〈フード・フォラム・つくば 企業交流展示会2023〉「持続可能なじゃがいも生産」について紹介

病害虫に強いじゃがいもを展示

ケンコーマヨネーズ株式会社

ケンコーマヨネーズ株式会社(東京本社:東京都杉並区、代表取締役社長:島本 国一、以下「当社」)は、11月8日(水)につくば国際会議場で開催されたフード・フォラム・つくば主催の「フード・フォラム・つくば 企業交流展示会2023」にてポテトインダストリー※1の育種機関と実需機関としてポスター発表を行いました。

参加した当社従業員参加した当社従業員

当社はブースを出展し、「持続可能なジャガイモ生産のための新品種紹介と取組」のポスターを発表しました。

ポテトインダストリーの育種機関は、サラダ加工適性が高くポテトサラダなどに向いている品種「さやか」や、チップ加工適性が高くポテトチップスに向いている品種「しんせい」など、用途に合わせた使いやすい品種を開発しています。

じゃがいもを持続的に生産するために、病害虫に強く栽培しやすい品種の普及が重要です。病害虫では「ジャガイモシストセンチュウ」※2 の被害が問題となっています。そのため、抵抗性を持つ品種とその他複数の病害虫抵抗性を持ち、用途に合わせて加工適性があるじゃがいもが求められ、開発が進められています。

最近では、「ジャガイモシストセンチュウ」に抵抗性を持つ品種が開発され増加しています。展示会では抵抗性がある品種のじゃがいもを実際に並べ、形状や断面の色の違いを分かりやすく展示しました。

会場でのじゃがいも展示会場でのじゃがいも展示

当社は今後も食の発展のために食に関わる研究、発表を通じて豊かな食に貢献してまいります。


  • ※1 ポテトインダストリーとは・・

じゃがいも産業に関係する研究機関とメーカーの総称として使用しています。新しい品種の普及活動に賛同した機関による団体です。

・長崎県農林技術開発センター

・道総研北見農業試験場

・カルビーポテト株式会社

・農研機構北海道農業研究センター

・カルビー株式会社

・ケンコーマヨネーズ株式会社

育種機関と需要機関として6団体で出展


  • ※2「ジャガイモシストセンチュウ」とは・・

南米原産の病害虫のセンチュウで、1972年に北海道で発生が確認されました。シスト(メス成虫が変化したもの。直径0.2~0.6mmの球形で卵が入っている)を持つセンチュウで長期間生存します。じゃがいもの根に侵入し養分を吸収。症状は、葉の萎れなどが現れ、収量が50%程度減少してしまうこともあり、農家にとって問題となっています。


フード・フォラム・つくば 企業交流展示会2023概要

主催者 :フード・フォラム・つくば(https://www.fft.gr.jp/

会期  :2023年11月8日(水)

開催場所:つくば国際会議場

内容  :企業交流展示会 2023

     当社を含めて10団体が出展し、食品に関わる企業が自社の製品や技術を紹介しました。

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会社概要

ケンコーマヨネーズ株式会社

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URL
https://www.kenkomayo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都杉並区高井戸東3-8-13
電話番号
03-5962-7777
代表者名
島本 国一
上場
東証プライム
資本金
54億2403万円
設立
1958年03月