【防災減災に向けた日本初ライセンス】ひまわり防災検定3級の内容を一新!3月11日よりリニューアル版をスタート
「過去は変えることができない、けれども、未来は変えられる」。大切な命を守る防災減災の意識と教訓が後世に語り継がれ、誰もが危機管理や防災、減災へ向けて取り組める社会へ。

NPO法人チームふくしまは、東日本大震災から14年が経過し、震災の記憶の風化が課題となる中、2022年から実施している日本初のライセンス(※1)となる独自の防災検定「ひまわり防災検定」の内容を一新し、2025年3月11日よりリニューアル版をスタートいたします。
防災教育は、震災から得た経験や教訓を多くの人に伝え続けることで、災害から自分の身や未来の命を守ることに繋がります。
今回リリースいたします新たな防災検定は、これまで以上に、震災で経験したことを全国へと広げることで震災の記憶を繋ぎ、どこでも誰にでも災害が起こりうることを再認識してもらい、危機管理や防災、減災へ向けて取り組める内容となっております。
また、次世代への伝承伝達により一層力を込めて、「3級応援学割」制度を新たに設けさせていただきました。防災を学ぶ機会があまりない状況の児童養護施設やファミリーホームの子ども達には無料で受験していただけるようにさせていただきました。
防災について、年齢や性別、地域、生まれ育った環境等で左右されることなく誰にとっても重要なものとなります。だからこそ、平時から非常時に備えていくことで重要であり、東日本大震災の教訓を次世代へと伝承伝達させていただきます。
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ひまわり防災検定 内容
検定は3級、2級、1級と予定しております。2級では試験会場を福島県内、1級では福島県の被災地視察を予定しているため、企業研修や修学旅行等で利用していただくことで被災地の事例や被災経験者の声を実際に聴くことができ、被災地の観光振興・震災の風化対策に繋がります。
また、試験監督は福祉作業所が行う事で福祉雇用創出にも繋げさせていただいています。
■ひまわり防災検定3級
◇学べる分野:キャリア教育、防災教育、危機管理教育、花育共育、福祉教育、環境教育
◇用途:企業研修、行政、修学旅行など
◇受験内容:講座・ワークショップ(3級はテスト無し)
・「福島ひまわり里親プロジェクト」について
・震災時の出来事
・防災への備え など
■検定料(2025年3月11日より)※税込額で表記しております。
<リアル(対面)>
・1級
価格:55,000円
内容:講義、福島の被災地の現地視察
所用時間:6時間
・2級
価格:16,500円
内容:講義メイン
所用時間:3時間
・3級
価格: 7,700円
内容:ワークショップ
所用時間:60分~90分
※受講人数により変動あり
※3級はワークショップメインとなるため、5人以上からのお申込み受付となります。
(応援学割 3,500円)
認定証、テキスト、ひまわりグッズ付
<オンライン>
・3級
価格: 7,700円
内容:ワークショップ
所用時間:60分~90分
※受講人数により変動あり
※3級はワークショップメインとなるため、5人以上からのお申込み受付となります。
(応援学割 3,500円)
3級応援学割とは
〔対象者〕
お申込み時において小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院、高等専門学校、専修学校、専門学校ほか、当協会が認める学校に在籍する児童・生徒・学生の方(社会人学生は対象外)
但し、児童養護施設、ファミリーホーム在籍の児童生徒は無料で受験可能になります。
受験者の中には、福島ひまわり里親プロジェクトに参加されている高校もあり、継続して、修学旅行として福島にお越しくださった際にひまわり防災検定を受験すると共に、被災地をみて震災について学んでくださっています。昨年は、花蓮沖地震への災害支援として現地の方よりご希望をいただき、台湾にて日本人学校の子ども達にひまわり防災検定を実施させていただきました。2025年3月時点で1,242名の方に3級を受験していただきました。
内閣官房国土強靭化推進室発行「国土強靭化 民間の取組事例集」にも掲載(令和4年4月)していただきました。
国土強靭化 民間の取組事例集(令和4年4月) ひまわり防災検定掲載記事
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NPO法人チームふくしまについて
「For you For Japan」(あなたのためになることが⽇本のためになる)
「For you For next」(あなたのためになることが次世代のためになる)
の理念のもと、私たちは以下のような活動を⾏っています。
1.ひまわりで全国と福島の絆を深める「福島ひまわり⾥親プロジェクト」。福島県の若手経営者などの有志で立ち上げ、2011年5⽉から開始し、全国累計約60万⼈、教育機関約6,000校が参加した復興⽀援事業。全国の皆様にひまわりの「里親」になってもらい、作業所で袋詰めしたひまわりの種を購入、育てていただき、採れた種を福島へ送っていただいています。それらの種を福島県内で咲かせ観光をはじめ、全国と福島の絆作りに役立てるとともに、福祉作業所の仕事を生み出すことにも繋がり、継続した震災復興支援活動を行っています。
2.福島県内のひとり親家庭や経済的に困窮している⼦育て世帯を⽀援する⽬的として、2022年2⽉開始した子育て支援事業「コミュニティフリッジひまわり」
3.「困ったときはお互いさま」の気持ちで⽀え合える社会を実現するため、「お互いさまチケット」を普及させる「お互いさまの街ふくしま」
・福島ひまわり⾥親プロジェクト https://www.sunflower-fukushima.com
・コミュニティフリッジひまわり https://himawari-cf.org
・お互いさまの街ふくしま https://sites.google.com/view/otagai-sama
※1 日本初ライセンス:自団体調べ(2022年3月11日) 日本における「防災検定」において調査
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