札幌ダイビル 札幌市で9棟目となる「ゼロカーボン推進ビル」に認定

ダイビル株式会社

ダイビル株式会社(社長:丸山卓、本社:大阪市北区、以下「当社」)は、当社がかねてより再開発プロジェクトを推進しております札幌ダイビル(以下「本物件」)について、札幌市より「ゼロカーボン推進ビル」に認定されたことをお知らせします。

札幌ダイビル外観パース(今後変更となる可能性がございます。)

ゼロカーボン推進ビルとは、脱炭素に資する一定の条件を満たし札幌市の認定を受けた建物で、「札幌都心 E!まち開発推進制度」にもとづく協議において高評価を得ることなどが条件となっています。

本物件では気候変動対応として環境負荷の抑制や災害時のBCP対策を講じており、オフィス部については、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)※1において、「ZEB Oriented」を取得しております。また、脱炭素に向けた取り組みの一つとして、CO2 フリー電力※2を導入する予定であること、「札幌都心 E!まち開発推進制度」において札幌都心の価値向上に資する取り組みを開発計画に織り込んだことが高く評価され、この度認定を取得するに至りました。現在、「ゼロカーボン推進ビル」には、本物件を含め9棟が認定されています。

※1 建築物の省エネルギー性能の第三者認証による表示制度。

※2 非化石証書の使用により、実質的に再生可能エネルギー由来の電力。

なお、「ゼロカーボン推進ビル」にご入居いただきかつ一定の条件を満たすテナントは、札幌市から最大2億円の賃料補助が受けられる可能性があります。詳細は、当該補助金に関するご案内をご確認ください。

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当社は、今後も環境に配慮したビルを造り、安心安全な空間と環境を提供することを通じて、地域社会や街の人々に貢献することを目指します。

■計画概要

■立地

本計画は2023年5月末に閉館したダイビルPIVOT他の跡地に新ビルを建設するものです。札幌市内では大規模再開発が続々と進み国内外からの観光客もより多く訪れ、周辺街区は一層賑わいが増していくものと期待されます。

また、本計画地はビジネスエリアと商業エリアとが混ざり合う立地であり、地下鉄3線が結節する『大通駅』から100メートル、積雪寒冷地において特に重要である地下直結という利便性を備えており、そのポテンシャルを最大限に発揮することで街に対する賑わいの創出に貢献します。

■コンセプト

本計画は「つながりを創出し、伝播させていく」をコンセプトに、商業・オフィス・ホテルの多様な人々の営みの連携により『コト』を、そこに暮らす人々と道外からの人々の相互作用により『ヒト』を、札幌の歴史、文化とこれからの発展により『トキ』をつなぎ、そこで生まれるシナジーを波及させることで、札幌の街にあたらしい風を吹き込むランドマークビルを造ります。

外装では 3 用途の多様性を、異なる表情のデザインの組み合わせにより表現し、周辺再開発と差別化を行うことで札幌の新たな景観の創出を図ります。

■建物概要

(1)低層階(商業)

低層階は駅前通り沿いのメゾネット区画、B2階区画、北側中通り(通称OYOYO通り)沿い区画の3つの異なる特徴を持つ店舗で構成された商業施設としています。駅前通り沿いのメゾネット区画はブランドの顔出しによって街並みを彩る路面店舗、B2階区画は日常動線のエスカレーターを設けた地下広場へ開いた店舗、北側中通り沿い区画は小規模区画を集積させた高密度な賑わい空間を創出し、街に開かれた商業施設を計画しています。

(2)中層階(オフィス)

中層階(3階から8階)のオフィスフロアは駅前通り・南2条通り・中通りに大きく開いた整形な空間とし、設備スペースをコア側に集約することで、十分な奥行を確保しつつ小割区画に対応しやすく自由度の高いオフィス空間としています。

(3)高層階(ホテル)

高層階には、ウェディング事業国内大手のテイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区、代表取締役社長 岩瀬賢治)が手掛けるラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」(トランクホテル)が開業予定です。2017 年に東京・神宮前に1店舗目がオープン、2023年に東京・代々木公園にも2店舗目がオープンしておりますが、北海道での展開は本物件が初となります。

■特色

(1)BCP対応

・構造には制振ブレースやオイルダンパーを使った制振構造を採用し、強固な耐震性能を確保しています。建築基準法で定められた告示地震動の 1.5 倍の巨大地震動や内陸直下型地震に対しても安全性の検証を実施、JSCA(日本建築構造技術者協会)が定める耐震性能グレードにおいて上級」に相当します。

・停電時への対応として、72 時間運転可能な非常用発電機を設置することで、防災設備や照明、ト

イレなどの主要機能ならびに貸室の一部に電力供給ができ、また、10日間継続利用分の水供給が 可能な仕様としています。

・地下2階地下広場(まちのリビング)に100人分の帰宅困難者一時滞在スペースおよび防災備蓄倉庫を計画しております。

(2)環境性能

・高効率熱源と大温度差送水システム、DHC(地域冷暖房システム)、Low-e複層ガラスなどを採用し、環境負荷を抑制します。

・脱炭素に向けた取り組みの一つとして、CO2 フリー電力を導入する予定です。

■本計画に対応するSDGs

■本計画位置図

 以 上

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会社概要

ダイビル株式会社

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URL
-
業種
不動産業
本社所在地
大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館6階
電話番号
-
代表者名
丸山 卓
上場
未上場
資本金
-
設立
1923年10月