「ロボットフレンドリーな環境構築に係る実証事業に関する協定」を締結

―「ロボットのまち さがみはら」の実現に向けた、相模原市地元企業とのタイアップを支援―

戸田建設株式会社

 戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、神奈川県相模原市(市長:本村 賢太郎)、及びさがみはらロボットビジネス協議会(会長:藤本 恵介)と「ロボットのまち さがみはら」の実現に向けた機運醸成や社会受容性の向上を目的として、「ロボットフレンドリーな環境構築に係る実証事業に関する協定」を締結しました。

図1:協定式の様子

1. 協定締結の背景

 相模原市は、ロボット産業政策に注力しており、生産性向上を目的としたロボット導入支援などに取り組んでいます。今後、新たなロボットビジネスを創出するため、より多くの関係者が集い共創していく将来にくわえ、まち全体で魅力あふれるような市民もロボットと共存できる、ビジネス環境や市民生活に溶け込んだ「ロボットのまち さがみはら」の実現を目指しています。

 さがみはらロボットビジネス協議会は、相模原市のロボットビジネス推進のための地域プラットフォームとして、ロボット産業の振興や企業のビジネス支援に取り組んでいます。本実証事業の遂行にあたり、同協議会内に「ロボットフレンドリー分科会」を新たに立ち上げ、地域のロボット関連企業6社が参画しています(表1)。分科会は、ロボット導入に向けた実践的な技術支援や開発協力などを通じて、本事業の円滑な推進を図ります。

 一方、当社は、ロボット導入のコンサルティングや実証実験を行い、ロボットの普及を促進しています。

 当社、相模原市、さがみはらロボットビジネス協議会の3者で連携し、「ロボットのまち さがみはら」の実現を目指して、今回の協定を締結しました。

2. ロボットフレンドリーな環境構築に係る実証事業に関する協定の概要

 本協定では、相模原市役所本庁舎を利用し、施設内におけるエレベーターとロボットの連携運用に知見を有する当社と、ロボット関連の技術を有するさがみはらロボットビジネス協議会との協業による実証事業を行うことで、3者の技術・知見の向上を図りつつ、「ロボットのまち さがみはら」を発信することを目的としています。

◆役割分担◆

(1)戸田建設株式会社

ロボットとエレベーターの連携に関するコンサルティング、エレベーターの改修、ロボットとエレベーターの連携システムの設置、さがみはらロボットビジネス協議会へのロボットやソフトウエアの開発・製作の支援

(2)相模原市

施場所の提供、実証事業に関する広報、さがみはらロボットビジネス協議会へのロボットやソフトウエアの開発・製作の支援

(3)さがみはらロボットビジネス協議会(事務局:相模原商工会議所)

ロボットやソフトウエアの開発・製作

3. 参画機関紹介

 本プロジェクトの参画機関は下記の通りです。

戸田建設㈱  

建築、土木工事に関する調査、企画、設計、監理、施工等を行う総合建設会社。ロボットとヒトの最適な共生空間を創造する『ロボットフレンドリービルディングデザイン』というビジョンを掲げ、ロボットフレンドリーに関する実証実験や、お客様へのコンサルティングを実施し、ロボットの普及を促進している。

相模原市

神奈川県で人口72万人を超え、3番目の人口規模を誇る政令指定都市。

ロボットがビジネス環境や市民生活に溶け込んだ「ロボットのまち さがみはら」の実現を目指す内陸工業都市。

「さがみロボット産業特区」にも位置付けられており、企業の人手不足解消や生産性向上を目的に、ロボットの活用やDX化の促進に取り組んでいる。

さがみはらロボットビジネス協議会                    

参画企業は下記の通り(◎幹事企業、〇副幹事企業)

◎コミュナルテクノロジー

テクノロジーで生産性と価値の向上を。独自のロボット制御ソフトウエアを基盤に、AI・IoTテクノロジーを組み合わせ、ロボットの現場活用を推進。「これがロボットでできたら」を実現する。

〇㈱F-Design

ロボットで未来を創造する~Future Design~

サービスロボットや生産設備など、ロボット技術を活かした様々な分野の開発支援を手掛ける。自社デザイナーとエンジニアの連携による一貫したものづくり、提案力が強み。

アクセスエンジニアリング㈱

「地球の隅々を、あるか、ないか調べます。ないなら造ります。」を掲げ、受託を主体として国内外を問わず製品を供給する商社。

対応業務:設計、各種素材、製造(溶接加工、機械加工)、寸法検査等。2022年から組立工場の運用を開始し自社製品の車椅子ロボットを開発製造する。

㈱クフウシヤ

自律移動ロボットと協働ロボットのアプリケーション開発に強み。ROSやAIで「まだ世の中にない」ロボットを開発する。試作段階では、ソフト開発だけでなく、メカや電気の設計も社内で一貫して行う。

㈱グリーンノート

製造業の現場で長年培ったセンシング/データ収集技術をコアとし、IoT/AI全般にわたる伴走型コンサルティング、小規模ハードウェアの試作、システムの設計構築支援、AI/IoT教育(教材販売、セミナー)などを実施している。

㈱MEMOテクノス

協働型ロボット+AGVシステムや専用自動機、周辺機器や特注ユニットの開発を得意とする、省人化システムの総合ソリューションメーカー。ロボットの選定~保守メンテナンスまで一括対応が可能としている。

表1:本プロジェクトの参画機関

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会社概要

戸田建設株式会社

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URL
https://www.toda.co.jp/index.html
業種
建設業
本社所在地
中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING
電話番号
03-3535-1356
代表者名
大谷清介
上場
東証プライム
資本金
230億円
設立
1936年07月