ネットアップとヴイエムウェア、グローバルパートナーシップを強化してマルチクラウド環境のモダナイズを支援
新しい革新的なソリューションの提供により、オンプレミスで新旧アプリケーションを最適化・高速化しながら、ワークロードをコスト効率よくシームレスに移行・モダナイズ
この資料は米ネットアップが2022年8月29日に発表した内容の抄訳です。
米ネットアップと米ヴイエムウェアは本日、長年にわたる両社グローバル提携の拡大を発表しました。両社は今後、革新的なソリューション提供と市場開拓を通じて、マルチクラウド環境におけるエンタープライズクラスのワークロード移行と、モダナイズにかかるコスト・複雑性・リスクの軽減を支援します。また、両社のデータ管理インフラを統合して、従来のアプリケーションと新しいアプリケーションについて、パフォーマンスと配信を高速化し、日々の運用を簡素化できるように支援します。
両社は20年以上にわたってパートナーシップを継続し、2万社以上のお客様をサポートしてきました。ネットアップは、「VMware vSphere」、「VMware Cloud Foundation」、「VMware Cross-Cloud」などのサービスを含めて、現在もこれからもVMwareクラウド製品における戦略的構築パートナーです。両社はお客様を中心に考えた共同エンジニアリングを駆使して、刻々と変化するテクノロジ環境に革新的なソリューションを提供し、お客様がハイブリッド マルチクラウド環境を効率的に管理・共有・保護できるように支援します。
米ネットアップ CEO ジョージ・クリアンのコメント
「お客様は、現在までのIT投資を最適化しながら、ビジネスのモダナイズと成長に備えるという複雑な課題を抱えています。ネットアップとヴイエムウェアは、これまでさまざまなお客様のワークロードを効率的に管理し、強力な新ソリューションでマルチクラウド環境の課題解決を支援してきました。例えば仮想データセンターの最適化、アプリケーションのモダナイズ、そしてコスト効率が高いVMware Cloud向けエンタープライズクラスデータ管理サービスなどのソリューションです。私たちはお客様がクラウド導入のどの段階にあっても対応・支援できます」
ヴイエムウェアCEOラグー・ラグラム氏のコメント
「マルチクラウドがこれからも信頼できるモデルであることは明らかです。そしてデジタル時代の事実上の標準運用モデルであり、お客様がビジネス要件に最も適した方法でアプリケーションを構築・展開・管理するために必要な柔軟性を提供できます。両社は、あらゆるクラウド環境で最高のイノベーションを活用するために必要な、マルチクラウドの柔軟性と選択肢を企業に提供します」
ネットアップとヴイエムウェア:マルチクラウド時代を推進
デジタル時代を支える最新アプリケーションでは、ワークロードとデータ管理のインフラに革新的なアプローチが求められます。いま企業や組織は、ビジネスの取り組みを効率化して加速させるためにパブリッククラウドを利用しており、そのクラウドに対して柔軟性と選択肢を求めています。また、既存のリソースを効率的に活用しながら、エンタープライズ アプリケーションとモダン アプリケーションの両方を管理できる、新しい統合プラットフォームも必要です。今回発表した両社の新たなパートナーシップは、お客様を中心に考えた以下3つの取り組みでこれらの課題に対応します。
• コスト効率が高くシームレスなマルチクラウド移行
両社は現在、世界3大パブリッククラウドを対象に、VMware Cloudと「NetApp Cloud Services」の認証とサポートを共同で行っています。これにより、VMware環境のオンプレミスでネットアップまたはネットアップ以外のストレージを運用しているお客様は、コストとリスクを抑えながら、データ需要の高いワークロードやファイルを、クラウドにシームレスに移行・拡張・保護できるようになります。また、クラウドコンピューティングおよびストレージ アーキテクチャを適切なサイズに設定することで、データを必要とするワークロードをクラウドで大規模に実行するためのコストを削減・管理し、オンプレミスからクラウドへのアプリケーションのリファクタリングコストを回避することが可能になります。両社はデータセンターでワークロードを管理してきた数十年の経験を活かして、パブリッククラウドを利用するお客様にも同様のメリットをもたらす認定統合ソリューションとサポートを提供しています。これらは信頼性の高いワークロードおよびデータ管理基盤に構築されています。
• Kubernetes/コンテナを利用した最新アプリケーションの加速
「VMware Cloud Foundation with Tanzu」により、仮想マシンの管理とコンテナのオーケストレーションを1つの統合プラットフォームで行うことができます。VMware TanzuとVMware Cloud Foundationは、「NetApp ONTAP」ベースのストレージアレイをサポートしており、従来の仮想マシンと最新のコンテナ型アプリケーション向けに柔軟なデータファブリックをシームレスに構築することが可能です。また、ネットアップはVMware Tanzuコンテナ ネイティブストレージの構築パートナーとして、Kubernetesワークロード向けの「VMware vSphere Virtual Volumes」(vVols)の展開に「Astra Control」をVMware Tanzuと統合しています。これにより、両社が共同で検証・サポートするエンタープライズクラスの高性能・安全なソリューションを使用して、従来の仮想化ワークロードと最新アプリケーションの開発・導入を簡素化・加速することができます。
• 最新インフラでデータセンターを最適化
今日の企業や組織では、既存のリソースを最適化するために効率的かつコスト効率の高いワークロードとデータ管理プラットフォームが求められています。ネットアップはvSphereおよびvVolsの共同構築パートナーとして、ネットアップのファイルおよびブロックストレージ プラットフォームの主要なテクノロジを以下のように新たにサポートし、その機能を拡張します。
• vVolsをNVMe-oFと共に使用するための新しい認証とサポート。これによりFC、イーサネット、標準T
CP/IPネットワークなど複数のネットワーク トランスポート上で、ブロックストレージフラッシュのパ
フォーマンス向上と、より粒度の細かいVMストレージ管理が可能。
• NFS 4.1環境で仮想化ワークロードを実行する際の可用性とセキュリティを強化するための新しい統
合。このようにしてお客様は、既存のインフラへの投資を活用して、従来の仮想化ワークロードのパフ
ォーマンスを向上させることができるとともに、共同検証・サポートされたソリューションを通じて、
日々のIT運用を簡素化することができます。
アナリストとお客様からのコメント
調査会社IDC Cloud Data Management and CloudOpsリサーチディレクター Archana Venkatraman氏
「IDCの2021 Multicloud Surveyによると、10社のうち8社がマルチクラウド環境を運用していますが、そのほとんどが統合の欠如、管理の複雑さ、エンドツーエンドの可視性の欠如、限られたスキル、運用コストの高騰といった課題を挙げています。ヴイエムウェアとネットアップはこれらの課題に正面から取り組み、お客様が既存の投資を最大限に活用できるよう支援するとともに、ビジネスの必要に応じてワークロードをクラウドに移行するためのシンプルな経路を提供しています」
SAPグローバルクラウドサービス担当バイスプレジデント Ozren Kopajtic氏
「SAPのソリューションは、Fortune 2000企業の90%以上を含む世界の主要企業の多くに貢献しています。ネットアップとヴイエムウェアは、SAPのグローバルなパブリッククラウド プラットフォームの拡張性とパフォーマンス基盤を提供しています。そして何万もの仮想ボリュームと仮想マシンで30ペタバイト近い情報をサポートしています。これは両社のテクノロジを使った世界最大規模の導入です」
Be The Match 技術担当副社長 Rob Hanson氏
「Be The Matchは毎年、血液がんや血液疾患と闘う何千人もの患者とドナーをマッチングし、命を救う可能性のある移植ができるように支援を行っています。ネットアップとヴイエムウェアとのパートナーシップにより、当社のミッションにとって重要な原則である継続的なセキュリティと製品イノベーションへのコミットメントの恩恵を受けながら、2,000万件の記録を効率的に管理することができます。両社はデータ損失のリスクを低減しながら、データベースとストレージ管理チームの生産性を向上させています。これにより私たちは医師、医療従事者、ドナー、研究者のデータを集約し、計り知れない好影響を患者に与えることができます」
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。
NetApp、NetAppのロゴ、https://www.netapp.com/company/legal/trademarks/ に記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。
両社は20年以上にわたってパートナーシップを継続し、2万社以上のお客様をサポートしてきました。ネットアップは、「VMware vSphere」、「VMware Cloud Foundation」、「VMware Cross-Cloud」などのサービスを含めて、現在もこれからもVMwareクラウド製品における戦略的構築パートナーです。両社はお客様を中心に考えた共同エンジニアリングを駆使して、刻々と変化するテクノロジ環境に革新的なソリューションを提供し、お客様がハイブリッド マルチクラウド環境を効率的に管理・共有・保護できるように支援します。
米ネットアップ CEO ジョージ・クリアンのコメント
「お客様は、現在までのIT投資を最適化しながら、ビジネスのモダナイズと成長に備えるという複雑な課題を抱えています。ネットアップとヴイエムウェアは、これまでさまざまなお客様のワークロードを効率的に管理し、強力な新ソリューションでマルチクラウド環境の課題解決を支援してきました。例えば仮想データセンターの最適化、アプリケーションのモダナイズ、そしてコスト効率が高いVMware Cloud向けエンタープライズクラスデータ管理サービスなどのソリューションです。私たちはお客様がクラウド導入のどの段階にあっても対応・支援できます」
ヴイエムウェアCEOラグー・ラグラム氏のコメント
「マルチクラウドがこれからも信頼できるモデルであることは明らかです。そしてデジタル時代の事実上の標準運用モデルであり、お客様がビジネス要件に最も適した方法でアプリケーションを構築・展開・管理するために必要な柔軟性を提供できます。両社は、あらゆるクラウド環境で最高のイノベーションを活用するために必要な、マルチクラウドの柔軟性と選択肢を企業に提供します」
ネットアップとヴイエムウェア:マルチクラウド時代を推進
デジタル時代を支える最新アプリケーションでは、ワークロードとデータ管理のインフラに革新的なアプローチが求められます。いま企業や組織は、ビジネスの取り組みを効率化して加速させるためにパブリッククラウドを利用しており、そのクラウドに対して柔軟性と選択肢を求めています。また、既存のリソースを効率的に活用しながら、エンタープライズ アプリケーションとモダン アプリケーションの両方を管理できる、新しい統合プラットフォームも必要です。今回発表した両社の新たなパートナーシップは、お客様を中心に考えた以下3つの取り組みでこれらの課題に対応します。
• コスト効率が高くシームレスなマルチクラウド移行
両社は現在、世界3大パブリッククラウドを対象に、VMware Cloudと「NetApp Cloud Services」の認証とサポートを共同で行っています。これにより、VMware環境のオンプレミスでネットアップまたはネットアップ以外のストレージを運用しているお客様は、コストとリスクを抑えながら、データ需要の高いワークロードやファイルを、クラウドにシームレスに移行・拡張・保護できるようになります。また、クラウドコンピューティングおよびストレージ アーキテクチャを適切なサイズに設定することで、データを必要とするワークロードをクラウドで大規模に実行するためのコストを削減・管理し、オンプレミスからクラウドへのアプリケーションのリファクタリングコストを回避することが可能になります。両社はデータセンターでワークロードを管理してきた数十年の経験を活かして、パブリッククラウドを利用するお客様にも同様のメリットをもたらす認定統合ソリューションとサポートを提供しています。これらは信頼性の高いワークロードおよびデータ管理基盤に構築されています。
• Kubernetes/コンテナを利用した最新アプリケーションの加速
「VMware Cloud Foundation with Tanzu」により、仮想マシンの管理とコンテナのオーケストレーションを1つの統合プラットフォームで行うことができます。VMware TanzuとVMware Cloud Foundationは、「NetApp ONTAP」ベースのストレージアレイをサポートしており、従来の仮想マシンと最新のコンテナ型アプリケーション向けに柔軟なデータファブリックをシームレスに構築することが可能です。また、ネットアップはVMware Tanzuコンテナ ネイティブストレージの構築パートナーとして、Kubernetesワークロード向けの「VMware vSphere Virtual Volumes」(vVols)の展開に「Astra Control」をVMware Tanzuと統合しています。これにより、両社が共同で検証・サポートするエンタープライズクラスの高性能・安全なソリューションを使用して、従来の仮想化ワークロードと最新アプリケーションの開発・導入を簡素化・加速することができます。
• 最新インフラでデータセンターを最適化
今日の企業や組織では、既存のリソースを最適化するために効率的かつコスト効率の高いワークロードとデータ管理プラットフォームが求められています。ネットアップはvSphereおよびvVolsの共同構築パートナーとして、ネットアップのファイルおよびブロックストレージ プラットフォームの主要なテクノロジを以下のように新たにサポートし、その機能を拡張します。
• vVolsをNVMe-oFと共に使用するための新しい認証とサポート。これによりFC、イーサネット、標準T
CP/IPネットワークなど複数のネットワーク トランスポート上で、ブロックストレージフラッシュのパ
フォーマンス向上と、より粒度の細かいVMストレージ管理が可能。
• NFS 4.1環境で仮想化ワークロードを実行する際の可用性とセキュリティを強化するための新しい統
合。このようにしてお客様は、既存のインフラへの投資を活用して、従来の仮想化ワークロードのパフ
ォーマンスを向上させることができるとともに、共同検証・サポートされたソリューションを通じて、
日々のIT運用を簡素化することができます。
アナリストとお客様からのコメント
調査会社IDC Cloud Data Management and CloudOpsリサーチディレクター Archana Venkatraman氏
「IDCの2021 Multicloud Surveyによると、10社のうち8社がマルチクラウド環境を運用していますが、そのほとんどが統合の欠如、管理の複雑さ、エンドツーエンドの可視性の欠如、限られたスキル、運用コストの高騰といった課題を挙げています。ヴイエムウェアとネットアップはこれらの課題に正面から取り組み、お客様が既存の投資を最大限に活用できるよう支援するとともに、ビジネスの必要に応じてワークロードをクラウドに移行するためのシンプルな経路を提供しています」
SAPグローバルクラウドサービス担当バイスプレジデント Ozren Kopajtic氏
「SAPのソリューションは、Fortune 2000企業の90%以上を含む世界の主要企業の多くに貢献しています。ネットアップとヴイエムウェアは、SAPのグローバルなパブリッククラウド プラットフォームの拡張性とパフォーマンス基盤を提供しています。そして何万もの仮想ボリュームと仮想マシンで30ペタバイト近い情報をサポートしています。これは両社のテクノロジを使った世界最大規模の導入です」
Be The Match 技術担当副社長 Rob Hanson氏
「Be The Matchは毎年、血液がんや血液疾患と闘う何千人もの患者とドナーをマッチングし、命を救う可能性のある移植ができるように支援を行っています。ネットアップとヴイエムウェアとのパートナーシップにより、当社のミッションにとって重要な原則である継続的なセキュリティと製品イノベーションへのコミットメントの恩恵を受けながら、2,000万件の記録を効率的に管理することができます。両社はデータ損失のリスクを低減しながら、データベースとストレージ管理チームの生産性を向上させています。これにより私たちは医師、医療従事者、ドナー、研究者のデータを集約し、計り知れない好影響を患者に与えることができます」
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。
NetApp、NetAppのロゴ、https://www.netapp.com/company/legal/trademarks/ に記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。
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