「太平洋地域における公正なエネルギー移行を通じたGX推進に向けた島しょ国リーダーによる政策対話」
公開イベントを7月12日にハイブリッド形式で開催
地球の平均気温が0.1度上昇するだけで、気候変動により引き起こされる災害の脅威は格段に高まります。これらの災害は脆弱な自然生態系や社会経済システムに影響を与え、ひいては社会の不安定化に拍車をかけることになります。太平洋地域の島しょ国はこのような気候危機の最前線に立たされています。島しょ国が持続的な発展へ移行するためには、化石燃料への依存からの脱却や国民一人一人が気候変動による影響に適応していくことのできるシステムを強化していくとともに、成長戦略における革新的かつ変革的な転換が求められているのです。
このような現状を踏まえ、太平洋地域におけるグリーントランスフォーメーション(GX)と気候レジリエンスを促進するため、国内政策の立案、国際社会との協力連携、南南・三角協力の果たすべき役割などについて、太平洋島しょ国および日本の政府関係者と民間企業の代表者による政策対話イベントを、2024年7月12日(金)にハイブリッド形式にて開催いたします。
本イベントの議論では、国内に潜在するポテンシャルの有効活用、経済見通しの強化、国際協調・官民連携などをテコにGXを推進していくにあたっての政府のリーダーシップについて焦点をあて、政策対話を通じてGXの様々な側面について論じるとともに登壇者それぞれの視点や意見の共有を通じ、第10回太平洋・島サミット(PALM10)に向けた機運を高めることを目的としています。 ぜひご参加ください。
開催日時: 2024年7月12日(金)午前10時~午後12時10分(日本時間)
開催場所: ハイブリッド形式
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学エリザベス・ローズ国際会議場 及び オンライン )
言語:日本語・英語(同時通訳あり)
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プログラム
開会の辞:
祝辞 外務省代表 (調整中)
開会挨拶 カンニ・ウィグナラジャ 国連事務次長補 国連開発計画(UNDP)
総裁補 兼 アジア太平洋局長(ビデオメッセージ)
第 1 部:基調講演とビデオ上映
太平洋地域の GX に関する UNDP 制作ビデオ上映(5 分)
基調講演「カーボンニュートラルに向けたエネルギー転換のための総合的なアプローチと国際開発支援(仮)」 田村 堅太郎 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) プログラムディレクター
第 2 部:ハイレベル政策対話
「私たちの望む未来-太平洋地域における GX 転換への変革的シフト」
パネルディスカッション
(セッションモデレーター:山本晃子 UNDP 環境エネルギーチームアジア太平洋地域チームリーダー)
パネリスト:
・ パプアニューギニア政府代表
・ サモア政府代表
・ バヌアツ政府代表
・ 日本の民間セクター代表
・ 環境省代表
閉会の辞:
伊藤信太郎 環境大臣
ハジアリッチ秀子UNDP 駐日代表
総合司会:UNDP 駐日代表事務所 パートナーシップ専門官 横田未生
国連開発計画(UNDP)
国連開発計画(United Nations Development Programme)は、貧困や格差、気候変動といった不公正に終止符を打つために闘う国連の主要機関です。170か国において、人間と地球のために総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、様々な専門家や連携機関からなる幅広いネットワークを通じ支援を行っています。
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