日本初のセーフコミュニティ国際認証取得の京都府亀岡市で3年連続刑法犯認知件数が減少!
全国や京都府全域では増加傾向の中、安全安心への取り組みが数値に。

京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、2008年に日本で初めてセーフコミュニティの国際認証を取得し、その後も安全・安心なまちづくりに向けた取り組みを継続する中、2024年中の刑法犯認知件数※が203件(暫定値)となり、3年連続で過去最少を更新しました。
京都府全体や全国の平均では、3年連続増加しているなか、2008年の1391件と比べて85.4%減少しており、17年間で大幅な改善が見られたことをお伝えします。
※刑法犯認知件数とは?
身の回りで起きた事件を警察に届け出た際に、警察がそれを正式に犯罪として記録した合計件数で、地域社会の治安状況を把握する上で重要な指標の一つです。
【要点】
亀岡警察署管内の刑法犯認知件数の17年間の推移では、2008年1391件が、2024年は203件と過去最少件数を3年連続で更新。17年間で85.4%減少。

【要点】
亀岡市と京都府と全国の刑法犯認知件数の10万人あたりで比較。
京都府と全国が3年連続で増加しているなか、亀岡市は3年連続減少。
■これまでの取り組み
亀岡市は、2008年に日本で初めてセーフコミュニティの国際認証を取得しました。その後も2013年に再認証、2018年に再々認証を取得し、15年以上に渡って安全・安心なまちづくりを進めています。
2023年には、国内初となる国内認証を取得、2025年には「国際安全都市」宣言を行っており、防犯分野では防犯推進委員連絡協議会や亀岡警察署等で構成した防犯対策委員会で啓発活動等に取り組んでいます。

また、防犯対策委員会の取り組みとして、次のような取り組みをしています。2025年2月19日(水)に、各関係団体で構成するセーフコミュニティ推進協議会を実施し、今回の刑法犯認知件数等の減少など、取り組み状況を報告しました。
ドライブレコーダーによるまちの見守り
市内を走る自動車のドライブレコーダーを「動く防犯カメラ」として活用し、まちの見守り体制を強化する企業との「亀岡市ドライブレコーダーによるまちの見守り協定」と、市民ボランティアに参加していただく「かめおかまち・レコプロジェクト」の登録台数は毎年増加しています。2025年2月末現在で1280台となっています。

■セーフコミュニティとは?
事故やけがは偶然に起こるものではなく、予防できるという理念のもと、行政と地域住民など多くの方との協働により、全ての人たちが安心して安全に暮らすことができるまちづくりを進める手法で、次のような特徴があります。
●一体となった活動
行政が中心になって進めるやり方ではなく、行政・地域住民・企業・団体・組織が一体となって「市民全てが事故、自殺、犯罪がなく安心して暮らしていくために必要なこと」を考えて自主的な活動につなげていくこと。
●データの活用
事故やけがの統計データや記録から「いつ」「どこで」「どの年代が」「どのように」発生したかを調べて対策に反映すること。
●効果検証
活動の効果を検証して、評価をしていくこと。
認証期間は5年であり、次の経緯で認証を継続しています。
■京都府亀岡市とは?

京都府亀岡市は、京都府内で3番目の人口をもち、JR京都駅から快速電車で20分と利便性に優れながら、豊かな自然に囲まれた田舎の良さを残した地域です。
2008年に日本初のセーフコミュニティの国際認証を取得、2023年にはセーフコミュニティ4度目の認証、日本初の国内認証を取得するなど、安全安心なまちづくりを進めています。
セーフコミュニティの認証
2008年:初認証<国際認証>
2013年:再認証<国際認証>
2018年:再々認証<国際認証>
2023年:再々々認証<日本初の国内認証>
※認証機関:(一財)日本セーフコミュニティ推進機構

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