【クマ財団ギャラリー】“同一生年月日”の人物と出会い、演じる。筒 | tsu-tsuによるドキュメンタリーアクティング『01-25-1997』を6月28日(金)から実施!
クマ財団が支援する若手クリエイターたちの発表の場・クマ財団ギャラリーにて、6月28日(金)〜7月1日(月)まで筒 | tsu-tsuによるドキュメンタリーアクティング『01-25-1997』を開催。
クマ財団の活動支援生11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、自身の創作のプレゼンテーションを行うシリーズ企画「KUMA selection2024」。その第4弾として、筒 | tsu-tsuによるドキュメンタリーアクティング『01-25-1997』を6月28日(金)〜7月1日(月)の4日間実施します。
筒 | tsu-tsu ドキュメンタリーアクティング『01-25-1997』
2024年6月28日(金)〜7月1日(月)
同一生年月日の人物は、世界中に20万人ずついるという。
私が生まれ落ちた瞬間にはじまった、20万の人生を想像する。本プロジェクトは《1997年1月25日》に生まれた作家が、全く同じ日に生を享けた人物たちと出会い、演じることから、偶発的な連帯を起動させることを目指す。
セントラル・パークで出会ったZane Zovakも、私と同じ日に生まれた。「私たちは数時間しか居合わせず、また違う人生を歩んでいく。それは外の世界があるってことに気がつく瞬間なんだ」と彼は話した。
演じることは、”わたし”を脱することができないことを前提としながら、自分を対象に重ね続けること。
あらゆる物語を横断する身体を手に入れた上で、私から、あなたから、たわいもない語りを再開したいと思う。
会期中、13時~19時の6時間にわたり、同一生年月日の人物を演じ続けます。「ある人が、別の人になる」という出来事を目撃し、証明する存在としてご参加いただければ幸いです。
▼パフォーマンス時間
6月28日(金) 13:00-19:00
6月29日(土) 13:00-19:00
6月30日(日) 13:00-19:00
7月1日(月) 13:00-17:00
※ 最終日は17:00まで
※入退場自由
▼料金
無料
筒 | tsu-tsu
ドキュメンタリーアクター。山梨県在住。幼児より修する日本舞踊から得た「筒(つつ)」という身体感覚を手がかりに、演技を用いたプロジェクトを展開する。また、2022年からは山梨県河口湖町にてアーティスト・ラン・レジデンス「6okken」を設立し、運営する。近年の活動に「地上」(十和田市現代美術館/ 青森/2023)、「全体の奉仕者」(ANB Tokyo/ 東京/2022)「Backflow to the junction」(ニューヨーク/2019)ドリス・ウーリッヒ「Habitat / Halle E」(タンツククォーター/ ウィーン/2019)出演などがある。主な受賞に「やまなしメディア芸術アワード2023-24 Y-CRYSTAL (山梨県賞)」(2024)、「Forbes Japan 世界を変える30歳未満30人」(2023)、「第28回CGC アート部門 最優秀賞」(2023)など。
Instagram : https://www.instagram.com/tsu_tu_
筒 | tsu-tsuのインタビュー記事はこちら|https://kuma-foundation.org/news/10301/
【クリエイターコメント】
同一生年月日の人々、「バースデーツインズ」はコミュニティです。もしかしたら、最も理想的な多様性がそこにあるかもしれません。多文化共生を掲げながら、自ら閉じていく私たちですが、適切な距離感を保ちながら存在する集まりの中に”既にいた”のだとしら。
熱病のような不確かな記憶と日々のもと、私しか知らないあなたが、あなたしか知らない私が、生きていた痕跡を残すこと。全人類には会える気はしませんが、20万人なら。
ライフワークとして取り組む本プロジェクトを初公開します。どうぞお立ち寄りください。
参考作品
Information
タイトル|01-25-1997
出展作家|筒 | tsu-tsu
会 期|2024年6月28日(金)〜7月1日(月)
開館時間|12:00 - 19:00 ※最終日は17:00まで
パフォーマンス|6月28日(金) 13:00-19:00
6月29日(土) 13:00-19:00
6月30日(日) 13:00-19:00
7月1日(月) 13:00-17:00
※会期中、13:00~19:00の6時間にわたり作家によるパフォーマンスを行います
※入退場自由
料 金|無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/01251997/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。
当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
主 催|公益財団法人クマ財団
セノグラファー|板倉 勇人
サウンドエンジニア|安齋 励應
グラフィックデザイナー|大利 光輝
プロジェクトコーディネーター|木下 真紀
お問合せ|クマ財団事務局
Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)
「KUMA selection2024」とは?
公益財団法人クマ財団は、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金」、奨学金の卒業生を対象とした「活動支援事業」を通して、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
「活動支援事業」は、企画書ベースでの選考を行い、クリエイターのステップアップに繋がる個展開催費や滞在制作費、作品制作費など幅広い活動を支援する助成金です。
そんな「活動支援事業」の一環として、活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を2024年5月から9月にかけて開催します。これまで支援をしてまいりました活動支援生の有志11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、個展や公演、ライブ、上映会などを各クリエイターが企画して発表します。
様々なジャンルで創作活動に打ち込み、新しい価値を創造しようと試みる若手クリエイターのプレゼンテーションを毎月2〜3名ずつ行います。この機会にぜひご高覧ください。
今後の出展予定クリエイター
山縣 瑠衣(絵画) 7月中旬開催予定
1997年生まれ。 自らの皮膚に対する意識や視座を制作の基調に置いている。近作では、衛星地図のような垂直の眺めにおける風景の経験とそのパースペクティブを捉え、既に地図の中に捕らえられた表面=自己という状況の中で、「風景画」の主題に取り組む。
乾 真裕子(映像 / パフォーマンスアート) 7月下旬開催予定
東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻 修了。フェミニズムやクィア理論を手がかりに、自身の身体を用いたパフォーマンスや映像作品を制作。近年は、 民話や昔話におけるジェンダー表象と、語り継がれながら変化していく歌や語りに関心を持っている。 CAF2021金澤韻審査員賞、平成藝術賞ほか受賞。
久保 暖(音楽) 7月下旬開催予定
音楽家。独自の手法で生成した音を用いて有機的な電子音を奏でる。2018年夏季にソロEPをはじめ多数作品をリリース。美術分野では、現象を抽象化して時間軸上で拮抗を扱う空間作品を制作する。東京藝術大学大学院音楽研究科、美術研究科卒業。
岡 碧幸(メディアアート)8月下旬開催予定
北海道大学農学部を卒業後、Royal College of ArtにてInformation Experience Designを学ぶ。環境生命化学、情報学、哲学の観点からモノを観察した作品により、現代社会での人と人以外の存在の関係性を探る。STRP ACT 2020ほか受賞。
クマ財団ギャラリーについて
活動支援生による「KUMA selection」と
クリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、
年間を通して若手クリエイターの作品を発信!
クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。
クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、10月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
クマ財団ギャラリー
Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
クマ財団について
公益財団法人クマ財団
株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展覧会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。
Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203
Mail|contact@kuma-foundation.org Tel|03-6721-7798
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