータセンターインフラ基盤であるデータストレージソリューションは、増え続けるデータ量を管理し、現在のようなAI主導の世界で投資収益を最大化するために不可欠です。SeagateはHAMRベースのMozaicを通じて、データの可能性を最大限に引き出すために必要な拡張性、パフォーマンス、効率性を提供します。」
世界の最大級クラウドストレージプロバイダーの過半数がSeagateのMozaicプラットフォームの認証を取得しており、今回のマイルストーンは、本プラットフォームがデータセンターインフラにおいて重要な役割を果たしていることを示しています。
自社一貫製造のフォトニクス技術によって実運用規模のHAMRを実現
Seagateが独自設計・製造しているレーザー技術は、HAMRの不可欠な構成要素であるナノフォトニクス工学への長年にわたる投資が結実したものです。設計から製造までを自社で行う垂直統合モデルにより、設計だけでなく、統制面からも歩留まりや信頼性、サプライチェーンのレジリエンスまで強化しています。かつてないデータ急増に伴ってストレージ需要が史上最高に高まる中では、これらの要素すべてが極めて重要となります。垂直統合により、ハイパースケーラーからの認定取得までの期間を短縮するとともに、製造コストの予測可能性を高めます。
Mozaic 4+でデータセンターインフラの課題に対応
人工知能(AI)の活用を支えるのは、膨大な量の学習データ、過去のアーカイブ、AI生成コンテンツ(ますます大規模化する動画やその他のマルチモーダル生成物など)を保持し、アクセスする能力です。ハイパースケーラーにとって大容量ハードディスクドライブは、信頼性の高いAIワークロードの実現に伴って加速度的に増大するデータプールをコスト効率よく保存、管理、再活用するうえで欠かせないものです。
Mozaic 4+プラットフォームを使用すると、ディスク1台あたりの容量は大幅に増加します。インフラの設置面積やエネルギー消費量を増やすことなく拡張可能な、大容量でコスト効率の高いストレージを整備し、大規模AIを活用できるコスト基盤を強化できます。ラックあたりとワットあたりの容量を増やせるMozaic 4+によって、企業はデータセンターの効率性を高め、総所有コスト(TCO)を削減しながら、データを長期にわたって持続可能な形で保存し、再活用できるようになります。
1エクサバイト規模の構成において、標準的な30TB構成と比べてインフラ効率を約47%向上させます。データセンター設置面積を約100平方フィート削減し、年間エネルギー消費量の削減効果は約80万kWhに達します[1]。AIの大規模運用においては、こうした効率化が相乗効果を生み、大幅なコスト優位性へとつながります。
TECHnalysis Researchの社長であるボブ・オドネル(Bob O’Donnell)氏は次のように述べています。「AIモデルが進化し、生成AIを搭載したアプリケーションの機能と範囲が拡大するにつれて、AIの進歩を継続させるためには、実際のデータと合成的に生成したデータの両方を合わせた膨大なデータが必要不可欠であることが明らかになりました。AIモデルの構築や利用を手がける企業は、モデルの大規模学習においても、高度なファインチューニングにおいても、HAMRのような大容量ハードディスクドライブの技術革新が、成果物の品質と速度において極めて重要であることを認識しています。」
提供時期
最大44TBの容量をサポートするSeagateのMozaic™ 4+ハードディスクドライブは、2社の大手ハイパースケールクラウドプロバイダー向けに大量出荷を開始しました。生産規模の拡大とともに、より広範な供給を計画しています。
[1] 出典:製品のテスト結果をまとめたSeagateの社内文書に基づく計算。
Seagate Technologyについて
Seagate(NASDAQ:STX)は、大容量データストレージのパイオニアであり、データの価値を最大限に活用する能力を加速させています。先進的なストレージソリューションポートフォリオを通じて、ハイパースケールクラウドプロバイダー、企業、消費者の変革と成長の原動力となるデータの保護、作成、管理を支援します。Seagateは45年以上にわたって画期的なイノベーションを推進し、持続可能で高性能なストレージを世界中で大規模に提供してきました。Seagateのストレージイノベーションについて、詳しくはwww.seagate.comや 公式ブログをご覧ください。最新情報は、LinkedIn、YouTube、X、Facebookの各公式アカウントでも発信しています。
©2026 Seagate Technology LLC. 無断転載を禁じます。Seagate、Seagate Technology、Mozaic、Exos、およびSpiralロゴは、米国およびその他の国におけるSeagate Technology LLCの商標または登録商標です。その他のすべての商標または登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。ドライブ容量の表記において、1ギガバイト(GB)は10億バイト、1テラバイト(TB)は1兆バイト、1エクサバイト(EB)は100京バイトを意味します。
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