約7割の経営者「どの補助金に申請して良いかわからない」創業手帳が独自調査

起業家・経営者向けメディアである創業手帳では、会員を対象に10/11から10/15までの5日間、「補助金」についての独自アンケートを実施し、659件の回答（方法：メール、実名回答）を得ました。

コロナ、物価高などにより経営に大きなダメージを負っている企業は少なくありません。また、賃上げなどの対応を迫られている企業も多くあります。

それらへの対応については、国や地方公共団体、民間団体から「補助金」などの支援策が実施されていますが、実際に活用する経営者は補助金に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。

• 「どの補助金に申請してよいかわからない」という回答が全体の約7割を占める

補助金の活用を検討する経営者において、補助金申請で困っていることは何かと質問をしてみたところ、「どの補助金に申請してよいかわからない」という回答が436件で、全体の約7割を占める結果となりました。

国などからの支援策は日々色々と打ち出されるものの、使い手となる経営者としてはどの補助金が自身の事業において活用できるのかがわかりにくいという事がこの結果から読み取れます。

経営者や起業家は、補助金に対してどのような意見があるか聞いてみたところ、ポジティブな意見もいくつかありましたが、やはりマイナス的な意見のほうが多く、

「補助金の支給確定が事業実行後なので、せめて実行前に金額は確定してもらわないと補助金を盾に新規事業を開始できない。」

「補助金を補助金申請業者に依頼すると先に出費があるのでなかなか申請業者に依頼できない。」

「個人事業主向け補助金制度を増やして欲しい」

など、実際に補助金の申請を検討した経営者だからこそ言えるリアルな声が挙がりました。

▼今回の独自調査についての詳細は下記ページで公開しています。

https://sogyotecho.jp/subsidy-questionnaire/

創業手帳では、アンケート結果でも多かった「どの補助金に申請していいかわからない」といった声にお応えして、起業家や経営者の方に役に立つ補助金・助成金を厳選してご紹介している「補助金ガイド」や、自分にあった補助金の最新情報が自動でタイムリーに届く「補助金AI(ほじょアイ)」なども展開しています。