日本音楽著作権協会(JASRAC)は、管理手数料実施料率の一部を引き下げます(2024年3月分配期)
JASRACは経常収益(※1)が経常費用(※2)を上回った場合、収支差額金として翌年度に権利者へ分配していますが、決算前においても収支差額金となることが確実に見込まれる部分は、できる限り早く権利者に還元したいと考えています。
2023年度(2023年4月~2024年3月)、経常収益が予算を上回り経常費用が予算を下回る水準で推移していることから、2024年3月分配期に適用する管理手数料実施料率を一部引き下げることとしました。
対象となる使用料の区分は、「演奏等」(大規模演奏会等、カラオケ、ビデオ上映、遊技機上映・演奏)、「映画上映」、「放送等」、「有線放送等」、「業務用通信カラオケ」、「インタラクティブ配信」、「授業目的公衆送信補償金」です。
JASRACは、音楽をご利用になる皆さまからお支払いいただいた使用料がクリエイターの新たな創作へとつながるよう、今後も管理の効率化と経費の削減に向けた取り組みを続けてまいります。
※1 著作物使用料を分配する際に控除する管理手数料等
※2 業務遂行に要する事業費・管理費
管理手数料実施料率(2024年3月分配期に引き下げる区分のみ)
■一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)について
JASRACは作詞家、作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権の管理委託を受け、音楽を利用する方々に利用を許諾し、その対価としてお支払いいただいた著作物使用料を著作権者に分配しています。1939年に国内初の著作権管理団体として設立され、80年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に向けた努力を続けています。
団体名 :一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
代表者 :理事長 伊澤 一雅
本部所在地:東京都渋谷区上原3-6-12
設立 :1939年11月18日
URL :https://www.jasrac.or.jp
事業内容 :音楽の著作物の著作権に関する管理事業、音楽著作物に関する外国著作権管理団体等との連絡及び著作権の相互保護、私的録音録画補償金に関する事業、著作権思想の普及事業、音楽著作権に関する調査研究、音楽文化の振興に資する事業
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