佐鳥電機、Salesforceを「記録の箱」から経営を動かす神経系へ

顧客との接点を自動で捉え、同社固有の営業データとしてSalesforceへ接続。97日でPoCを完了し、約300名の全社展開へ

株式会社Magic Moment

株式会社Magic Moment(本社:東京都港区、代表取締役CEO:村尾祐弥)は、佐鳥電機株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐鳥 浩之、以下「佐鳥電機」)が、顧客接点を事業・経営判断へつなぐ営業基盤強化のためMagic Moment Playbook の全社導入を決定したことを発表します。

佐鳥電機は、複数の選択肢を比較し、20名によるPoC(概念実証)を実施しました。2026年4月のSalesforce接続開始から97日でPoCを完了し、同年9月より営業職約300名で利用を開始する予定です。

SalesforceのROI最大化に向けて

Salesforceを導入する一方、実際の顧客接点は会議、訪問、電話、メールに分散し、その内容を営業担当者が後から手入力する運用に依存しています。Salesforceに商談金額や活動件数はあっても、活動資源のデータ利活用に重要な、見込みを裏づける顧客の反応、競合、提案、意思決定条件、勝因・敗因がしっかりと記録されなければ意味がありません。

よくあるケースとして、マネージャーは担当者への確認や経験に頼り、経営は結果が出た後の数字で判断することになります。AIを追加しても、判断材料となる顧客接点データがなければ、正しい提案や予測にはつながりません。

問題はSalesforceそのものではなく、顧客との現実がSalesforceまで届く神経がつながっていないことです。

佐鳥電機が構築した、顧客接点から経営判断までの神経系

佐鳥電機は、次の流れを一つの営業基盤として構築しました。

1.顧客接点を捉える
Magic Momentの「Playbook Capture」 が同意頂いた取引先との会議や訪問などを記録し、文字起こし・要約・活動記録を自動で作成します。作成後の音声データは議事録作成後、廃棄しています。

2.Salesforceへ神経配線する
議事録として保存するだけでなく、取引先、担当者、商談、活動に加え、競合、提案、見積、内示、勝因・敗因まで、佐鳥電機固有の営業データとして蓄積します。

3.事業・経営判断へつなぐ
今後は、蓄積した顧客接点データをもとに、案件の確からしさ、組織の強みと改善点を捉え、売上見込、マネジメント、人材育成、事業判断へ活用していきます。

顧客接点の記録、CRM連携、AI分析を個別に提供する製品はあります。しかし、現場に入力を強いることなく接点を捉え、企業固有のSalesforce構造へ接続し、事業・経営判断まで全社の運用として定着させるには、現場利用、データ品質、カスタム構造、部門運用、経営指標を同時に設計するインプリメンテーションが必要です。

佐鳥電機は、20名のPoCから約300名の全社展開準備までを97日で進め、この一連の流れが大企業でも機能することを示しました。

PoCで確認した全社展開の条件

2026年7月のPoC参加者20名への調査では、100%が録音操作を「容易」と評価し、85%が活動記録の工数削減を実感、85%が手入力と同程度以上の記録品質と評価しました。20名での検証の結果、十分に利用料以上の工数が削減されることが試算により示されました。

Salesforceへの活動同期は46件中46件、全ての活動が対象の顧客・商談に紐づいた形で成功しました。現場の負担を減らしながら、顧客接点を正しい取引先・商談へ戻し、判断に使えるデータを増やせることを確認しています。

営業生産性向上から、経営判断の高度化へ

佐鳥電機が目指す変化は二段階です。

第一に、会議音声から議事録を自動生成してCRMへ連携し、営業担当者の記録負荷を減らします。同時に、商談記録から勝ちパターンをモデル化し、商談の評価・アドバイスや事前ロールプレイへ活用することで、商談成約率の向上と業績拡大を目指します。

第二に、経営層が現場からの報告を待たずに状況と課題を把握し、迅速な指示や問い合わせへの即時回答を行える状態を目指します。その実現に向けて、Magic Momentが提供する経営・マネジメント向けレポート「Intelligence Report」の導入を予定しています。蓄積した顧客接点データから、案件の確からしさや組織の強み・改善点を可視化するサービスです。

競争環境が変化したとき、顧客の変化を現場で捉え、Salesforceを通じて経営へ届け、会社がすぐに動く。佐鳥電機とMagic Momentは、顧客との関係性を企業の神経系として機能させることで、この状態を実現していきます。

コメント

佐鳥電機株式会社 デマンドクリエーション推進部 部長 井上 明 様

当社は、お客様の多様化・高度化する課題に向けた提案力を一層強化するため、市場の変化をいち早く捉え、新しい提案と事業判断へつなげることを重視しています。PoCでは、現場の入力負荷を減らしながら、顧客接点をSalesforceへ正確に蓄積できることを確認しました。このデータの蓄積及び入力内容のリッチ化により、全社での利用を通じて、営業生産性の向上に加え、業績見込、マネジメント、人材育成、事業判断へ活用していきます。

株式会社Magic Moment 代表取締役CEO 村尾祐弥

多くの企業がSalesforceへ投資しても、現場で使われず、事業や経営の成果につながらない課題を抱えています。原因は、顧客との現実がSalesforceまで届く神経がつながっていないことです。

佐鳥電機様は、顧客接点の自動記録、同社固有のSalesforce構造への接続、事業・経営判断への活用という一連の流れを、約300名の全社展開へ進めました。特筆すべきはその展開スピードと全社一丸となった変革行動への集中力でした。多くの日本企業の皆様にとって、佐鳥電機様の本取り組みは学びに満ちていると確信します。
Magic Momentは佐鳥電機様とともに、競争環境の変化へすぐに対応できる企業の神経系を実現してまいります。


株式会社Magic Momentについて

株式会社Magic Momentは、「すべての企業が、顧客との関係性を根拠にした正しい経営判断ができる世界をつくる」をミッションに掲げ、2017年に創業しました。

顧客接点を自動で捉える「Playbook Capture」、営業の進行と次の行動へ変える「Magic Moment Playbook」、経営・マネジメントの判断に用いる「Intelligence Report」などを提供しています。製品提供に留まらず、顧客接点の取得、企業固有のSalesforce構造への接続、現場定着、事業・経営判断までを一つのインプリメンテーションとして実行します。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Magic Moment 広報担当
Email:pr@magicmoment.jp
住所:〒105-6923 東京都港区虎ノ門4丁目1-1 WeWork神谷町トラストタワー 21階


※PoC調査:2026年7月実施、回答者20名。
※工数削減は、佐鳥電機のPoC回答をもとにした試算です。実際の効果は利用状況により異なります。
※SalesforceはSalesforce, Inc.の商標です。

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セールス・営業
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会社概要

株式会社Magic Moment

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URL
https://magicmoment.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目1−1 WeWork神谷町トラストタワー 21階
電話番号
-
代表者名
村尾祐弥
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年03月