ボルボ・カーズとオートリブが合弁会社「Zenuity」を設立 自動運転ソフトウェアの世界市場に参入

本プレスリリースは、2017年1月3日スウェーデン本社発、プレスリリースの翻訳版です。

ボルボ・カーズと自動車安全システムの世界的な先進企業であるオートリブ(Autoliv)は、2016年9月の基本合意に基づき、自動運転や運転支援システムのソフトウェアを開発するための合弁会社、「Zenuity」設立の最終合意文書に調印しました。

「Zenuity」は、拡大しつつある自動運転ソフトウェアシステムの世界市場に参入します。グローバルな高級車メーカーが、ADAS(Advanced Driving Assistant System/先進運転支援システム)およびADテクノロジー(自動運転テクノロジー)を新規開発するため、一次サプライヤーと提携する取り組みは、業界初の事例となります。

 

この合意に基づき、オートリブは合計で約11億クローナ(約140億円)を「Zenuity」に投資します。
この投資の大部分は当初の現金出資であり、その他にいくつかの資産も含まれます。ボルボ・カーズもこの合弁会社に対して知的財産や人的資源を投入しますが、現金の投資は行いません。前回の発表通り、「Zenuity」の所有権は、ボルボ・カーズとオートリブがそれぞれ50%ずつとなります。

 

この新会社はスウェーデンのイェーテボリに本社を構え、さらにドイツのミュンヘンとアメリカのデトロイトでも事業を展開します。当初はボルボ・カーズ、オートリブの双方より約200名の従業員が派遣され、中期的には600名以上の規模に増員される計画です。各国の公正取引委員会などの承認を受け、最終的な合意が完了したのち、2017年前半に業務を開始する予定です。


ボルボ・カーズとオートリブは、新たな合弁会社「Zenuity」に対して、互いがもつADAS知的所有権の使用認可と譲渡を行います。これをベースに、「Zenuity」は新しいADAS製品とADテクノロジーを開発します。最初のADAS製品は2019年までに販売可能とすることを目標とし、その後すぐにADテクノロジーについても提供を開始する計画となっています。

 

オートリブは、「Zenuity」の全製品に関する販売・流通を一手に請け負いますが、顧客やオーナーに対しては独占権を持ちません。ボルボ・カーズはそれらの製品を「Zenuity」から直接調達します。

 

2016年9月の発表通り、「Zenuity」のCEOにはボルボ・カーズの90シリーズ開発部門の元本部長で、現ボルボ・カー・スイス、マネージングディレクターのデニス・ノベリウスが就任します。「Zenuity」は別の取締役会によって管理され、独立して運営されます。

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