【試合結果】「3150FIGHT vol.6」乱闘騒ぎの中川麦茶vs亀田京之介はドロー決着!西田凌佑はIBF世界バンタム級王座への挑戦権を獲得!
亀田和毅が10月7日(土)「3150FIGHT vol.7」に参戦を表明!重岡兄弟のダブル世界王座統一戦も!
IBF世界バンタム級挑戦者決定戦に出場した西田凌佑(六島)は、危なげない試合運びで相手に決定打を許さず、文句なしの判定勝ち。IBF世界バンタム級王座への挑戦権を獲得した。
但馬ミツロ(KWORLD3)は前日の記者会見で発した“1ラウンドKO宣言”通りの1ラウンドKO勝ち。期待のルーキー・政所椋(KWORLD3)は左フックで豪快に相手を2度倒して、デビュー以来2戦連続の1ラウンドTKO勝利を飾った。
その他、重岡優大、重岡銀次朗(ともにワタナベ)がリング上に登場し、10月7日(土)に開催する「3150FIGHT vol.7」に出場予定であることを発表、亀田興毅ファウンダーからは弟・亀田和毅(TMK)が、重岡兄弟と同じく10月7日、久々に「3150FIGHT」のリングに帰ってくることが発表された。
中川麦茶vs亀田京之介の“因縁対決”はドロー決着!
SNSでの挑発合戦、会見での乱闘騒ぎ、前日計量会見でのヒートアップ、試合前から数々の舌戦を繰り広げてきた中川麦茶と亀田京之介の“因縁対決”。会場が緊張感に包まれる中で開始された試合は、中川が長いリーチと独特のタイミングから繰り出すジャブを確実にヒットさせる形でスタート。それに対し亀田は、ジャブを上下に打ち分けて、得意の左フックをヒットさせるがダウンは奪えず。中盤になると、亀田がボディジャブ、右ストレート、右オーバーハンドをヒット。試合はお互いが牽制し合う展開の中、中川が仕掛けて、亀田が打ち終わりをカウンターで狙う展開が続いた。
ジャブで試合の流れを掴んだ中川と有効打で勝る亀田。試合は8ラウンドを終了しに判定に持ち込まれ、採点は、ジャッジ三者三様(77-75,75-77,76-76)のドロー決着となった。
試合後の中川麦茶は「自己採点は20点。自分が力み過ぎた。一発で倒そうとし過ぎてしいました。ボクシングは難しいですね」と話し、「意外と距離が長かった。(亀田京之介は)弱くはない選手です。正直、もっと弱いと思ってたんで。やりにくさがあって、自分が倒したい気持ちが強くて、力んでしまった」と、亀田と拳を交えた印象を語り、「ドローだったから、決着つけてもいいんじゃないかなという感じ。判定には納得しています」と今回の試合結果を冷静に受け止めた。
亀田京之介は、「まあ、判定では、(ジャッジ)1者が相手につけてたけど、ドローとは思わなかった。ジャブは当てられているけど、自分のダメージはない。(中川は)もっとパンチ力はあるかと思ったが、パンチ力は自分のほうがあったと思う。カウンターを合わせようとし過ぎて手数が減ってしまったし、距離も遠かった。悔しいところはあります。(中川が)再戦しようと言って来てくれたが、結果は分かりきってる。どうしてもというなら、やってもいい」と、試合後の心境を語った。
西田凌佑 鮮やかに完勝!世界王座挑戦権を獲得!
IBF世界バンタム級挑戦権切符をかけて、西田凌佑とクリスチャン・メディーナが対戦。試合はサウスポーの西田が持ち味のジャブを上下へと打ち分けながら、左ストレートをヒットさせる展開。メディナは得意の左フックで西田を攻め立てるが、抜群の距離感を見せた西田にクリーンヒットは当たらず。中盤にはメディーナが右フックを好打する場面も見られたが、終始試合を支配し続けたのは西田。ジャッジ三者が4ポイント~8ポイントの差をつける判定で、高度なテクニックを見せつけた西田が快勝。これで西田はIBF世界バンタム級王座への挑戦権を獲得した。
リング上での勝利者インタビューでは「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダーに、次戦、日本での世界戦開催を直訴。リングに上がってきた亀田ファウンダーが、西田の申し出を快諾した。
試合後の記者会見での西田は「メディーナは今までの相手で一番強かったけど、勝つことができて嬉しい。でも次に世界を取らないと意味がない。これからは気持ちを切り替えて頑張っていきます」と、早くも次戦に予定される世界戦に向けて気持ちを切り替えていた。
但馬ミツロ 宣言通りの1ラウンドKO勝ち!
ヘビー級8回戦でナコンチャイ・パンテーン(タイ)と対戦した但馬ミツロは、1ラウンド開始からガードを固めて前進。パンテーンのパンチをガードしながら見切ると、左ボディを中心に攻め立て、右アッパーから左ボディへのコンビネーションで最初のダウンを奪う。更に立ち上がったパンテーンに対しプレスをかけた但馬が、パンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。
前日計量後の会見では堂々と“1ラウンドKO宣言”をしていた但馬。その宣言通りの1ラウンドKO勝利となった。
政所椋はデビューから2戦連続1ラウンドKO勝ち!
“将来の世界王者候補”の呼び声高い政所椋(KWORLD3)は、タイの新鋭、ウィーラナット・クイウォンターン(タイ)相手にプレスをかけ続け、得意の左フックでダウンを奪うと、右ボディストレートからワンツー・左フックのコンビネーションを決めてレフェリーストップを呼び込み、6月のプロデビューから2戦連続1ラウンドTKO勝ちとなった。
TUBE・前田亘輝のパフォーマンスに会場大興奮!
試合の合間に行われたハーフタイムショーにはTUBEの前田亘輝が登場。1曲目にステージでバックダンサーを従えて夏の定番ソング「シーズン・イン・ザ・サン」を歌いあげると、2曲目「あー夏休み」の終盤にはリングに上がり、親交のある亀田史郎、亀田興毅、亀田大毅の亀田家の面々をリングに呼び込むと、一緒に歌いながら踊って最後を締め、会場は最高の盛り上がりを見せた。
10月7日(土)「3150FIGHT vol.7」で亀田和毅、重岡兄弟がそろい踏み!
セミファイナル前にリングに上がった重岡兄弟は、10月7日(土)に東京・大田区体育館で開催される「3150FIGHHT vol.7」にて、重岡優大がWBC世界ミニマム級王座統一戦、重岡銀次朗がIBF世界ミニマム級王座統一戦に揃って出場予定であることを自ら発表。
そして、メインイベント前には、場内に亀田和毅からのメッセージが流れ、10月7日の「3150FIGHT vol.7」で久々に「3150FIGHT」のリングに戻ってくることが明かされた。メッセージの後、亀田興毅ファウンダーがリングに上がり、改めて弟・亀田和毅の「3150FIGHT」参戦経緯を明かすと共に同大会への亀田和毅の出場を発表した。
「3150FIGHT vol.6」試合結果
・メインイベント 56㎏契約8回戦
中川麦茶(一力)△8回引き分け1-1(77-75,75-77,76-76)△亀田京之介(ハラダ)
・セミファイナル IBF世界バンタム級挑戦者決定戦12回戦
西田 凌祐(六島)○12回判定3-0(116-112,117-111,118-110)×クリスチャン・メディーナ(メキシコ)
・ヘビー級8回戦
但馬ミツロ(KWORLD3)◎1ラウンドTKO勝ち×ナコンチャイ・パンテーン(タイ)
・スーパーバンタム級8回戦
福永宇宙(黒潮)○8回判定3-0(77-75,77-75,78-74)×村井貴裕(名古屋大橋)
・65㎏契約6回戦
加藤亜礼史(折尾)○6回判定2-0(57-57,58-56,60-54)×福重 浩輝(KWORLD3)
・フェザー級6回戦
岡本 恭佑(HKスポーツ)◎5ラウンドTKO勝ち ×藤崎 美樹(KWORLD3)
・スーパーフライ級6回戦
政所 椋(KWORLD3)◎1ラウンドTKO勝ち ×ウィーラナット・クイウォンターン(タイ)
・ウェルター級8回戦
長濱 陸(石田)×8回判定0-3(74-76,74-76,73-77)○ジェアン・カルロス・トーレス(プエルトリコ)
9月3日(日)「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」詳細
「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」
■日時:2023年9月3日(日) 開場 15:00 開始予定 16:00
■会場:コンベックス岡山
岡山県岡山市北区大内田675 ※JR岡山駅からバスで約30分 JR倉敷駅より車で約25分
https://goo.gl/maps/jn8b44sYMqj57AMN6
■ABEMAにて全試合無料生中継
■チケット販売
ローソンチケットにて発売中
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=692285
■「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」岡山大会イベント詳細
https://www.3150fight.com/schedule/20/
10月7日(土)「3150FIGHT vol.7」詳細
「3150FIGHT vol.7」
■日時:2023年10月7日(土) 開場 12:00 開始予定 13:00
■会場:大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)
※JR蒲田駅東口徒歩15分
https://goo.gl/maps/qmkkuCjbgmphs28J9
■ABEMAにて全試合無料生中継
■チケット販売
ローソンチケットにて発売中
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=698957
■「3150FIGHT vol.7」イベント詳細
https://www.3150fight.com/schedule/21/
「3150FIGHT」とは
プロボクシング元世界三階級制覇王者 亀田興毅が立ち上げたプロボクシングイベント「3150FIGHT」(サイコーファイト)。そのコンセプトは、「最高のボクシング 再興へ」。
所属ジムに関わらず、全ての選手が出場できる“プラットフォーム”を目指し、ABEMAとタッグを組んでスタートした「3150FIGHT」では、全試合、全選手にスポットライトを当てることを掲げ、全試合が世界タイトルマッチ並みの会場演出の中で行われ、全試合がABEMAにて生中継される。
ボクサーにとってはこれ以上ない最高の舞台作りを掲げる「3150FIGHT」は、ファンやステークホルダーの全ての夢を一つにし、新時代のボクシングビジネスモデルとなることを目指している。
「3150FIGHT SURVIVAL」とは
「3150FIGHT SURVIVAL」(サイコーファイト サバイバル)は、ビッグイベント「3150FIGHT」への出場権をかけたサバイバルマッチ。全国の新進気鋭のボクサー達がこのイベントでしのぎを削り、自らをアピールできた者のみが「3150FIGHT」への出場権を手にできる。
「3150FIGHT SURVIVAL」が、選手にとってはチャンスを掴むための登竜門となり、ボクシングファンにとっては新たな才能との出会いの場となる。全国に眠る才能ある選手達を発掘し、ボクサー達は自らを世間にアピールする、未来のボクシング界の発展へと繋がる新機軸を目指している。
■公式サイト:https://www.3150fight.com
■公式Instagram:https://www.instagram.com/3150fight
■公式Twitter:https://twitter.com/3150Fight
■公式Youtube:https://www.youtube.com/@kameda3150channel
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