C言語/C++言語対応テストツール「C/C++test 2025.2」の販売を開始

MCPサーバー搭載によるAI連携強化/MISRA C:2025に完全対応/CWE対応を大幅強化

テクマトリックス株式会社

C/C++test CT 2025.2 リリース

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢井隆晴、以下「テクマトリックス」)は、米国Parasoft Corporation(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:Elizabeth Kolawa、以下「Parasoft社」)が開発したC言語/C++言語対応テストツール「C/C++test 2025.2」の販売を2026年5月12日より開始します。

C/C++testは静的解析(コーディング規約チェック・フロー解析)、動的解析(単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー機能など)を搭載したC言語/C++言語対応オールインワンテストツールです。車載機器、産業機器、医療機器、OA機器といった組み込みソフトウェアの開発や、ミドルウェアの開発、Windows/Linuxアプリケーションの開発など、さまざまな現場で利用されています。開発工程にC/C++testによる静的解析、単体テストを組み込むことにより、テストの効率化とソースコードの品質向上が期待できます。

このたびのバージョンアップでは、MCP(Model Context Protocol)サーバーの搭載により、AIエージェントやLLM(大規模言語モデル)ベースのコーディングアシスタント(GitHub Copilotなど)と連携したスムーズなツール利用が可能となりました。MCPサーバーが静的解析の結果や、検出された違反のルールドキュメント、およびユーザーガイドの情報をAIエージェントに提供することで、違反に対する具体的な修正案やツール利用における問題の解決方法などを提示できるようになりました。

コーディング規約のサポートの強化として、最新のCコーディング標準であるMISRA C:2025(2025/3発行)に「完全対応」しました。MISRA C:2025はMISRA C:2023の改良版と位置付けられたアップデートとなり、コンプライアンス負荷軽減のためのルール削除/集約、AI生成コードへの方針の明確化、機能安全性の強化としてポインタやunion管理の厳格化などが行われました。また、CWE(Common Weakness Enumeration)に対応するルールが大幅に増加し、107種類のCWE-IDに対応するルールが用意されました。

そのほか、静的解析の抑制機能の強化、単体テストの詳細カバレッジレポートの作成機能の強化、およびサポート環境としてNVIDIA CUDA Compiler 12.8などが追加されました。C/C++testの付属アプリケーションであるParasoft DTPでは、「テスト失敗の分類」機能、LLMと連携したAIチャットボットなどが追加されました。

テクマトリックスは、Parasoft社製品の国内総販売代理店として、ソフトウェア開発に携わるすべてのお客様の課題を解決する最適なツールとして、C/C++testの販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を強化してまいります。


C/C++test 2025.2の新機能・改善点

AIエージェントとの連携を強化するMCPサーバーを搭載

MCP(Model Context Protocol)サーバーが搭載されました。MCPサーバーはAIエージェントが外部のシステムやデータにアクセスできるよう「ブリッジ」の役割となる仕組みです。静的解析のレポートやMISRAなどのコーディング規約や安全規格と結び付けられた構造化データを、MCPサーバーがAIエージェントに提供することで、AIエージェントだけでは持ちえない情報を得ることができ、これらの情報を加味した回答生成や提案ができるようになります。MCPに対応したAIエージェントまたはLLMベースのコーディングアシスタント(GitHub Copilotなど)であれば、簡単に統合が可能です。この機能はMCPサーバーとの連携をサポートするLLM対応開発環境(Eclipse、Visual Studio、Visual Studio Codeなど)で使用可能です。

AIエージェントへの問い合わせ例:

  • 静的解析で検出された違反に対する自律的な修正の提案

  • ルールの説明やルールセットの最適化

  • ツールの使用方法の確認など開発者支援

図1. MCPサーバーとAIエージェントによる効率的なテストの実施
図2. Eclipse IDEでのAI連携機能の利用イメージ

※1 C/C++testにはLLMプロバイダーの利用契約は含まれていません。利用者が個別に契約する必要があります。また、AIの利用に関しては必ずお客様の組織のポリシーをご確認ください。

MISRA C:2025に対応

最新のCコーディング標準のMISRA C:2025(2025/3発行)に完全対応しました。MISRA C:2025はMISRA C:2023の改良版と位置付けられたアップデートです。C/C++testによるコーディング規約のチェック機能と、Parasoft DTPのコンプライアンスレポートの作成機能により、MISRA C:2025への準拠をサポートします。

※2 コンプライアンス関連機能の使用には専用の有償オプションが必要です。

MISRA C:2025では、時代遅れとなったルールの削除や内容の集約によるコンプライアンス負荷軽減、AI生成コードを手書きコードと同等に扱う方針の明確化、機能安全性向上を目的としたポインタやunionの管理強化、switch文におけるcase/endの終了方法の柔軟化などの改善が加えられました。ガイドラインには、新規ルールの追加(4件)、ルール削除(2件)、適用されないルール(Disapplied Rules)(1件)、番号が変更されたルール(3件)、内容が変更されたルール(13件)の変更が行われました。逸脱が認められないルールカテゴリであるMandatoryのルール数は24から22に減少しています。

図3. Parasoft DTPにおけるMISRA C:2025ダッシュボード

CWE対応を大幅強化

CWE(Common Weakness Enumeration)は、ソフトウェアやハードウェアに存在する脆弱性の種類を体系的に分類する標準リストです。今回のアップデートにより、新たに60種類以上のCWE-IDに対応するルールが整備され、合計107種類のCWE-IDに対応しました。MITRE(※3)が毎年発表する「CWE Top 25」および、その直下に位置する「On the Cusp」に含まれる重要な脆弱性への対応に加え、これらに含まれない多くのCWE-IDにも対応しました。また、「CWE Top 25」および「On the Cusp」に含まれる脆弱性をまとめたルールセットも提供され、専用ダッシュボードを用いることでガイドラインへの準拠状況を確認し、DTPでコンプライアンスレポートを作成できます。


※3 MITRE Corporationは、米国の非営利団体であり、米国連邦政府や各州・自治体などの公共機関に対して研究開発等の支援を行っています。
※4 コンプライアンス関連機能の使用には専用の有償オプションが必要です。

静的解析の抑制機能の強化

テストコンフィギュレーションに「同等のルール違反を自動的に抑制する」が追加されました。このオプションを使用すると、同等のルール違反に対して既存の抑制設定を自動的に適用できるため、複数のコーディング規約での作業や、あるコーディング規約から別のコーディング規約への移行が容易になります。例えば、あるAUTOSARのルールを抑制した際、同等の解析ロジックを持つルールと判断されたMISRAのルールも同時に抑制することが可能です。

単体テストの詳細カバレッジレポートの作成機能の強化

従来の単体テストでは1回のテストで詳細カバレッジレポートは1種類のみしか作成できませんでしたが、1回のテストで複数種類の詳細カバレッジレポートを作成できるようになりました。これにより、レポート作成に必要なテストの実行回数が削減され、単体テストを効率的に実施できます。

サポート環境の追加

プラグイン可能なIDEとして、Eclipse4.22(2021-12)-4.37(2025-09)が追加されました。
サポートコンパイラとして、ARM Compiler 6.22(※5)、Clang C/C++ Compiler v19.0 for aarch64(※5)、Clang C/C++ Compiler v19.0 for x86_64(※5)、GNU GCC for arm/aarch32 12.x、13.x、14.x(※5)、GNU GCC for aarch64/arm64 14.x(※5)、GNU GCC for x86_64 14.x(※5)、Hexagon Clang Compiler v19(※5)、Intel Classic C/C++ Compiler 2021.6 for x86_64(※5、※7)、Intel oneAPI C/C++ Compiler 2022.1 for x86_64(※5、※7)、IAR Compiler for RISC-V v3.30.x(※6)、NVIDIA CUDA Compiler 12.8(※5、※7)、QNX GCC 12.x for ARM64(※5)、TI ARM Clang Compiler 3.2(※5)が追加されました。NVIDIA CUDA Compiler 12.8のサポートにより、CUDA C/C++コード(.cu)に対して、静的解析が可能となりました。


※5 Linuxのみ

※6 Windowsのみ

※7 静的解析のみ

【Parasoft DTP 2025.2の新機能・改善点】

「テストの失敗の分類」機能の追加

テスト失敗の原因を機械学習で自動判定し、品質評価を効率化する機能が追加されました。ユーザーがDTP上で失敗した単体テストに原因ラベルを付けると、その情報を学習したモデルが、ラベリング済み・未ラベリングの失敗テストの根本原因を自動予測し、調査や優先順位付けを支援します。

LLM機能と連携したAIチャットボットの追加

DTP の 「ヘルプ」 メニューから 「Parasoft IDA(Intelligent Digital Assistance)」 にアクセスできるようになりました。DTPの利用に際して、従来的なユーザーガイドの確認だけではなく、対話形式で使用方法や用語などの確認ができます。

※8 外部ネットワークとの接続が必要です。

サポート環境の追加

PostgreSQL 17、Windows Server2025のサポートが追加されました。ALMツール連携では、Codebeamer 2.1、Polarion 2404のサポートが追加されました。

C/C++test 2025.2の新機能・改善点の詳細はWEBサイトをご確認ください。

https://www.techmatrix.co.jp/product/ctest/new_features/ctest2025-2.html

C/C++testの製品詳細はWEBサイトをご確認ください。

https://www.techmatrix.co.jp/product/ctest/

販売開始日
2026年5月12日

出荷開始日
2026年5月12日

*2026年5月12日において、保守サービスをご契約いただいているC/C++testユーザー様には、「C/C++test 2025.2」バージョンアップ製品を無償でご提供します。


テクマトリックス株式会社

テクマトリックス株式会社

テクマトリックス(東証プライム:3762)は、お客様のニーズに沿った最適なITインフラとITライフサイクルをワンストップで提供する「情報基盤事業」、蓄積された業務ノウハウを実装したアプリケーションの提供により顧客の課題解決を実現する「アプリケーション・サービス事業」、“医療情報をみんなの手に。そして、未来へ。”をテーマに健康な社会を支える医療情報インフラの構築に取り組む「医療システム事業」の3事業を展開し、顧客企業のビジネスモデル変革と競争力の強化をサポートしています。
詳細はWeb サイト: https://www.techmatrix.co.jp/ をご参照ください。

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会社概要

テクマトリックス株式会社

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URL
http://www.techmatrix.co.jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス 24F
電話番号
03-4405-7800
代表者名
矢井 隆晴
上場
東証プライム
資本金
12億9812万円
設立
1984年08月