和歌山県すさみ町と東洋ライス株式会社の包括連携に関する協定締結について コメの食味維持技術を活用した全国初の取り組みを実施

この度、和歌山県すさみ町(町長:岩田勉、以下「すさみ町」)と東洋ライス株式会社(代表取締役社長:雜賀慶二、和歌山本社:和歌山市、以下「東洋ライス」)は、令和8年5月27日付で包括連携協定を締結いたしました。
具体的には、6年前から実施してきた学校給食への金芽米※1の導入に加え、今回東洋ライス独自に開発した米の保管庫「エコ・グリーン・カプセル」のコメの食味維持技術を導入することで、小ロット・遠隔地での金芽米提供のデメリットを解消し、常に美味しいごはんの町民への提供、さらには災害時においても安心して暮らせるまちづくりを目指します。現在、すさみ町においては学校給食等で使用する同町産米を毎月精米配送しているところを、3か月分一括で精米・輸送・長期保管できる仕組みにすることで、小ロットでの精米の非効率性を解消と、輸送コストの削減が実現出来るだけでなく、保管する学校給食米は災害時では備蓄米としても活用可能であり、平時と有事を一体化した地域防災モデルとしての展開が期待されます。
さらに、未来を担うこどもたちの支援策の一環として、小中学校、幼稚園での給食での金芽米提供に加え、妊婦のみなさまに心身ともに健康に過ごしてもらい、元気な赤ちゃんを産んでもらうことを目的にしたマタニティ応援プロジェクトなど新たな事業を実施して参ります。
なお、今回のような「エコ・グリーン・カプセル」の僻地対策への活用は、一括精米、一括輸送、そして長期保管が可能となることで、精米の最低ロット数や遠距離での輸送コストなどの問題が一気に解決できるだけでなく、平時だけでなく有事の際にも備蓄米として活用することができ、これまで金芽米導入を進めて来られなかった自治体においても導入が進むきっかけとなるものと考えており、全国でも初めての小規模自治体や遠距離における食糧供給課題の解決モデルケースとして、今後の横展開が期待されます。
※1「金芽米」は、東洋ライス独自の加工技術によって、ビタミンやミネラルなどの滋養源である玄米の栄養を残したまま、美味しく、消化性に優れたコメです。一般的な精米加工ではヌカと一緒に取れてしまう、栄養と旨味成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を表面に残すことで、ほのかな甘みを感じられるのが特徴です。近年では、金芽米等の継続摂取による健康への効果を実証し、論文発表されています。
【包括連携協定における連携事項】
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健康増進に関すること
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食育に関すること
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農業振興に関すること
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防災に関すること
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情報発信に関すること
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地域活性化に関すること
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その他、本協定の目的を達成するために甲、乙が必要と認める事項に関すること
【和歌山県すさみ町の概要】
すさみ町は、和歌山県の南南西に位置し174.45㎢の行政区域面積を有している。地理的に紀伊山地・大塔山脈の支脈が海岸に迫り、林野が町面積の93%を占める山間地域と吉野熊野国立公園の指定を受けている約27kmの豪壮で風光に恵まれた海岸地域に大別することができる。
海岸線を走る国道42号、やや内陸を通る近畿自動車道紀勢線並びにJR紀勢本線により京阪神圏と、空路では南紀白浜エアポートを活用することで東京から1時間半で結ばれており、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である大辺路街道、特別保護区に指定される「フェニックス褶曲」、磯釣り等のマリンスポーツで町を訪れる観光客は、年間90万人を数える。
また、「食」の特産品として、ハワイ伝来と言われる独特の漁法「ケンケン漁」(ひき縄一本釣漁)による「ケンケンかつお」、「イセエビ」の他、猪を父に豚を母に誕生した「イノブタ」がある。
イノブタは日本の公的機関で初めて生産された歴史から、1988年にパロディー国家「イノブータン王国」を建国し、令和7年度で40周年を迎えた。
【東洋ライス株式会社の概要】
設立=1961年(昭和36年)
資本金=1億円
事業内容=金芽米、金芽ロウカット玄米、BG無洗米の加工・製造・販売、
精米機器の開発・製造販売その他
和歌山本社所在地=和歌山市黒田12
電話番号=073-471-3011
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