Zept株式会社、JPYCによるサブスクリプション決済を自動化する「JP Stablecoin Subscription(JSS)」を開発
利用者の資産を預からない「パススルー型」を採用。ウォレット間の直接送金と定期課金管理を組み合わせ、ステーブルコイン決済の事業導入を支援

Zept株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:榎 公志)は、日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用したサブスクリプション決済支援サービス「JP Stablecoin Subscription(以下、JSS)」を開発しました。
JSSは、ユーザーのウォレットからサービス提供事業者のウォレットへJPYCを直接送金する「パススルー型」の仕組みを採用した、事業者向け定期課金管理基盤です。
ユーザーによる初回のウォレット接続・登録・署名を起点に、あらかじめ設定された条件に基づく定期課金の実行を支援します。
さらに、Webhook・APIによる課金結果の通知・連携機能を備え、既存のWebサービスや会員管理システムへの組み込みを支援します。
JSSは、ステーブルコインを単発の送金手段から、企業が日常的に利用できる継続課金インフラへと発展させることを目指しています。
■ 開発背景|ステーブルコイン決済を「単発の送金」から「継続的な支払い」へ
ステーブルコインは、ブロックチェーンを利用してウォレット間で資産を直接送金できる決済手段です。
一方、月額課金サービスや会員制サービスなどにステーブルコインを導入する場合、ユーザーが毎月手動で送金し、事業者が入金を確認する運用では、利用者数の増加に伴って管理負担が大きくなります。
特に事業者側では、支払い状況の確認、未払い管理、入金照合、契約状態の更新など、継続課金特有の業務が発生します。
クレジットカード決済では一般的な定期課金の仕組みを、ステーブルコインでも利用できるようにする。
この課題を解決するために開発したのがJSSです。
■ JSSの3つの特徴
1.利用者資産を預からない「パススルー型」モデル
JSSの最大の特徴は、サービス運営者がユーザーのJPYCを預からず、ユーザーのウォレットから事業者のウォレットへ直接送金する設計です。
JSSは、資産の保管ではなく、支払い条件や課金スケジュール、トランザクション実行支援、決済結果の管理を担います。
これにより、ユーザーと事業者の間で直接JPYCを授受する仕組みを基本としながら、定期課金業務のシステム化を実現します。
2.初回登録によりJPYCの継続課金を自動化
ユーザーはサービス登録時に、料金プランや課金周期などの条件を確認し、自身のウォレットを接続して署名を行います。
その後は、登録された条件に基づいてJSSが定期課金処理の実行を支援します。
毎月ユーザーが送金先を確認して手動で支払う負担を軽減し、事業者側でも継続的な料金回収を管理できる仕組みを提供します。
3.Webhook・APIによる既存サービスとの連携
JSSは、課金成功・失敗や契約ステータスの変更などを、Webhook・APIを通じて外部システムへ通知・連携する仕組みを備えています。
これにより、事業者は課金結果に応じて、会員権限の付与、サービス利用期限の更新、コンテンツへのアクセス許可、課金失敗時の通知などを自社サービスの業務フローへ組み込むことができます。
単なるJPYC送金機能にとどまらず、サブスクリプション運営に必要な一連の業務の効率化を支援します。
■ サービスの仕組み

JSSは、次の5つのステップで継続課金を管理します。
STEP 1|サブスクリプション登録
ユーザーが料金プランや課金条件を確認し、ウォレットを接続して署名します。
STEP 2|定期課金スケジュール管理
JSSが登録された料金・課金周期・契約状態を管理します。
STEP 3|JPYCの直接送金
設定された条件に基づいて、ユーザーのウォレットから事業者のウォレットへの送金処理を支援します。
STEP 4|事業者による受領
事業者は、自社ウォレットでJPYCを直接受け取ります。
STEP 5|課金結果の通知・連携
JSSが決済結果を管理し、Webhook・APIを通じて事業者のシステムへ通知します。
■ 4つのシステムで定期課金を支援
JSSは、以下の4つの主要システムによって構成されています。
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Checkout SDK: ウォレット接続、サブスクリプション登録、ユーザー署名を支援
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Subscription Engine: 料金プラン、課金周期、契約状態などを管理
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Relayer Layer: 登録された条件に基づく定期トランザクションの実行を支援
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Webhook / API: 課金結果やステータス変更を既存システムへ通知・連携
これらを組み合わせることで、事業者がステーブルコインによる定期課金機能を自社サービスへ導入できる環境を提供します。
■ 想定する利用シーン

JSSは、継続的な料金回収が必要な幅広いサービスへの導入を想定しています。
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SaaS・AIサービス: 月額利用料や有料プランの継続課金
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オンラインコミュニティ: 月額会費や会員資格の管理
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会員制Webサービス: 契約期間に応じた利用権限の更新
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デジタルコンテンツ: 定額制コンテンツの利用料金回収
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オンラインスクール: 月額受講料や継続契約の管理
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Web3関連サービス: ウォレットを利用するサービスの継続課金
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コンサルティングサービス: 月額契約に基づく定期的な料金回収
特に、すでにウォレットを利用しているユーザーを対象とするサービスでは、JPYCによる継続課金という新しい決済手段を提供できます。
■ セキュリティとコンプライアンスへの取り組み
JSSは、ユーザー自身の署名に基づく処理を基本とし、サービス運営者が利用者のJPYCを受け取ったり、保管したりしないパススルー型の設計を採用しています。
今後のサービス提供にあたっては、資金決済法をはじめとする関連法令や制度運用を踏まえ、専門家と連携しながら適切なコンプライアンス体制の構築を進めていきます。
※パススルー型であることのみをもって、各種法令上の登録・許認可等が不要になることを意味するものではありません。
■ 代表取締役社長 榎 公志 コメント
ステーブルコインが社会やビジネスに普及していくためには、単に送金できるだけでなく、企業の日常業務に自然に組み込めることが重要だと考えています。
JSSは、利用者の資産を預からないパススルー型の仕組みを基本としながら、定期課金に必要な管理業務をシステム化するサービスです。
新しい決済手段の導入によって事業者の負担が増えるのではなく、既存のサービス運営をより効率的にする。そうしたインフラを目指して、開発を進めてまいります。
Zept株式会社
代表取締役社長 榎 公志
■ 開発者コメント
ステーブルコインによるサブスクリプション決済は、単に支払い方法の選択肢を増やすだけでなく、これまでの決済の仕組みやビジネスのあり方そのものを変える可能性を秘めていると考えています。
国境や従来の金融システムの枠組みにとらわれず、新しいビジネスモデルや経済圏が生まれていく。JSSには、そうした未来への期待を込めています。
一方で、新しい技術が社会に普及するためには、利便性だけでなく、安全性や信頼性、そして誰もが迷わず利用できる使いやすさが不可欠です。
その実現に向けて、AI技術に専門性を持つZept株式会社とともに開発に取り組むことを決めました。ブロックチェーン技術とAIの知見を組み合わせることで、利用者にとってより身近で、事業者にとっても導入・運用しやすいサービスへと進化させていきたいと考えています。
私たちが目指しているのは、ステーブルコインを特別な技術から、誰もが安心して日常的に利用できる社会インフラへと発展させることです。
JSSを通じて、新しい決済の可能性を広げ、これまでになかったサービスやビジネスが生まれる未来に貢献していきたいと考えています。
Vibe creator. Giry
■ JP Stablecoin Subscription(JSS)サービス概要
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サービス名:JP Stablecoin Subscription(JSS)
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開発・提供:Zept株式会社
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サービス分類:ステーブルコイン定期課金管理基盤
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対応決済手段:JPYC(公開時点)
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基本モデル:ウォレット間直接送金を基本とするパススルー型
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主な機能:ウォレット接続、ユーザー署名、定期課金管理、トランザクション実行支援、Webhook・API連携
■ Zept株式会社について
Zept株式会社は、兵庫県姫路市を拠点に、生成AI・デジタル技術を活用した企業の業務改善やDX・AX支援を行っています。
AI研修、生成AI活用支援、企業ごとの業務課題に合わせたAIツール・システムの企画、開発、実装までを支援しています。
<問い合わせ先>
運営会社:Zept株式会社
代表者: 代表取締役社長 榎 公志
所在地:〒670-0948 兵庫県姫路市北条宮の町385永井ビル603・604
電話番号:079-240-8959(受付時間9:00~17:00)
担当:岸
メールアドレス:info@zept7.com
ホームページ:https://www.zept7.com
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