当社初の英国事業 ロンドンの好立地オフィスビル「Capital House」を取得
ダイビル株式会社(社長:丸山 卓、本社:大阪市北区、以下「当社」)は、英国現地法人Daibiru UK Limitedを通じ、ロンドン・シティ所在のオフィス・商業ビル「Capital House(以下「本物件」)」の100%持分を、英国大手不動産運用会社Barings Asset Management運用下のファンドから取得いたしましたので、お知らせします。本件は当社にとって英国初進出案件で、取得額は約320億円規模となります。
なお、MOL(EUROPE AFRICA)LTD.を含むロンドンを拠点とする商船三井グループ企業が本物件に事務所を移転する予定です。
■ ロンドン・シティの金融街Bank駅から徒歩1分の好立地、高環境性能
本物件はロンドン・シティの中心部に位置するBank駅から徒歩1分の好立地に位置します。Bank駅は主要な地下鉄3路線が接続するなど非常に交通利便性が高く、また駅周辺にはその名の通りイングランド銀行や王立取引所(Royal Exchange)が位置するなど、古くから金融街の中心として栄えてきたエリアで、現在も多くの世界的な金融機関が同駅周辺に拠点を構えています。
本物件は2021年から実施している大規模な改修工事により環境性能が向上し、英国で重視される各環境認証においてEPCでBランク[1](最高位A)を取得予定、BREEAMでExcellent[2]を取得しています。

■ 当社初の英国事業
当社は「ダイビルグループ中長期経営計画2035‘‘BUILD NEXT.’’」(2023年度策定)において、海外事業戦略を国内事業戦略、新規事業戦略と併せ3本柱の一つに位置付け、その重点施策の1つとして「新規投資国への投資」を掲げております。本物件の取得は当該計画の具現化であると同時に、英国が当社にとってベトナム、豪州、米国、インドに次ぐ5か国目の海外進出先です。
Forbes2000企業の本社が多く拠点を構えるロンドンのオフィスマーケットは流動性・透明性が高いコア市場として世界中の投資家にとって非常に魅力ある市場とされており、Brexitを経ても国際金融センターとしての地位を確立しています。当社は本物件を当社海外事業におけるコアアセットとして、商船三井グループの安定利益の創出に資するものと位置付けております。当社は、商船三井グループの海外ネットワークも活用しながら、これまで以上に英国を含む海外投資に積極的に取り組んでまいります。
[1]EPC(Energy Performance Certificate):環境規制の一環で導入された英国の制度で、建物のエネルギー効率を評価する指標。A~Gの7段階で格付けされ、Aは最もエネルギー効率が高いことを示す。
[2]建物の環境性能を評価する英国発の国際的認証制度
■ 物件概要



物件名 |
Capital House |
所在地 |
85 King William Street, London, EC4 |
竣工 |
2003年(リニューアル工事済) |
敷地面積 |
21,170sq ft(約1,970㎡) |
貸床面積 |
121,489sq ft(約11,300㎡) |
階数 |
地上9階、地下2階 |
■ 位置図

以 上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 商業施設・オフィスビル
- ダウンロード