TE Connectivity、年次報告書『インダストリアル・テクノロジー・インデックス』を発表
テクノロジー業界でAIおよび持続可能性の将来像と計画性に相違 調査対象国に日本を追加
コネクティビティおよびセンサー分野において世界的なリーディングカンパニーであるTE Connectivity(NYSE: TEL、本社:スイス、シャフハウゼン、以下「TE」)は、中国、ドイツ、インド、日本、米国で各業界を代表する1,000人を対象に調査を行う2024年版の「インダストリアル・テクノロジー・インデックス(ITI)」を発表しました。本調査は昨年に続き2回目の実施となり、今回から日本も調査対象国に加わりました。
TEのCEOであるテレンス・カーティン(Terrence Curtin)は次のように述べています。「当社は持続可能性とAIに多大な投資をしていますが、それは他の企業も同様です。私たちは、この2つのメガトレンドがイノベーション・プロセスにどのような影響を与え、イノベーションがどのように推進されているのかについて、さらなる洞察を得たいと考えました。調査の結果、企業目標を設定するエグゼクティブと、その目標達成に向けて業務を遂行するエンジニアが成功に向けて足並みを揃えるには、まだ課題が残されていることがわかりました。」
本調査の結果、AI導入に関して、エグゼクティブとエンジニアの間に意識の隔たりがあることが明らかになりました。エグゼクティブの74%が「AI導入を推進する責任はエンジニアにある」と答えている一方で、エンジニアの68%は、「リーダーがAI導入に対する明確な計画を示すこと」を望んでいます。近い将来について尋ねたところ、エンジニアとエグゼクティブの79%が、今後3年間で自社がAI関連のトレーニングに対してより多くの投資を行うことを期待していると回答しています。
企業の持続可能な取り組みに関する質問では、大半のエンジニアが環境保全に対する熱意を示しました。エンジニアの87%が、仕事において気候変動対策を支援することは「個人的に重要である」と回答しています。このような感覚はエンジニアたちに深く根付いており、回答者の34%が、「企業が持続可能な取り組みを支援する機会を提供しなければ仕事を辞めるだろう」と回答しています。自社の持続可能性計画に満足しているかという質問では、エグゼクティブと比べてエンジニアは5ポイント低い結果でした。これにより、エグゼクティブはエンジニアに対して企業の持続可能性計画への確信を与えるために、更なる努力が必要といえます。
TEのエグゼクティブおよびエンジニアによる結果分析や示唆を含む2024年版『インダストリアル・テクノロジー・インデックス』の全文は、 https://www.te.com/ja/about-te/news-center/reports/industrial-technology-index/2024-report-state-of-innovation-industrial-tech.htmlでご覧いただけます。
TE CONNECTIVITYについて
TE Connectivityは、インダストリアル・テクノロジーリーダーとして、より安全で持続可能な社会の実現、より豊かな、つながる未来の創造に貢献しています。TEのコネクティビティおよびセンサーソリュー
ションは、広範囲の分野にまたがり、パワー、シグナル、データの伝送を実現し、次世代トランスポーテーション、再生可能エネルギー、工場自動化、データセンターから医療技術に至る様々な産業の発展に寄与しています。8,000名の設計エンジニアを含む85,000名以上の従業員を擁するTE Connectivityは、『EVERY CONNECTION COUNTS』に基づき、世界約140カ国のお客様のビジネスをサポートし続けます。詳細はwww.te.com および LinkedIn、 Facebook、WeChat、 Instagram、 X(旧Twitter) をご覧ください。
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