AI要件定義「Acsim」、リーダーの思考を再現する「リーダーズAI」を組み合わせた「意思決定支援AI」を発表
〜属人化する判断ノウハウを組織知に変え、要件定義の合意形成を加速〜
株式会社ROUTE06(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 崇史、以下「ROUTE06」)が提供するAI要件定義「Acsim(アクシム)」は、リーダー層の思考や判断基準をAI化する「リーダーズAI」(株式会社DeNA AI Link提供)を組み合わせ、要件定義における意思決定を支援する新ソリューション「意思決定支援AI」を発表いたします。
「意思決定支援AI」は、要件定義書や業務フローなどの成果物に対し、各社のリーダー層が持つ判断基準やレビュー視点を反映したアドバイスを提供します。属人化しがちな判断ノウハウをAIを通じて組織の共通資産とすることで、要件定義における意思決定の質とスピードを向上させます。

◼️協業の背景
システム開発や業務改革における要件定義フェーズでは、成果物の品質やプロジェクトの成否を左右する重要な意思決定が数多く発生します。しかしその判断は、経験豊富な上長やベテラン社員に依存しやすく、「担当者によって指摘内容がばらつく」「レビュー待ちでプロジェクトが停滞する」「判断ノウハウが暗黙知のまま失われる」といった共通の課題を、多くの企業が抱えています。
ROUTE06が実施した調査(※1)でも、9割以上が要件定義の属人化を実感しており、レビュープロセスの標準化は業界共通の喫緊の課題となっています。
こうした上流工程における属人化の解消を目指し、ROUTE06は、要件定義プロセスをAIで構造化・標準化し、プロトタイプやドキュメント作成までを一気通貫で支援する、AI要件定義「Acsim」を提供してきました。また、「リーダーズAI」は、リーダー層の思考や判断基準をAI化し、組織内で活用可能にするサービスです。
ROUTE06は、AI要件定義「Acsim」の「構造化された要件定義プロセス」と、「リーダーズAI」の持つ「特定のリーダーの判断基準を再現するAI技術」を組み合わせることで、属人化しがちな意思決定プロセスを迅速化できると考え、本ソリューションの構想に至りました。
(※1)出典:株式会社ROUTE06「『要件定義』の課題についての実態調査」(2025年10月実施)
◼️「意思決定支援AI」の概要
「意思決定支援AI」は、「リーダーズAI」が学習したリーダー層の思考・判断基準をもとに、「Acsim」で構造化した要件定義書や業務フローに対して判断軸や方針の相談、内容のレビューを行える新ソリューションです。
「Acsim」による一般的な業務ロジックに基づく整合性を確認するレビュー機能に加え、本ソリューションは「自社のリーダーならどう判断するか」という企業固有の価値観・判断軸に基づいたレビューを再現します。
これにより、属人的だったレビューが標準化され、「提出して直す」から「提出前に整える」へと、プロセスを刷新します。
※トライアルを経た上で、個社ごとのリーダー特性に合わせたセットアップや学習調整を実施します。
<利用イメージと特徴>
「Acsim」で整理したデータをもとに、ユーザーが普段利用しているチャット環境(Teams、Slack等)経由で、いつでも「リーダーズAI」に相談することが可能です。
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「自社のリーダーならどう判断するか」を再現するセルフレビュー
一般的な論理ではなく、「自社のリーダー」の視点でレビューを実施。提出前に「この方針で合っているか」を確認でき、手戻りを削減します。 -
論点抽出
自社のリーダー層に指摘されやすいポイントをAIが事前に洗い出し、可視化。レビュー会議の質と効率を高めます。 -
壁打ち支援
提案内容や考えている方針を、レビュー担当者に共有する前にAIと壁打ちできます。事前に考えを整理できることで不安が払拭され、レビュープロセスもスムーズに進みます。 -
前提条件の整理
要件や方針を入力すると、判断に不足している情報や曖昧な視点をAIが指摘。思考と論拠を整理した状態で納得感のある意思決定につなげられます。 -
判断ノウハウの蓄積
判断プロセスや判断軸がAIを通じて蓄積されることで、属人化しがちな判断ノウハウを組織の資産として活用できるため、育成や引き継ぎもスムーズに行えるようになります。
まずは要件定義領域でのレビュー支援からスタートし、将来的には提案書作成や業務設計など、より幅広い意思決定シーンへの展開を予定しています。また、「リーダーズAI」の学習対象となるリーダー層の範囲を広げていくことで、組織の多様な視点を反映したレビューの実現を目指します。
◼️ROUTE06 取締役 Acsim事業責任者 松本 均 コメント
今回発表した「意思決定支援AI」は、これまでの「Acsim」が担ってきた論理的な支援を一歩進め、“誰が判断するか”という主観的・経験的な意思決定の側面にまでアプローチするものです。「リーダーズAI」を活用することで、属人化していた判断軸をAIで再現でき、現場の壁打ちや方針決定が格段にスムーズになると考えています。
私たちが目指すのは、属人性を前提とせず、誰もが納得して意思決定できる環境の実現です。上司やベテランの暗黙知を、AIを通じて組織全体に浸透させていく。それができれば、開発現場の再現性や育成コストに大きなインパクトをもたらすと信じています。
本取り組みを通じて、要件定義の属人化という業界共通の課題解決に貢献してまいります。
◼️「リーダーズAI」とは
「リーダーズAI」は、経営層に加えて、企業内の事業リーダー、営業・企画・販売・開発等の各部門において企業を牽引しているリーダーの思考をAI化し、“理想のリーダー”を創り、育て、活用を深めていくAIサービスです。

企業理念・IR情報・組織文化、部門ごとに蓄積された戦略やマニュアル、そしてリーダー本人への深いインタビューを通じてリーダーのAIを構築します。
社員は、日常的に使っているビジネスチャットツールから、思いついたときにいつでもリーダーのAIに相談できます。リーダーのAIは、企業の価値観やビジョン・ミッション、そのリーダーならではの視点に基づいて、具体的なアドバイスや判断の軸、思考を深めるための問いかけを返してくれます。社員はAIと対話しながら仕事を進めることで、より精度の高い企画立案や迅速な問題解決が可能になります。
サービス提供元:株式会社DeNA AI Link
URL:https://dena-ailink.com/service/leaders-ai
◼️「Acsim」とは
Acsim(アクシム)は、属人化しやすい要件定義において、AIが推進者の思考を補完・強化し、誰もが要件定義ができる世界を実現する生成AIプラットフォームです。現状把握や課題抽出、改善方針提示、本格的なプロトタイプ構築、稟議支援、設計書の自動出力まで、要件定義に必要なプロセスを一貫して支援します。生成された設計情報は構造化データとして蓄積され、実装・テストといった後続工程でも活用可能。開発全体の品質を高め、意思決定の精度とスピードを飛躍的に向上させます。

「Acsim」サービスサイト:https://ai.acsim.app
◼️ROUTE06について
ROUTE06は、人とAIの協創によってプロダクト開発を再定義するスタートアップです。自然言語による対話と直感的なノードUIを融合したユーザー体験を軸に、要件設計「Acsim」、AIエージェント構築「Giselle」、データベース設計「Liam」などのAI駆動開発プラットフォームを提供。設計・実装・運用の全工程に対応し、開発のスピードと品質を革新します。大手企業向けシステム開発の実績とモダンなプロダクト開発の知見を活かし、大手システムインテグレーターからスタートアップまで、すべてのプロダクトビルダーが自由にアイデアを形にできる未来を目指します。
所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9F
設立 :2020年1月24日
代表者 :代表取締役 遠藤 崇史
事業内容:AI駆動開発プラットフォーム、AI導入・活用支援、システム開発・コンサルティング
◼️お問い合わせ先
株式会社ROUTE06 広報担当
Email:acsim-marketing@route06.co.jp
Tel:050-1741-2091
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