住む家を失った、子どもたちに居場所をーネパール洪水緊急支援ー

国際NGOプラン・インターナショナルが寄付募集を開始

ネパール南部で8月11日以降に発生した、断続的な豪雨による洪水や土砂崩れの被害に対して、プラン・インターナショナルは、被災した人々へ食料や水、仮設テントや衛生用品などを届ける緊急支援を開始。現在、皆さまからの寄付を受け付けています。
ネパール内務省の新たな発表によると、死者123人、行方不明者35人、負傷者39人に達し、3561世帯以上が  浸水による避難を余儀なくされており(現地時間8月15日)、道路や通信が遮断されている地域が多いことから、今後さらに被害状況は拡大するものと見られています。

緊急物資の支給を開始緊急物資の支給を開始

ずぶ濡れのままで過ごす子どもたち
被災した23地域のうち7つの地域でプランは活動をしており、政府とも連携をとりながら、ラウタハットにおいてすでに食料やビニールシートなどの支給を行っています。現地に入ったプランの職員は、「村の80%は浸水してしまい、大半の人たちが家を失っています。子どもたちはずぶ濡れのままで、口にする食べ物もない状況です」と 深刻な被害の状況を伝えています。

「水ですべてがおおわれてしまい、夜も寝ることができませんでした。昼間は目に見えて水かさが増し、雨で崖が崩れてきたときには、本当に不安でいっぱいになりました」と、プランの支援を受けて安全な場所に逃れた8歳の女の子マニシャさんは恐怖を語りました。

仮設テントで過ごすマニシャさん仮設テントで過ごすマニシャさん


食料や水、仮設テントや衛生用品の支給、子どもたちの見守りを支援
家や所持品を失った子どもたちには、食料や水、仮設テントや衛生用品などに加えて、安心を取り戻すサポートや見守りが欠かせません。また、女の子は災害時の混乱に乗じた人身売買などの性被害にあいやすいことがわかっており対策が必要です。

ネパールはモンスーンの最中にあり、引き続き豪雨や長雨が発生することも懸念されているなかで、プランは被災した人々への緊急物資の支給、生活再建のため支援を行なっています。皆さまからのご支援をお願い申し上げます。

 

                  <ネパール洪水緊急支援>

支援募集期間 : 2017年9月末まで
寄付の方法 :
①           ウェブサイトからの寄付 (クレジット決済・コンビニ決済)
https://www.plan-international.jp/donate/donate_list.php

②           ・ゆうちょ銀行(郵便局)からの寄付
              (払込手数料免除の認可を受けています。窓口でお申し出ください)
口座名:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン  口座番号:00160-9-101042
プロジェクト名 : 「ネパール洪水緊急支援」、もしくは「G65」 とご指定ください

③    ・銀行からの寄付
三菱東京UFJ銀行 麹町中央支店 普通預金 4611706

 

 

プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。

 

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会社概要

URL
https://www.plan-international.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル10階・11階
電話番号
03-5481-6100
代表者名
池上 清子
上場
未上場
資本金
-
設立
1983年05月