能美防災:妻沼西事業所メヌマ工場に防災兼用型ソーラーカーポートを設置
能美防災株式会社は、株式会社日建設計の支援により、2024年10月2日に埼玉県熊谷市にある妻沼西事業所メヌマ工場に防災兼用型ソーラーカーポートを竣工しました。
能美防災株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡村武士、資本金:133億2百万円、東証プライム市場)は、株式会社日建設計の支援により、2024年10月2日に埼玉県熊谷市にある妻沼西事業所メヌマ工場に防災兼用型ソーラーカーポートを竣工しました。また、本設備は11月20日に第16回JTAトイレ賞(社会的活動部門)を受賞しました。
屋外の駐車場に設置されたソーラーカーポートには、停電時に太陽光からコンセントへの電力供給が可能な防災盤と、電気自動車(EV)への充電が可能な設備を整備し、平常時の電力利用に加え、災害時に昼夜問わず電源を確保することができます。また、給排水設備とマンホールトイレ用排水枡を設置し、災害時には8か所のマンホールトイレを設置することができます。
これにより周辺地域の従業員を含め約500人規模に対して、電源やトイレ機能を提供することが可能です。
また、熊谷市と災害時等において被災者の応急的な救援のための支援協力を目的とした、「災害時における支援協力に関する協定」を取り交わしました。地域貢献を通じて、より広く社会に貢献していきます。
■防災兼用型ソーラーカーポートの特徴
1.防災盤
【設 備】
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コンセントを設置した防災盤を常時設置。停電時にも太陽光から電力を供給可能。
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同時にEV⾃動⾞⽤の充電器を4台備え、EV⾞を蓄電池代わりにして、災害時の夜間等にEV⾞からコンセント利⽤することも可能。
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発電した電気を⼀定額で20年間購⼊する⽅式(エネルギーサービス)を採⽤。イニシャルコストをなるべくかけない設置を可能にしている。
【災害時の運用】
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市民等に対し、情報通信機器や家庭電器製品等の電力を無償で提供する。
【推定効果】
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1日あたり約200kWhの電源確保が可能。周辺の熊谷市民約500人がスマホを充電可能(計算上)。
2.防災トイレと必要な給排水インフラを設置
【設備】
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カーポートの地面付近に、マンホールトイレに使える給排水設備を整備。マンホールトイレ⽤の排⽔桝・⽔⾨桝を合わせて整備し、⾞いすや更⾐等でも利⽤可能な⼤型テントのマンホールトイレを最⼤8か所設置することが可能。
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給⽔BOXに給⽔ヘッダーを収納、災害時にはカップリングホースを接続することで、簡単に給⽔を利⽤することが可能。
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マンホールトイレは工場の職員が容易に設置できるものを採用。
【災害時の運用】
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平常時から工場の職員に対しマンホールトイレ設置のための訓練を実施することで、災害時1テントあたり、15分程度での設置が可能。
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市民等に対し、一般開放する。
【推定効果】
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小便器4台、大便器6台のマンホールトイレを設置し、周辺の熊谷市民に対して最大200人規模のオフィス需要のトイレ機能を提供。
※今回の事業計画は、PPA事業として株式会社日建設計、東テク株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、日本ファシリティ・ソリューション株式会社の協力を得て進めています。
■会社概要
名 称 :能美防災株式会社
代表者 :代表取締役社長 岡村武士
所在地 :東京都千代田区九段南4-7-3
設 立 :1944年5月5日
資本金 :133億2百万円(東証プライム市場)
主な事業 :各種防災設備・システムの企画、開発、設計、施工、保守と各種防災機器の設計、
製造、販売
■本件に関する問い合わせ先
能美防災株式会社 営業開発本部 営業一部 担当:室井
TEL:03-3265-0413 FAX:03-3265-2610
能美防災株式会社 妻沼西事業所 メヌマ工場 総務課
TEL:048-588-1531 FAX:048-588-6837
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