MBL、インドAgappe社にラテックス試薬製造技術を提供

(株)医学生物学研究所

 JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(本社:東京都港区、取締役社長:伊藤 浩毅、以下「MBL」)とAgappe Diagnostics Ltd.(本社:インド ケーララ州コチ、Managing Director: Thomas John、以下「Agappe」)は、ラテックス試薬製造に関する技術提供とIVD原料供給に関するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。

 Agappeはインドのトップレベルの診断薬メーカーであり、インド市場をリードしています。さらにアフリカなど新興国への展開を進めています。この契約に基づき、MBLはAgappeに対してラテックス免疫比濁試薬の製造技術を移管します。Agappeは、MBLからIVD原料を購入し、MBLの技術支援を受けながらラテックス試薬の製造を行います。Agappeはこれにより、インド国内でラテックス試薬を製造し、市場にマッチしたリーズナブルな価格と高品質を実現します。この試みは、診断精度を高めることで患者様に貢献し、加えて医療施設における診断の標準化を促進することによる顧客満足度の向上を目的としています。

 MBLの先進技術と原材料の供給により、Agappeはインドにおけるラテックス試薬分野のトップリーダーとして、更なる成長が期待されます。本契約を通じて、MBL及びAgappeは双方の市場競争力を強化し、人々の健康に貢献することを目指します。

本リリースに関するお問い合わせ:

株式会社医学生物学研究所

本社所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門二丁目ビル

電話 03-6684-6860(代表)

お問い合わせフォーム:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/

【Agappeについて】

Agappe Diagnostics Ltd.は、インドのケーララ州コチに本社を構える企業であり、90か国以上にサービスを提供し、70,000を超える顧客と500社以上の販売代理店を持つ体外診断薬(IVD)ソリューションのプロバイダーです。同社のプロダクトポートフォリオには、臨床化学、免疫化学、血液学、分子診断、および簡易迅速検査(POCT)領域における臨床検査薬があり、多様な医療ニーズに貢献しています。

【株式会社医学生物学研究所について】

 1969年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域・遺伝子診断領域のみならず、微生物検査領域にも事業を拡大して、臨床検査薬・機器及び基礎研究試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。

 臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。

【JSR株式会社について】

JSR株式会社は、半導体材料を含むデジタルソリューション事業とライフサイエンス事業を中心に技術力を強みとしてグローバルに事業を展開しながら、世界の先端産業に価値を提供するためのイノベーションを推進し、社会の課題に応える次世代事業の探索も推進しています。

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ビジネスカテゴリ
医薬・製薬
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会社概要

株式会社医学生物学研究所

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URL
https://www.mbl.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
港区芝大門2丁目11番8号 芝大門二丁目ビル
電話番号
03-6684-6860
代表者名
伊藤 浩毅
上場
未上場
資本金
44億8293万円
設立
1969年08月