TimeRexのSalesforce連携　AIが顧客の「姓」「名」自動で分割

OpenAIのAPIを活用　6月9日に機能追加

ミクステンド株式会社

2025年6月11日 11時00分

ミクステンド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北野智大)は、Salesforce連携機能において、AI処理を導入し、ゲストが入力した名前（フルネーム）を自動で「姓」「名」に分割する機能を追加しました。この機能は、OpenAIのAPIを活用しており、6月9日に提供を開始しました。日本人の名前だけでなく、外国人名にも対応していて、ユーザーは顧客名をSalesforceとデータ連携する際に、ストレスなく利用できます。

■機能導入の目的

①TimeRexでは、ゲストの入力項目として「名前（フルネーム）」が標準設定されています。一方、Salesforceでは、「姓」と「名」が別々に管理されます。手作業でSalesforceへ「姓」と「名」を再入力することなく業務を進められるよう、AIを導入しました。

②TimeRexにゲストが「田中　太郎」のようにスペース入りで名前を入力すると、これまではSalesforce連携時にエラーが発生していました。そのため、ユーザーはエラー回避のために、TimeRexの設問カスタマイズ機能を利用して、名前記入欄を「姓」のみの回答欄に変更し、「名」を入力する項目を新設していました。AIによりSalesforceのデータ形式に自動で適合させることで、項目新設の手間や、連携時のエラーを防ぎます。

■セキュリティ・個人情報の取扱について

‐OpenAI社のAPIは、入力および出力されたデータを最大30日間保持し、サービス提供および不正利用の検出の目的に限定して利用します。

‐個人情報保護委員会のガイドラインに照らしても、「外部提供」には該当しません。

ミクステンドは引き続き、法令遵守と適切な個人情報の取り扱いを徹底し、安心してご利用いただける環境を提供します。

■TimeRexについて(https://timerex.net/）

GoogleカレンダーやOutlook予定表とリアルタイムに連携し、日程候補のリストアップから予定登録まで、面倒な日程調整タスクを自動化するサービスです。2020年1月29日にサービスを開始しました。単なる日程調整だけでなく前後の業務を含むビジネス全体の効率化・自動化をはかります。2022年8月には名刺管理ソフトなどを手掛けるSansanと連携し、日程調整の画面上で名刺交換ができるよう機能を拡充。2024年8月にはユーザー数が30万人を突破しました。

■ミクステンドについて

2018年に創業。リクルートが2006年に開始した日程調整ツール「調整さん」を、リクルートのインターンを経てエンジニアとして働いていたミクステンドの北野智大が事業譲受しました。2020年1月にはビジネス向けの日程調整自動化ツール「TimeRexタイムレックス」のサービスを開始。調整さんのアプリや、法人向けも展開するなど日程調整サービスを拡充しています。