DIC、世界初、藍藻類スイゼンジノリの屋内での大量培養技術の確立に成功
ーヒアルロン酸の5倍以上の保水力をもつ「サクラン®」の安定供給に向け、試験的生産を開始-
DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫、以下「DIC」)とグリーンサイエンス・マテリアル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:金子慎一郎、以下「GSM社」)は、世界で初めて*1 藍藻類スイゼンジノリ*2 の屋内での大量培養技術の確立に成功しました。今後量産化の検討を進め、2023年までに人工培養したスイゼンジノリから抽出した多糖類「サクラン®」*3 の上市を目指します。
当社は今後、サクラン®を日本発のオリジナル化粧品原料としてグローバルに展開することを目指し、更なる効率化による低コスト化を実現できるよう邁進します。将来的には、数十トン以上のスケールでスイゼンジノリを培養出来る体制を構築し、繊維、メディカルやサプリメントなど様々な分野への用途拡大も目指します。
これらの取り組みに加えて、両社はスイゼンジノリの培養技術の知見や研究成果を、スイゼンジノリが唯一天然で生育・養殖されている黄金川(福岡県朝倉市)の保全や、GSM社が熊本県益城町で取り組む屋外養殖の事業拡大に生かすような取り組みも積極的に進めていきます。
DICグループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」で掲げた”Quality of Life(QOL)”社会への貢献を実現すべく、ヘルスケア領域におけるバイオビジネスの強化を通じ、藻類から得られる機能性素材を活用することで、ヘルスケア分野やパーソナルケア分野でお客様にとって価値のある製品を提供していく所存です。
*1 藍藻類スイゼンジノリの屋内での人工培養技術において(2022年8月現在、DIC調べ)
*2 スイゼンジノリについて
日本の限定された地域(九州の阿蘇山系の伏流水)にしか生息していない非常に珍しい藍藻です。近年では様々な環境変化の影響で収穫量が減少する傾向にあります。
*3「サクラン®」について
スイゼンジノリから抽出した超高分子量多糖類で、ヒアルロン酸の5倍以上の保水力を持つ高い保湿性に加え、バリヤ性、抗炎症効果にも優れています。既にサクラン®が含まれた化粧品や繊維・衣料品などは商品化されています。また、サクランという名称はGSM社の登録商標です。
スイゼンジノリが自生する黄金川(福岡県朝倉市)
- 関連ニュースリリース
https://www.dic-global.com/ja/news/2021/r_and_d/20210324175508.html
- 関連ウェブサイト
https://www.dic-global.com/ja/products/sacran/
■グリーンサイエンス・マテリアル株式会社(GSM社)について
https://www.gsmi.co.jp/
- DIC株式会社について
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像