トランプ新政権の気候変動対策など国内外のGX最新動向を反映し、GX検定 ベーシック・対応講座を大幅改訂

株式会社スキルアップNeXt(本社:東京都千代田区、代表取締役:田原 眞一、以下「スキルアップNeXt」)は、GX推進に不可欠な基礎知識・スキルを証明する検定試験「GX検定 ベーシック」およびその対応講座「GX入門講座」に国内外における脱炭素の最新動向を反映するなど、大幅に改訂したことをお知らせします。
なお、2025年8月開催のGX検定 ベーシックより新シラバスでの実施となります。
複雑化する事業環境で求められるのは国内外の変化を踏まえてGX戦略を構築できる人材
2025年にトランプ新政権がパリ協定離脱を通告、インフレ削減法の大幅な見直しを推進するなど、世界の気候変動対策は大きな転換点を迎え、日本企業の経営にも課題と機会両面で影響を及ぼしています。 米国に限らずEUや中国そして日本国内においても脱炭素をを取り巻く事業環境は複雑性を増す中で、企業が脱炭素経営を推進し競争力を維持するためには、国際情勢の変化を正確に読み解き、国内政策と照らし合わせながら、自社の戦略を再構築できる人材が不可欠です。そこで、GX検定 ベーシックのシラバスを大幅に改訂し、国内外の最新の動向を含めてGX推進に必要な実践的知識やスキルが習得できるように対応講座のGX入門講座も刷新しました。
改訂のポイント
GX検定 ベーシックに対応する「GX入門講座」では、主に以下の3つの点について内容を改訂しております。

ポイント1:最新の国内政策動向を反映
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「GX2040ビジョン」や「第7次エネルギー基本計画」など、2025年に発表された最新の政策内容を網羅
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2040年度のエネルギー需給見通しと電源構成目標を新たに追加
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成長志向型カーボンプライシング構想、排出量取引制度の概要など、日本の最新GX戦略を詳説
ポイント2:最新のグローバルな変化を反映
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トランプ政権誕生による国際情勢の変化を踏まえた内容に更新
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米国の気候変動対策と日本への影響に関する解説を新規追加
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各国固有の脱炭素アプローチの章を新設し、主要国の最新動向を体系的に整理
ポイント3:学習効果を高める構成へ改善
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ストーリー性を強化し、各章が論理的な流れで繋がる構成に再編
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図表・イラストを大幅に増加させ、直感的な理解を促すビジュアル重視の教材へ刷新
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企業の取組事例や脱炭素ソリューションの具体例を追加し、実践的な内容を充実
これらの改訂により、GX入門講座の講座時間が4.5時間から7時間へ拡充しています。
GX検定 ベーシックの新シラバスはこちらからご確認ください。
スキルアップNeXt代表取締役 田原のコメント
2025年以降、米国の脱炭素政策の転換をはじめ、EU、中国の動向は、単なる環境問題としてだけでなく経済安全保障や産業競争力など国益や企業戦略に絡むテーマになっています。このような時代において、日本企業に求められるのは、最新動向のキャッチアップではなく、各国の政策の裏にある戦略的な意図を読み解き、自社の事業への影響を多角的に分析し、次の一手を打つことのできる戦略的人材です。今回の『GX検定 ベーシック』の改訂は、単なる知識のアップデートに留まらず、国内外の複雑な動向を正確に理解し、企業の持続的な成長を牽引できる人材を一人でも多く育成することを目指しています。それが、ひいては日本の産業競争力を高めることに繋がると我々は確信しています。

GX検定および対応講座について
GX推進に不可欠な基礎知識・スキルを証明する4検定を提供しています。自社のカーボンニュートラルを推進するスキルに焦点をあてた「ベーシック・アドバンスト・スペシャリスト」の3つのレベル別検定と、GX関連のソリューションやビジネス創出をするスキルに焦点をあてた「GX検定BIZ」の4検定で構成されます。「GX検定 ベーシック」「GX検定 アドバンスト」はそれぞれ環境省認定制度「脱炭素アドバイザー ベーシック」「脱炭素アドバイザー アドバンスト」に認定されています。
各検定に対応する講座も提供しています。詳しくはこちらをご確認ください。

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