“オンリーワンの民泊施設を立ち上げたい!”フリースクールの高校生<CAMPFIREでクラウドファンディング挑戦中!>
大阪府×村上財団「NPO等社会課題解決事業」の採択を受け、キックオフ記者会見へ出席
このたび、特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)は「キリンのとびら高等部」における空き家を活用した民泊事業の立ち上げ・運営に向け、2024年5月17日よりCAMPFIREにてクラウドファンディングへの挑戦をスタートいたしました。
これは、当取り組みが大阪府と一般財団法人村上財団による「NPO等活動支援によるSDGsの達成に向けた社会課題解決事業」の対象事業として採択されたことによるもので、同日にはクラウドファンディングのキックオフイベントも開催され、「キリンのとびら高等部」の高校生がステージへ登壇いたしました。
<キックオフイベントに登壇した子ども達と代表の水取>
<大阪府で“居場所”をつくる3団体が採択されました>
特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
2024年4月に開校した「キリンのとびら高等部」では、在籍する高校生が空き家を活用した民泊事業の立ち上げ・経営に取り組んでまいります。この取り組みは、大阪府と一般財団法人村上財団(以下、村上財団)による「NPO等活動支援によるSDGsの達成に向けた社会課題解決事業」における助成対象事業として採択され、それに伴い5月17日よりCAMPFIREにて民泊事業費調達のためのクラウドファンディングに挑戦中です。
「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を踏まえ、大阪府が村上財団と連携してNPO等の活動を支援するものであり、当団体がクラウドファンディングで集めた最終金額と同額が村上財団より資金提供されます。
CAMPFIRE for Social GoodクラウドファンディングHP(公開中)
<目標金額500万円>7月15日まで支援受付
https://camp-fire.jp/projects/view/755630?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
クラウドファンディングの返礼品には、「キリンのとびら高等部」の高校生がデザインした高級泉州タオルや仕事体験「とびラボ」の授業一日体験など、当団体や「キリンのとびら高等部」を身近に感じていただけるさまざまな返礼品をご準備しております。
クラウドファンディング開始日には、キックオフイベントも開催され、代表の水取とともに「キリンのとびら高等部」の高校生がステージへ登壇し、これから取り組む民泊事業そしてクラウドファンディングへの熱い意気込みを発表させていただきました。
今後は、日頃子ども達が過ごすキリンの家まちば拠点(大阪府泉佐野市)の隣にある空き家をリノベーションし、そこを宿泊施設とした民泊事業を立ち上げて経営していくとともに、不登校・ひきこもりの若者が自分らしく働ける場所としても活かしていきます。
<高校生が描いた民泊の未来予想図>
<キックオフイベントに参加した高校生のコメント>
・登壇した際はとても緊張しましたが、皆さんに民泊への挑戦をお話することができて良かったです。「キリンのとびら高等部」で起業に必要なことを学び、さまざまな人に宿泊いただける、宿泊するお客様に「来て良かった!」と喜んでいただけるような民泊を目指して取り組みたいと思います。
・クラウドファンディングがスタートするまでは、なかなかイメージがつかなかったのですが、今回実際にご支援くださった方々からのコメントなどを読み、皆さんに支えられているという実感がとても湧いています。本当にありがとうございます。
<代表 水取のコメント>
・このプロジェクトは、子ども達の「働く」という可能性をひらくことを目的とし、今まさに「行きづらさ」を抱える全ての若者、そして「この子はどうやって生きていくのだろう」と悩み続けているご家族の皆さま全てに、大きな希望を持っていただける“新しい就労支援のカタチ”です。「オンリーワンの民泊施設を立ち上げる!」と意気込んでいる高校生の“本気”に、ぜひご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
大阪府×一般財団法人村上財団「NPO等活動支援によるSDGsの達成に向けた社会課題解決事業」
クラウドファンディング キックオフイベント
日 時: 2024年5月17日(金) 16:30~17:10頃
場 所: 阪急百貨店うめだ本店 9階 祝祭広場
登 壇 者: 採択団体
NPO法人虹色ダイバーシティ/NPO法人ろーたす/NPO法人キリンこども応援団
FM802 DJ 大抜卓人氏(MC)/もずやん、ミャクミャク
イベントスケジュール:
16:30~ オープニング
16:34~ 大阪府 吉村知事からのメッセージ(事前収録)
16:37~ 村上財団 代表理事 村上フレンツェル玲氏からのメッセージ(事前収録)
16:39~ 採択団体からの意気込み表明
16:58~ もずやん&ミャクミャクとの撮影会
助成事業の詳細は大阪府HP参照
https://www.pref.osaka.lg.jp/suishin/npo/index.html
<キリンのとびら高等部について>
「キリンのとびら高等部」は、キリンこども応援団の理念である「子ども達が未来に踏み出せる場所を創造する」を体現する場所です。フリースクールで繋がる子ども達の中には、得意なこと・苦手なことがはっきりしている子どもが多いですが、苦手なことを人に合わせて生きていくのではなく、得意なことで社会と繋がり自分のペースで輝きながら生きていってほしいと強く思います。
だからこそ、「キリンのとびら高等部」では、通信制高校である代々木高等学校と提携し高校卒業資格の取得フォローを行うとともに、仕事体験「キリンのとびラボ」において現役のプロのフリーランスの方や地域の経営者のサポートを受けながら、自分の得意を活かし仕事としていけるよう、さまざまな活動を3年間実施していきます。また、フリースクールキリンのとびらと同じく、スタッフの伴走支援・精神的なフォローも行いながら、子ども達とともに歩んでいきたいと思います。
子ども達が自分のペースで生き方・働き方を探求する3年間を過ごし、「キリンのとびら高等部」卒業時には「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自ら選択できるようサポートします。
<キリンのとびら高等部に在籍する高校生とスタッフ>
■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。
■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :https://kirin-npo.com/
■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。(2024年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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