三井物産、ポーランドに電磁鋼板加工会社を設立
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、ポーランド南部のスカルビミエシュに電磁鋼板加工会社 Polska-Mit Steel sp. z o.o. (ポルスカミットスチール、以下「PMS社」)を設立します。
電磁鋼板は、ハイブリッド車やバッテリー式電気自動車など電動車のモーターコアや、発電所・変電所で使用される変圧器コアに使用されます。気候変動問題への対応が地球規模での取組課題となっている中、再生可能エネルギー発電所・グリッド新設に伴う変圧器および、電動車の需要増加が見込まれています。需要増に応える安定供給の実現のため、電磁鋼板サプライチェーンの増強が世界的に急務になっております。
三井物産は、1991年にオランダで加工会社を設立して以来、中国・チェコ・カナダに電磁鋼板加工会社を設立、加工・在庫・検査サービスを通じて、変圧器・電動車向けサプライチェーンを支えてきました。
グローバルに増加する電磁鋼板需要に対し昨年来オランダ、カナダの加工会社への追加投資を実施、市場ニーズに沿って加工能力の増強を進めています。
今般、伸びゆく欧州の電動車需要に応えるべく、ポーランドに新たな加工拠点PMS社を設立、欧州の加工サービスを拡充します。PMS社は2026年4月の稼働開始予定です。
三井物産は「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」をマテリアリティに掲げており、本取組を通じ、電動車・変圧器向けの電磁鋼板供給を通して、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
会社概要:
正式名称 |
Polska-Mit Steel sp. z o.o. (ポルスカミットスチール) |
所在地 |
ポーランド共和国オポーレ県ブジェク郡スカルビミエシュ |
設立年 |
2024年8月 予定 |
従業員数 |
約50名 予定 |
資本金・資本準備金 |
約34億円(当社100%出資) |
事業概要 |
電磁鋼板のスリット加工・販売(年産 約34,000トン) |
その他 |
2026年4月の工場稼働開始を予定 |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 鉄鋼・金属・ガラス・土石・ゴム
- ダウンロード