【代官山 蔦屋書店】“次世代の神話を築くアーティスト”、静電場朔の個展「バイバイ輪廻(Bye-bye Samsara)」4月30日(水)~5月13日(火)開催。
昨年に引き続き、代官山 蔦屋書店では2度目の開催。5月9日(金)には静電場朔本人が登壇するトークイベントの開催決定!

研美株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:厳研)が運営するクリエイターズユニット「SOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)」は、“次世代の神話を築くアーティスト”、静電場朔の個展「バイバイ輪廻(Bye-bye Samsara)」を代官山 蔦屋書店で2025年4月30日(水)から5月13日(火)まで開催します。


展示紹介
“次世代の神話を築くアーティスト”、静電場朔が代官山 蔦屋書店で個展を開催します。日本をはじめ、中国西安や台湾の美術館など、アジア圏で精力的に個展を開催し、いずれも成功を収めている静電場朔。代官山 蔦屋書店での開催は、昨年に引き続き2回目となります。
静電場朔は、幼少期から中東、アフリカ、欧米の文化を吸収して来た東京在住の中華アーティスト。今回は我々がよく知る“人生のボードゲーム”をモチーフにした、生と死の優しい物語「バイバイ輪廻(Bye-bye Samsara)」をテーマに、新作約20点をお披露目します。また、限定アートトイや関連グッズ、最新アルバム『問題児』のCDを展示販売します。
5月9日(金)には静電場朔本人が登壇するトークイベントも3号館2階シェアラウンジで実施予定です。
概要
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展示名称:静電場朔個展「バイバイ輪廻」
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英語名:D!an Solo Exhibition 「Bye-bye Samsara」
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主催:SOMSOC GALLERY / 代官山 蔦屋書店
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開催期間:2025年4月30日(水) ~ 5月13日(火)
※5月13日(火)は21時まで
※5月9日(金)静電場朔によるイベントを開催します。詳細は追ってインフォメーションいたします。
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開館時間:9:00~22:00(店舗の営業時間に準ずる)
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開催場所: 東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山 蔦屋書店 2号館 1Fギャラリースペース

Bye-bye Samsara

Hurry Up, We're Dreaming Tower

Sofubi Toy Angel Unhappy

静電場朔『問題児』CD アルバム
作家ステートメント
気づけば、この人生、何度も生きてきた気がする。
夢に浮かぶ昨日の影、見覚えのある足元の道。
知らぬ間に、この世で輪廻し、今生で転生している。
時間は長い錯覚のようだ。
子どもの頃、ブラックホールの存在を知った。
引き込まれたら最後、時空は引き裂かれ、もう戻れない。
もし、その瞬間に囚われたら——
人生で起こった出来事が、絵巻物のように並べられるのだろうか。
出会い、すれ違い、別れ、再会。
走馬灯のように、マンダラのように。
私はこの物語をゲームにしたいーー『バイバイ輪廻』
でも、これはただのゲームじゃない。
順序も道筋もなく、ページをめくるように、サイコロを振るように歩く。
どこへ進むか、どこで立ち止まるか。 それは誰にもわからない。
一つの物語が終わるたび、
私の人生の一部が、完成したように感じる。
私たちはきっと、何度も「バイバイ」しながら、
何度でもまた、ここで出会うのだろう。
静電場朔
展示コンセプト
展示タイトルにある「バイバイ輪廻(Bye-bye Samsara)」は、静電場朔が「人生をテーマにしたあのボードゲーム」のようなレイアウトを用いて輪廻をシミュレーションし、コンセプトを構築しました。
彼女のステートメントにある、『ページをめくるように、サイコロを振るように歩く』という表現は、人生という物語が決められているキャラクターの無力さと、プレイごとに選択を迫られるプレイヤーの視点を持って世界を描く、静電場朔の二重の視点を象徴しています。
昔から「死」は唯一絶対の終わりだと恐れられ、それをモチーフにした芸術作品も多数存在します。しかし彼女は『知らぬ間に、この世で輪廻し、今生で転生している』という感覚を持つことによって、逆説的に今の自分の命が唯一のものだと知覚しています。例えるなら、ゲーム内でキャラクターが複数の選択肢を与えられ、その分岐点でセーブしたくなるのは人生というゲームの反復性を把握しているプレイヤーの視点でないと持ち得ない思考です。
表現手法は、中国伝統絵画「墨絵」や、幼少期に触れたペルシャ細密画が見られます。これらは、絵画と文字が融合して同一画面に登場するという共通点があり、その表現をボードゲームという分かりやすい形でアウトプットしています。
無限の生と死という深刻なテーマを扱いつつも、静電場朔が描き出す画面やキャラクターは独特の柔らかさを持ち、見るものを優しさで包み込み、安心感を与えてくれます。
(SOMSOC GALLERY 宮崎壮玄)
作家紹介

静電場朔 (D!an)
次世代の神話を築くアーティスト
アーティスト/アートディレクター/ミュージシャン/映像ディレクター
北京生まれ。幼少期をアメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカなど複数国で過ごし、多文化的な背景が作品に反映されている。繊細な観察力と豊かな想像力を用いて、音楽と絵画の両面から独自の"宇宙"を描く。人間の内心を「内宇宙」と定義し、非生命体を擬人化して自分と世界、人と人とのつながりを象徴的に表現する。修士課程修了後、東京で「XL-UNIVERSE」と「SOMSOC GALLERY」を設立。数多くの個展を開催し、国内外のアートプロジェクトにも参加。
パックマン40周年記念の楽曲提供、『陰陽師』などのアニメ作品の主題歌も担当するなど、ミュージシャンとしても個性的な楽曲を多数発表している。また、国内外の音楽フェスに出演し、彼女ならではのパフォーマンススタイルでファンを魅了し続けている。
instagram:https://www.instagram.com/diansaku/
店舗概要
代官山 蔦屋書店
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住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
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電話番号:03-3770-2525
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営業時間:フロアにより異なります。詳しくはホームページをご確認ください。
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