JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、1,189tに拡大
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部でカナダのプラチナム・グループ・メタルズ社(PTM社)と共同で実施するウォーターバーグ白金族JVプロジェクトについて、資源量の再評価を行い、白金族金属量は904tから1,189tへと増加しました。
JOGMEC は2011年にこの地域で初めて白金族鉱床を発見し、その後の探査を通じて693tの含有金属量(3PGE+Au. 2014年6月発表、予測鉱物資源量)の存在を報告してきました。2015年5月には、211t (同)の金属量が把握されている北部隣接鉱区を統合したことにより、金属量の合計が904t(同)に拡大しました(※過去に実施のニュースリリース参照)。
この度、昨年度実施したボーリング調査結果を加えて資源量の再評価を行った結果、中心部では、概測鉱物資源量(Indicated Mineral Resource)の白金族金属量(2PGE+Au)として392tを、周辺部では予測鉱物資源量(Inferred Mineral Resource)の白金族金属量(2PGE+Au)として797tをそれぞれ把握し、白金族金属量の合計で1,189t (2PGE+Au)を把握しました。
今後は既報の資源量地域における予察的な経済性評価を作成するほか、新たに獲得した北部延長地域の探査を通じて資源量を拡大し、更なるプロジェクト価値の向上を目指します。JOGMEC は資源探査を通じて南部アフリカの新しい可能性を提案し、今後とも我が国企業が直接関与する金属鉱山開発の促進に貢献してまいります。
(参考)
白金族金属量(概測鉱物資源量ベース(2PGE+Au))
392.0t(カットオフ品位2.5g/t(2PGE+Au))
うち、プラチナ含有量:118.3t、パラジウム含有量:244.0t、金含有量 29.7t
白金族金属量(予測鉱物資源量ベース(2PGE+Au))
797.4t(カットオフ品位2.5g/t(2PGE+Au))
うち、プラチナ含有量:239.8t、パラジウム含有量:497.8t、金含有量 59.8t
概測鉱物資源量及び予測鉱物資源量の算出に際して、品位分布や連続性の予測精度が中程度の場合は概測に、低い場合は予測に分類される。
※過去のニュースリリース
○JOGMEC、世界のプラチナ主生産国、南アフリカの有望地域における権益獲得に向けて2件目の共同探査事業立ち上げへ(2009年10月9日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0216.html
○JOGMEC、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で白金族金属の存在を確認(2011年11月10日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0373.html
○南アフリカ共和国の白金族金属プロジェクトで金属量約 205t を確認(2012年9月27日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0433.html
○マイニング・ジャーナル誌にて最優秀探鉱賞を受賞(2012年12月21日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0460.html
○JOGMEC、南アフリカ共和国の白金族金属プロジェクトで金属量約315tを確認(2013年4月16日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000001.html
〇JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約545tに拡大(2013年9月12日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000040.html
〇JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約693tに拡大(2014年6月25日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000110.html
〇2013年度資源地質学会技術賞受賞~南アフリカ共和国における白金族金属鉱床探査での調査成果に関連して~(2014年6月30日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000039.html
〇南アフリカ共和国での探鉱プロジェクトで新たな白金族の存在を確認~これまでで最も厚い80m間、平均品位4.80g/t(プラチナ、パラジウム及び金の合計)に着鉱~(2014年11月4日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000154.html
〇南アフリカ共和国・白金族プロジェクト、北部隣接鉱区との統合について~更なるプロジェクト価値の向上に向けて~(2015年5月27日発表)
■ プロジェクトの概要
1)対象地域
ウォーターバーグ(Waterberg)地域
2)契約内容
この度、昨年度実施したボーリング調査結果を加えて資源量の再評価を行った結果、中心部では、概測鉱物資源量(Indicated Mineral Resource)の白金族金属量(2PGE+Au)として392tを、周辺部では予測鉱物資源量(Inferred Mineral Resource)の白金族金属量(2PGE+Au)として797tをそれぞれ把握し、白金族金属量の合計で1,189t (2PGE+Au)を把握しました。
今後は既報の資源量地域における予察的な経済性評価を作成するほか、新たに獲得した北部延長地域の探査を通じて資源量を拡大し、更なるプロジェクト価値の向上を目指します。JOGMEC は資源探査を通じて南部アフリカの新しい可能性を提案し、今後とも我が国企業が直接関与する金属鉱山開発の促進に貢献してまいります。
(参考)
白金族金属量(概測鉱物資源量ベース(2PGE+Au))
392.0t(カットオフ品位2.5g/t(2PGE+Au))
うち、プラチナ含有量:118.3t、パラジウム含有量:244.0t、金含有量 29.7t
白金族金属量(予測鉱物資源量ベース(2PGE+Au))
797.4t(カットオフ品位2.5g/t(2PGE+Au))
うち、プラチナ含有量:239.8t、パラジウム含有量:497.8t、金含有量 59.8t
概測鉱物資源量及び予測鉱物資源量の算出に際して、品位分布や連続性の予測精度が中程度の場合は概測に、低い場合は予測に分類される。
※過去のニュースリリース
○JOGMEC、世界のプラチナ主生産国、南アフリカの有望地域における権益獲得に向けて2件目の共同探査事業立ち上げへ(2009年10月9日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0216.html
○JOGMEC、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で白金族金属の存在を確認(2011年11月10日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0373.html
○南アフリカ共和国の白金族金属プロジェクトで金属量約 205t を確認(2012年9月27日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0433.html
○マイニング・ジャーナル誌にて最優秀探鉱賞を受賞(2012年12月21日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0460.html
○JOGMEC、南アフリカ共和国の白金族金属プロジェクトで金属量約315tを確認(2013年4月16日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000001.html
〇JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約545tに拡大(2013年9月12日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000040.html
〇JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約693tに拡大(2014年6月25日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000110.html
〇2013年度資源地質学会技術賞受賞~南アフリカ共和国における白金族金属鉱床探査での調査成果に関連して~(2014年6月30日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000039.html
〇南アフリカ共和国での探鉱プロジェクトで新たな白金族の存在を確認~これまでで最も厚い80m間、平均品位4.80g/t(プラチナ、パラジウム及び金の合計)に着鉱~(2014年11月4日発表)
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000154.html
〇南アフリカ共和国・白金族プロジェクト、北部隣接鉱区との統合について~更なるプロジェクト価値の向上に向けて~(2015年5月27日発表)
■ プロジェクトの概要
1)対象地域
ウォーターバーグ(Waterberg)地域
鉱区面積 | 780平方km(申請中鉱区331平方kmを含む) |
概要 | 首都プレトリアの北北東約270kmに位置し、白金族金属を胚胎する ブッシュフェルド岩体の北端に位置するが、地表は表土で覆われ、ブ ッシュフェルド岩体の露出がないことから、これまで積極的な調査が 行われていなかった地域。 |
周辺の開発状況 | ・モガラクエナ鉱山(Mogalakwena):ウォーターバーグ地域の南70 kmに位置する。アングロ・アメリカン・プラチナム社(Anglo American Platinum Limited、本社:南アフリカ)が露天鉱採掘で生産 を行っており、金属量(埋蔵量及び資源量ベース)の合計は265.9百万 オンス(約8,270t、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の合計)。 ・プラットリーフプロジェクト:ウォーターバーグ地域の南82kmに 位置する。JOGMEC出資案件。本格的探鉱実施中 |
2)契約内容
契約締結日 | 2015年5月22日 |
条件 | ウォーターバーグ地域及びウォーターバーグ・エクステンション地域に おいて、JOGMECは28.35%の権益を獲得することができ、3年間で 2,000万米ドルの調査費用を拠出する。PTM社とMnombo Wethu Consultants CC社(HDSA(歴史的に不利益を被った南アフリカ人) 関係で参加する南アフリカの地元資本の企業)の権益は、それぞれ 45.65%、26%となる。調査結果が良好な場合には優先的に日本企業に 引継ぐ条件が設定されている。共同探鉱の契約上、優先的に日本企業に 引継ぐ条件が設定されており、日本企業の新たな権益確保につながる ものと期待される。 |
■ プラチナム・グループ・メタルズ社(Platinum Group Metals Ltd.)
本社 | カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー |
設立 | 2000年 |
概要 | 白金族金属の鉱山開発を目的とし、カナダ及び南アフリカで探鉱を実施している 中堅探鉱会社。南アフリカのヨハネスブルグに現地会社を有し、ブッシュフェルド 地域西部WBJVプロジェクトは2015年央の生産に向け鉱山を建設中。本ウォータ ーバーグ地域プロジェクトのオペレータを務める。 |
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000039.html?mid=pr_150917
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