【MV公開】音楽×社会課題、ボカロP・歌い手出身の音楽ユニットrelierの楽曲をNPOが映像作品に

MV「ひとかけ」水彩イラストで描くまちのあたたかな物語、6月22日公開

特定非営利活動法人PIECES

ボカロP・歌い手出身のコンポーザー2名で結成された音楽ユニット"relier"(ルリエ)が、子どもの孤立の解消に取り組むNPO法人PIECES(ピーシーズ)の設立9周年を記念し、公式テーマソング「ひとかけ」を制作。本楽曲は2025年6月22日より各音楽ストアで配信リリースされる。楽曲公開に伴い、PIECESのYouTubeチャンネルではオリジナルMVの公開、relier・駒木優の制作秘話を語るYouTubeライブの配信が予定されている。


◆子どもの孤立という課題

子どもの孤立とは、安全に頼れる誰かがいない環境で、他者や社会への信頼を失っていく状態だ。その背景には、支援機関や学校など、子どもをサポートする主な担い手の逼迫化がある。

都内の児童相談所では一人のワーカーが100人以上の子どもを担当する状況が生じており、不登校や発達障害、養育の困難な家庭が利用する児童精神科の病院では、初診まで3~6か月を要する状況も常態化している。

◆課題解決の鍵となる、市民一人ひとりの想い

子どもの育ちにとって大切な、信頼できる他者の存在。たとえ心に小さなケガをしたとしても、その傷口が広がる前に癒し合える仲間の存在。そんな存在が地域や社会の中に生まれ続けていくための仕組みや文化を築いていくことが必要ではないだろうか。

このような社会背景や課題意識を受け、PIECESでは一般市民向けに学びのプログラムの提供や広報啓発活動、同じ課題感を持つ法人との連携を行っている。まちで挨拶をしてくれる人や気にかけてくれる人——そういった日々の小さな積み重ねが、子どもたちの中に信頼をつくっていく。信頼できる他者がいること、それが子どもが孤立しない社会につながっていく。


【楽曲詳細】

一人ひとりの小さな一歩を応援する曲

本楽曲は一人ひとりの小さな一歩を応援する曲だ。困った誰かが目の前にいた時、スッと手を差し伸ばしたいと思いながらも、忙しさや自分のことで手一杯になりできない日がある。実際に行動してみても、想像していたものとは違う相手の反応が返ってくることも日常生活の中では起こりうる。そして後ろめたさを持ったり、どうすれば良かったのだろうと戸惑うこともある。

しかし、その想いを持ち続けることが、未来へつながっていく。誰かの行動が他の誰かを勇気づけ、誰かが見守ってくれていて自分は1人ではないと思わせてくれる。そういった世界観を描き、「明日、一歩踏み出してみよう」と思える楽曲となっている。


▼楽曲リリース情報

「ひとかけ」は、各種音楽配信サービスにて6/22より順次配信。

https://relierly.com/piece_of_tale

▼MVリリース情報
ミュージックビデオはNPO法人PIECESのYouTubeチャンネルにて、同日21時に公開。

ミュージックビデオでは、「連鎖」をテーマに、街角で繰り広げられる温かな連鎖を丁寧に描いている。物語は、まちで偶然目にした小さな親切—誰かが困っている人に手を差し伸べる瞬間—に心を動かされた主人公から始まる。その光景に勇気をもらった主人公は、自分も気になった人物に声をかけてみる。しかし、相手からは予想外の反応が返ってくる—

それでも、その一歩を踏み出したことで生まれる新たな気づきや、見えない誰かの心に灯った小さな希望。一人の勇気が次の誰かの背中を押し、やがてまち全体にやさしさが静かに広がっていく。そんなPIECESが大切にする世界観を、温かみのある水彩イラストで詩的に表現した作品となっている。


【イベント情報】

タイトル:relier新楽曲を紐解く〜やさしさと勇気のバトンを紡ぐ世界観を表現する曲づくり〜

日時:2025年7月3日(木)21時開始

配信:PIECES YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=7q7cd-8d0Rc


ライブ配信では、relierが楽曲「ひとかけ」に込めた想いの源泉を深く掘り下げる。なぜPIECESへの楽曲提供を決意したのか、どのような体験や価値観がこの楽曲の世界観を形作ったのか—普段は音楽の向こう側にいるrelierの人間性や創作への情熱を垣間見ることができる特別な時間となる。

また、楽曲制作の舞台裏では、PIECESの世界観をいかに音楽言語に翻訳し、聴く人の心に届くメロディーやアレンジに落とし込んだのかという創作プロセスも詳しく語られる予定。relier初の生配信という記念すべき瞬間に立ち会えるまたとない機会として、ファンのみならず音楽制作に興味のある方にもおすすめの内容となっている。


relierについて
『想いを結び、ココロをつなぐ。』
それぞれがコンポーザーとして活動する駒木優、星坂光の二人で結成された音楽ユニット。
楽曲に合わせて多様なシンガーをフィーチャリングに迎え、繊細な音と柔らかなメロディーで紡ぐような壮大なバラードソングを手掛ける。relierとして綴る想いが、リスナーと誰かを結びつけ、願いを託すように活動を続けている。
・公式サイト:https://relier-heart.studio.site/

・YouTube:https://www.youtube.com/@relier_official
・TikTok:https://www.tiktok.com/@relier.official
・X(旧Twitter):https://twitter.com/relier_heart

・Instagram:https://www.instagram.com/relier_heart/

◆NPO法人PIECES(ピーシーズ)について

子どもと社会のウェルビーイングを目指して設立した団体です。安心して頼れる人がいない環境で、他者や社会への信頼感を失ってしまう「子どもの孤立」を防ぐために、多様な人たちの優しさや想像力があふれる環境を子どもたちの周りに育む活動を展開しています。具体的には、地域で子どもたちに寄り添う市民や支援者を増やすための育成プログラム「Citizenship for Children」や、企業や行政などと連携しながら「子ども」「シティズンシップ」「まちづくり」などをテーマに研修やワークショップなどを実施しています。

公式サイト:https://www.pieces.tokyo
X(旧Twitter):https://x.com/PIECES_Tokyo
Instagram:https://www.instagram.com/pieces_npo/

YouTube:https://www.youtube.com/@npopieces1132

団体概要

名称 :NPO法人PIECES

設立 :2016年6月22日

代表 :代表理事 斎典道

所在地:東京都文京区本郷3-30-10 本郷K&Kビル5F 小野田総合法律事務所内 social hive HONGO

URL :https://www.pieces.tokyo

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会社概要

特定非営利活動法人PIECES

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URL
http://pieces.tokyo
業種
医療・福祉
本社所在地
文京区本郷3丁目30-10 本郷K&Kビル5F social hive HONGO
電話番号
03-6801-5232
代表者名
斎典道
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年06月