三菱総合研究所とアイティフォー、融資業務DX事業で業務提携

個人ローン業務支援システム「SCOPE」に「審査AIサービス・標準与信モデル」を連携

株式会社三菱総合研究所（代表取締役社長：籔田健二、以下 MRI）と株式会社アイティフォー（代表取締役社長：佐藤恒徳、以下ITFOR）は、8月18日に業務提携し、協業を開始しました。
本業務提携により、両社の持つソリューションを融合し、融資業務に必要な機能の自動化を検討・開発することで、新たな価値をもたらすエコシステムの形成を目指します。

1. 業務提携の概要

金融機関の融資業務において協業します。ITFORの個人ローン業務支援システム「SCOPE」に、MRIの「審査AI サービスAPI インターフェース」と「標準与信モデル」を実装し、オプションサービスとしてラインナップします。これによりシステム導入にかかる負担が軽減され、ローコストオペレーションを目的とした自動審査をより多くのお客様にご検討いただけるようになります。

2. 両社ソリューションの概要

（１）MRI：審査AI サービス

従来、人間が行っていた審査の諾否判定を学習したAIモデルを、APIによって金融機関のローン業務システムに連携させることで、審査の自動化を促進するサービスです。

申込案件ごとにAIが回答する承認確率に基づきワークフローを制御することで、全体の50％～80％程度の案件について人間の審査を介さずに自動かつリアルタイムでの承認回答が可能となります。

（２）MRI：標準与信モデル

住宅ローンおよび無担保ローンのデフォルトリスクを予測するモデルです。デフォルトリスクに基づく金利や保証料のプライシングを実現することで、業務効率化と収益拡大を支援します。全国データの大サンプルで構築した安定的かつ高精度なモデルであり、実績データの無い金融機関においても導入が可能です。

（３）ITFOR：個人ローン業務支援システムSCOPE

住宅ローン審査、無担保ローン審査、途上与信審査に対応しており、ローン申し込みを受け付け後、個人信用情報機関への照会、照会結果の名寄せや集計、融資条件への適合性や過去の取引状況のチェックなどを自動化するWeb 版パッケージシステムです。一連の流れをトータルで管理することができ、審査の効率化を実現します。

3. 今後の予定

9月中に仕様を確認し、10月から要件定義・基本設計・詳細設計・開発・テストを実施の上、2024年3月にローンチすることを目指します。

【各ソリューションの詳細】

→審査AIサービス（MRI）

https://www.mri.co.jp/news/press/dia6ou000002jbtj-att/nr20201203_leaflet.pdf

→SCOPE 個人ローン業務支援システム（ITFOR）

https://www.itfor.co.jp/financial/scope.html

【参考】 株式会社三菱総合研究所

名称　　　：株式会社三菱総合研究所（Mitsubishi Research Institute, Inc. 略称MRI）

代表者　　：代表取締役社長　籔田 健二

本社所在地：東京都千代田区永田町二丁目10番3号

事業内容　：シンクタンク・コンサルティングサービス、ITサービス

資本金　　：63億3,624万円

設立年月日：1970年（昭和45年）5月8日

【参考】 株式会社アイティフォー

名称：株式会社アイティフォー

代表者　　：代表取締役社長　佐藤 恒徳

本社所在地：〒102-0082　東京都千代田区一番町21番地　一番町東急ビル

事業内容：地域金融機関、地方自治体、地方百貨店など地域を中心としたITソリューションサービスの提供

資本金：11億24百万円

創業年月日：1972年（昭和47年）12月2日

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社三菱総合研究所

〒100－8141　東京都千代田区永田町二丁目10番3号

■サービス・内容に関するお問い合わせ

金融DX本部　市川、堀、能鹿島、稲葉

メール：[e-mail]、[e-mail]、[e-mail]、[e-mail]

■報道機関からのお問い合わせ

広報部　

メール：[e-mail]

株式会社アイティフォー

〒102－0082　東京都千代田区一番町21番地　一番町東急ビル

■サービス・内容に関するお問い合わせ

事業本部　事業推進一部　儘田、露﨑

電話：[phone]　　メール：[e-mail]

■報道機関からのお問い合わせ

広報部　

 電話：[phone]　　メール：[e-mail]