【喫煙者と働いている非喫煙者の会社員に聞いた】喫煙者が多い職場の「やってられない!」ランキング、第1位「タバコ休憩をする喫煙者と業務量が明らかに異なると感じたとき」
~周囲の喫煙が原因で、過去に「退職したことがある」人も~
調査サマリー
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調査概要
調査概要:タバコの喫煙と業務生産性の関連調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年1月24日〜同年1月25日
有効回答:喫煙者と同じ部署で働いている非喫煙者の会社員107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
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2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙について、6割以上が「不快」と回答
「Q1.あなたは、同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙を不快に思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が29.0%、「ややそう思う」が31.8%という回答となりました。
・非常にそう思う:29.0%
・ややそう思う:31.8%
・あまりそう思わない:28.0%
・全くそう思わない:9.3%
・わからない/答えられない:1.9%
同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙を不快に思う理由、「本人からタバコの臭いがするから」が80.0%で最多
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙を不快に思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「本人からタバコの臭いがするから」が80.0%、「タバコ休憩が黙認されているから」が43.1%、「タバコ休憩で業務が滞るから」が38.5%という回答となりました。
・本人からタバコの臭いがするから:80.0%
・タバコ休憩が黙認されているから:43.1%
・タバコ休憩で業務が滞るから:38.5%
・部署の飲み会の際に、喫煙可能なお店になってしまうから:18.5%
・吸い殻のポイ捨てをよく見かけるから:10.8%
・その他:4.6%
・わからない/答えられない:0.0%
「副流煙による健康被害」や「たばこ休憩が一番納得がいかない。禁煙者も同じだけの休憩が必要」などの理由も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙を不快に思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=65)と質問したところ、「副流煙による健康被害」や「たばこ休憩が一番納得がいかない。禁煙者も同じだけの休憩が必要」など48の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・57歳:匂いが身体についており喫煙していない時も不快感がある
・49歳:副流煙による健康被害。
・49歳:タバコの灰が喫煙室にたくさん落ちているから、掃除が大変。
・36歳:たばこ休憩が一番納得がいかない。禁煙者も同じだけの休憩が必要。
・61歳:社屋の玄関で堂々と吸っていて来客の印象が悪くなるから。
・53歳:数人で連れ立って一緒に喫煙しに行ったりするから。
・35歳:喫煙者のタバコ休憩に代わる非喫煙者の休憩時間がないのがもやもやする。喫煙者は平気で15分くらい喫煙に出るが、非喫煙者が15分職場を抜けてカフェに行っていいか?となると違うわけで、不公平感がある。
同じ部署に喫煙者がいることで起こる職場への影響、「タバコの臭いにより周りの印象が悪くなること」や「休憩時間が不均衡になること」が上位
「Q4.同じ部署に喫煙者がいることで起こる職場への影響を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「タバコの臭いにより周りの印象が悪くなること」が49.5%、「休憩時間が不均衡になること」が43.9%、「空気の質が落ちること」が33.6%という回答となりました。
・タバコの臭いにより周りの印象が悪くなること:49.5%
・休憩時間が不均衡になること:43.9%
・空気の質が落ちること:33.6%
・喫煙者が近くにいると非喫煙者の健康被害が出ること:28.0%
・業務が滞ること:21.5%
・周りの人の集中力が切れ、業務生産性が落ちること:15.9%
・その他:0.0%
・特にない:15.9%
・わからない/答えられない:0.9%
業務生産性が落ちる場面、喫煙者の同僚のタバコ休憩により、「連絡が取れないとき」「喫煙者が席を立つとき」など
Q4で「周りの人の集中力が切れ、業務生産性が落ちること」と回答した方に、「Q5.業務生産性が落ちてしまったときの具体的な場面を教えてください。(複数回答)」(n=17)と質問したところ、「タバコ休憩で連絡が取れないとき」が64.7%、「タバコ休憩で喫煙者が席を立つとき」が64.7%、「タバコの匂いを感じたとき」が64.7%という回答となりました。
・タバコ休憩で連絡が取れないとき:64.7%
・タバコ休憩で喫煙者が席を立つとき:64.7%
・タバコの匂いを感じたとき:64.7%
・喫煙者の近くの席で仕事をしているとき:47.1%
・タバコ休憩が長時間にわたるとき:47.1%
・喫煙者とコミュニケーションを取るとき:41.2%
・タバコが切れてしまい、イライラが伝わってきたとき:17.6%
・離脱症状から理不尽に怒られたとき:11.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
半数以上が、タバコが苦手という気持ちを「周囲の人に伝えるのは難しい」と実感
「Q6.タバコが苦手という気持ちを、周囲の人に伝えるのは難しいと思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が14.1%、「ややそう思う」が38.3%という回答となりました。
・非常にそう思う:14.1%
・ややそう思う:38.3%
・あまりそう思わない:29.9%
・全くそう思わない:15.9%
・わからない/答えられない:1.9%
タバコを吸う人と一緒に仕事をすることについて、半数以上が「抵抗がある」と回答
「Q7.タバコを吸う人と一緒に仕事をすることについてどう思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常に抵抗がある」が13.1%、「やや抵抗がある」が40.2%という回答となりました。
・非常に抵抗がある:13.1%
・やや抵抗がある:40.2%
・あまり抵抗がない:32.7%
・全く抵抗がない:13.1%
・わからない/答えられない:0.9%
周囲の喫煙が原因で退職を考えたことについて、「考えたことがあるが、退職はしていない」が7.5%、「過去に喫煙が原因で退職したことがある」が4.7%
「Q8.周囲の喫煙が原因で退職を考えたことがありますか。」(n=107)と質問したところ、「考えたことがあるが、退職はしていない」が7.5%、「過去に喫煙が原因で退職したことがある」が4.7%という回答となりました。
・考えたことがあるが、退職はしていない:7.5%
・過去に喫煙が原因で退職したことがある:4.7%
・考えたことはない:85.0%
・わからない/答えられない:2.8%
喫煙が原因で退職を考えた理由、「オフィスでの分煙が行われておらず常にタバコ臭いから」が46.2%で最多
Q8で「考えたことがあるが、退職はしていない」「過去に喫煙が原因で退職したことがある」と回答した方にお聞きします。「Q9.喫煙が原因で退職を考えた理由を教えてください。(複数回答)」(n=13)と質問したところ、「オフィスでの分煙が行われておらず常にタバコ臭いから」が46.2%、「喫煙者のデスクが近くにあり、タバコ臭いから」が30.8%、「喫煙者との会話で臭いを感じるから」が30.8%という回答となりました。
・オフィスでの分煙が行われておらず常にタバコ臭いから:46.2%
・喫煙者のデスクが近くにあり、タバコ臭いから:30.8%
・喫煙者との会話で臭いを感じるから:30.8%
・喫煙者のグループから避けられていると感じるから:23.1%
・洋服にタバコの臭いが移るから:15.4%
・喫煙者の同僚が上司等と仲が良く不平等だと感じるから:7.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
10人に1人が、喫煙者の割合が多いことが理由で「入社を辞退した、諦めた経験」あり
「Q10.喫煙者の割合が多いことが理由で、入社を辞退した、もしくは諦めた経験がありますか。」(n=107)と質問したところ、「ある」が7.5%、「ない」が92.5%という回答となりました。
・ある:7.5%
・ない:92.5%
業務中、喫煙者が多い環境で「やってられない!」と感じた瞬間、第1位「タバコ休憩をしている喫煙者と業務量が明らかに異なると感じたとき」
「Q11.業務中、喫煙者が多い環境で「やってられない!」と感じた瞬間を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「タバコ休憩をしている喫煙者と業務量が明らかに異なると感じたとき」が33.6%、「タバコ休憩で一度に多くの社員が席を外すとき」が29.0%、「タバコ休憩をしている喫煙者が優遇されて昇進したと感じたとき」が16.8%という回答となりました。
・タバコ休憩をしている喫煙者と業務量が明らかに異なると感じたとき:33.6%
・タバコ休憩で一度に多くの社員が席を外すとき:29.0%
・タバコ休憩をしている喫煙者が優遇されて昇進したと感じたとき:16.8%
・自分に向かって煙を吐かれた時とき:15.9%
・受動喫煙があり、健康被害がでたとき:10.3%
・タバコ休憩を頻繁に誘われ、断れないとき:4.7%
・その他:3.7%
・特にない:34.6%
・わからない/答えられない:0.0%
「会議等でタバコ休憩の人をまっていて遅くなるとき」や「近い距離で話をすると口が臭くて耐えられない」ときに「やってられない!」と実感するエピソードも
Q11で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。「Q12.Q11で回答した以外に、業務中に喫煙者が多い環境で「やってられない!」と感じた瞬間があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「会議等でタバコ休憩の人をまっていて遅くなるとき」や「近い距離で話をすると口が臭くて耐えられない」など43の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・59歳:会議等でタバコ休憩の人をまっていて遅くなるとき。
・49歳:部屋が白くなる。
・35歳:一度だけ、昼食の買い物のついでにタバコを頼まれた事があり、先輩だったので断れず、嫌な思いをしたことがあります。
・59歳:近い距離で話をすると口が臭くて耐えられない。
・49歳:タバコ休憩は何も言われないのに、その他が少し席をはずすと嫌味を言われる。
・49歳:目に沁みるなどツライ時。
・59歳:喫煙所の吸い殻の片付けや、清掃を喫煙者が自分でやらずに会社の経費を使っていること。
まとめ
今回は、喫煙者と同じ部署で働いている非喫煙者の会社員107名を対象に、タバコの喫煙と業務生産性の関連調査を実施しました。
まず、同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙について、非喫煙者の6割以上が「不快」に感じており、「本人からタバコの臭いがするから」(80.0%)が最多の理由として挙げられました。また、業務中喫煙者が多い環境で「やってられない!」と感じた瞬間には、第1位「タバコ休憩をしている喫煙者と業務量が明らかに異なると感じたとき」、第2位「タバコ休憩で一度に多くの社員が席を外すとき」がランクインしており、喫煙者の同僚のタバコ休憩により、「連絡が取れない」といった場面で業務生産性が落ちている実態もあるようです。一方で、非喫煙者の半数以上が、「タバコが苦手」という気持ちを周囲の人に伝えるのは難しいと感じており、中には、周囲の喫煙が原因で「退職を考えたことがある」方や、実際に「過去に喫煙が原因で退職したことがある」方もいる実態が明らかになりました。逆に、喫煙者の割合が多いことが理由で、10人に1人が、「入社を辞退した、諦めた経験」もあることがわかりました。
本調査では、非喫煙者が感じている同じ部署で働く喫煙者への不快な想いが明らかになりました。副流煙などの健康被害はもちろんのこと、タバコ休憩だけが気軽に取れることが多く、勤務時間や仕事量の不平等さについても言及されました。各業界においても人材不足が叫ばれている中、周囲の喫煙が原因で退職を検討したり、入社に至らないケースも発生しており、貴重な人材確保の意味でも悪影響を及ぼしているようです。企業は、全ての従業員が快適且つ平等に働ける環境づくりに努めるべきであり、根本的な意識改革も急務と言えるでしょう。
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会社概要
会社名:心幸ホールディングス株式会社
代表者:代表取締役 山﨑 忠
所在地:〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江一丁目2番6号JRE尼崎フロントビル2階
創業 :1949年3月
資本金:7,043万円(連結)
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