本学教員が新刊を出版
吉海直人特任教授による著書『定本新島八重伝 倜儻不羈の女』
本書では、同志社の創立者新島襄の妻・八重の生涯を大きく三つの時代に分け、会津藩士の娘としての誕生から京都への移住、新島襄との出逢いと結婚、同志社とのかかわりについて描いています。
書籍情報
書名:『定本新島八重伝 倜儻不羈の女』
刊行日:2023年10月25日
定価:2,200円(税込)
発行所:武蔵野書院
著者(吉海直人)メッセージ
NHK大河ドラマ「八重の桜」が放送されてから早くも10年経ちました。その間私はずっと八重に関する資料や情報を追いかけ、八重伝の増補改訂を続けてきました。しかしその私も今年度で定年なので、一つの区切りとしてこれまでの成果を取り入れた八重伝の出版に踏み切った次第です。まだ漏れはあるかと思いますが、とにかく新たにわかったこと、修正できたことなどをすべて盛り込みました。私としては定本のつもりです。この本を同志社に関わる方々にお読みいただければ、これ以上の喜びはありません。
著者プロフィール
吉海直人(よしかい なおと)
同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科特任教授
専門は平安朝の物語と和歌文学。40年以上におよぶ
『源氏物語』研究のほか、『百人一首』では本来の意味と
現代の解釈の相違をまとめる研究を進めている。
『源氏物語入門〈桐壺巻〉を読む』 (角川ソフィア文庫)をはじめとする一般書の著書は多く、ほか『のびーる国語 百人一首』(角川まんが学習シリーズ)といった小学生向けの書籍も手掛けている。
□同志社女子大学オウンドメディア「ひとつぶラジオ」
「京都旅のおともにしたい、古典文学」吉海直人
https://hitotsubu.dwcla.jp/program/p02/
□Webサイト「DWCLA TALK」
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/talk/japanese/detail01/
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